白浜日帰りツアー
車

2012年 9月1日

沈船
nabezoさん撮影

参加者:ひではる、あかね、nabezo、ほか1名

データ

気温29℃ 水温28-29℃ 透明度5-10m

台風15号、スゴかったですねぇ。
沖縄地方はもちろんのこと、和歌山方面もうねりで週の後半までボート出せない状況だったようです。
しかも台風禍の影響はモロ、透明度に表れて白濁り状態。
プラスアルファで近畿地方は上空の寒気の影響でゲリラ豪雨が毎日。
あかねさんも急なにわか雨にエラい目に遭ったそうです。
週間天気予報では曇り、そして前日の降水確率は50%→40%──雨は覚悟しました。
当日、とりあえず雨はまだ降っていなかったので傘は持たずピックアップへ──無事全員が集合する頃まではもってくれました。
そして白浜に向け出発、湾岸にのった途端、あたりが黒い雲に覆われだした瞬間、ゴロゴロゴロ雷
ついに来ました、雨。
このままずっと降り続くのか、と思いきや、関空道にかかる頃には雨もやみ青空がチラホラ。
現地に到着してみると晴天、ヤーリー。
今回全員が白浜初ということでDSの施設の案内と本日の流れをブリーフィング。
MIEKOさんから
「どこ行く〜?」
「沈船のリクエストがあるんで沈船は是非」
今回は他のショップさん1組だけの乗り合い。
エキジット後の待ち時間はそれほどないな。
車に乗り合いで港へ。
円月島の周辺の道路には観光客が車を停めて写メしまくってます。
硫黄の臭いがキツくなったことで港に到着したことがわかります。
今回は港の一番端に係留された船が私たちの乗る船です。
普段は船の前に器材を置いてくれているのですが
──器材が置かれたときにはまだ船が着いていなかったため──
器材を各自持ってもらっての移動。
船の前で器材のセッティングし残圧チェック。
さぁ出発しましょか。

船窓から1
nabezoさん撮影
1本目「沈船」。
同船の方のリクエストで決定。
朝一の方が人濁りするまえだから、そのほうがいいかぁ。
ちょうど先客がダイビング終了してブイを外すところだったのでそれを待ってのブイ取りです。
エンジンが停止してから、ココロの準備の出来た人から器材を装着、順番にエントリー。
水面から沈船のデッキが見えます。
そしてゆっくりデッキの下りたところで、"OK"。
全員から"OK"。
移動開始です。
すぐに眼の前にはキャビンを覆いつくすようにキンメモドキの大群、その後ろにクロホシイシモチの群れ。
まずは船室に入って記念撮影。
船窓には金色のカーテンがひかれています。
そのあと、船室から出て時計回りに移動開始。
ミノカサゴ、ハナミノカサゴがヒレを広げ優雅さを醸し出しています。
右舷側にぎっしりと立ち昇るかのごとくキンメの大群を見やりながら、船尾へ。
船尾は水底との隙がありそこもクロホシイシモチの住処、その中に大きなコロダイ数尾がホンソメワケベラにクリーニングしてもらっています。
ペラの隙間にクエがこちらを伺うようにじっとしてるんですが、目線は隠れても嘴は隠さず、で居場所を教えてくれています。
ぐるーり沈船を2周してのんびりダイビングを楽しみました。
安全停止中にはイワシの群れに囲われ陽の光を浴びて銀色のカーテンに囲まれました。
するとそれを目掛けてカンパチ2尾がアタックするをみることが出来ました。

船窓から2
nabezoさん撮影
DSに戻って昼食を兼ねた休憩です。
休憩場所がちょうどログハウスの窓際のカウンターだったので、目の前でオープン講習が行われていて、それを見学しながら昼食です。
「こんなのあったなぁ。」「あっ、そうするんだったっけ」
キツい陽射しの中、講習を受ける講習生をネタに風通しのいいログハウスで寛ぐ私たち。
2本目「北の根」
「千石」をリクエストしましたが、「流れてるからムリ」と船長から言われコチラに。
1本目よりも白濁りがキツくブイの取り付けられている根が見えたきたのは、水深10m。
水底で集合して、北の根へ。
アーチにはスカシテンジクダイがいて差し込む光にいいカンジです。
そこから2周ほど根を周って南の根へ行こうとコンパスを見るとアレ、固まっとる。
ナンボ叩いてもウンともスンとも云わずロックしっぱなし。
この透明度ではナチュナビとはいかず、nabezoさんにチョイチョイと手招きしてコンパスを借りて方角を出してブイの根へ辿りつきました。
──水中で何があるか分かりません、こういうときのためのバディシステム──
コンパスの不調もあって南の根へ行くことを断念。
この辺で散策し、長めの安全停止をしてダイビングを終了しました。
いい天気なのでもちろん、露天風呂。
高台にあるので風が抜けてキモチいい〜。
帰りにとれとれ市場に寄ってみなさん今晩の晩酌のアテを仕入れて帰りました。

ほか見た生物:ウツボ、カサゴ、ミノカサゴ、ハナミノカサゴ、クエ、オオモンハタ、アオブダイ、コロダイ、ヒメジ、マゴチ、チョウチョウウオ、マアジ、オキゴンベ、クマノミ、イラ、ブダイ、シマウミスズメ、イシダイ、ミギマキ、ブダイ、キンギョハナダイ、シラコダイ、オトヒメエビ、サンゴガニ
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