日高日帰りツアー

2013年 9月8日

日高ダイビングセンター

参加者:ひではる、とらさん

データ

気温26℃ 水温25℃ 透明度5-8m

じつは、この日は越前の玄達瀬に行く予定でした。
ところが、台風17号が週末日本を縦断するんじゃないか?と思われほぼ絶望視していたところ、四国に上陸したとたん、霧散してしまいこれで台風の影響もなくなり、波浪予報もめっきり1.0m以下と玄達に行ける感、更に高ぶって行くばかり。
前日にDSに確認の電話したら
「雨は問題ないのですが、秋雨前線の影響で風が強く、波は1mほどですが、風波で波が1.5mを超えそうです。なのでボートは出港できません。」
ガーーーン。
てっきり行けるものとばかり思っていただけにショック大。
仕方なく、参加者に中止のメール。
時期も時期だけに来年リベンジするしかない、です。
ってことで、家のトイレ修繕も終わったことだし、買い物がてら、コーナンへ。
コーナンに向かってチャリンコをこぎながら、空を見上げると「日本海は荒れるけど、太平洋側は行けるんちゃうん?」と。
一昨日、日高ダイビングセンターの川西さんから「いつ来てくれる?」のメッセージが来ていたのを思い出し、急遽とらさんに「日高に下見に行きませんか?」をメール。
すぐさま、承諾メールが返ってきたのでスマホで日高ダイビングセンターのWEBページを表示させて電話番号を調べて予約の電話をしました。
白崎のすぐそば、なのでゆっくりできるのですが、初めてのところで道迷ってもいけないので少し早めに行くことにしました。
ザラカイメンのクロイシモチ
当日AM5:15に起きてテレビをつけるとほとんどのチャンネルが「2020年夏期オリンピック東京開催」が決まった直後で、決定した瞬間を何度も何度も繰り返し放送しています。前日からこの特番を見ていたら、その熱狂ぶりについていけるんだろうけど、起きたてのテンションでは、ついていけねぇ。
それはさておき、AM6:30にとらさんをピックアップするため、車に乗り込んだところ、あ”、ケイタイ忘れた。
家に取りにかえったため、3分ほど遅れてピックアップ。
途中、雨がけっこう降りましたが、南へ下るにつれ小雨に。
入路の交差点を左折して港にでると、大きなフェリーが2隻ドッグ入りしています。フェリーを横目に見ながら行くと一隻は見覚えのあるマーク。
小学校の時に社会見学で船内見学をしたサンフラワーです。
そこから、山道を10分ほど走ったら、拓けて「くろしおの湯」の看板がありその敷地内の建物が、日高ダビングセンターです。
ちょうど駐車場についたところ、倉田さんがガラス越しに挨拶してくださいました。
車を留めてお店前に置いてあるテーブルでいつもの朝食です。
食べていると、川西さんが愛車のポルシェ(自称)でご出勤。
川西さん「こんなに早く来てくれるとは。出港は10時や言うのに、まだ8時過ぎですよ。」
私「なんかあったらいけないので。」
川西さん「そんなんあれへん。」
川西さんに施設をぐるっと案内してもらいました。
オープンまでの短い期間でウッドテラスやタンクチャージ室を自分たちで作り上げた苦労は並大抵のことではないです>(_ _)<。
ここの海のコンディションやらビーチダイビングのポイントなど教えていただきました。
色とりどりのイソギンチャク
そうこうしてる間に同船するショップさんが到着されたので、器材を軽トラックに積み込んで、2階の温泉施設で着替えて用意万端。
ウェットを腰まで着て、港までみんなでてくてく。。。
ボートはもともと白崎で活躍していたものでダイバー仕様。
ボートの係留されてる場所もスロープで潮の干満にあわせられるので乗降しやすい。
唯一、ボートを係留するためのフックがいたるとこにあるので、けつまずかないよう気つけないと^^;。
スロープで器材のセッティングをして積み込み、さぁ出発です。
1本目「ミジン畑」
出港して5分もかからない程度でポイントに到着。
エントリーすると、いい色。
ブイごしに伸びるラインが見えない。
ずーーーーーっと近づいて3m前まできてようやく確認できました。
ライン伝いに水底までくると、見渡す限り(見える範囲ですが、)砂地。
砂を巻き上げないように、BCにエアを入れて中性浮力を確保。
とらさんが降りてくるのを待ってもなかなか見当たらない。
心配になって水面まで戻ってみてもいない。
再び水中で待ってるとようやく会えました。
川西さんの言うとおり、ミジンがいっぱい、ってわけではなく教えてもらったミジンの居場所を探すもその目印が見当たらない。
ミジン
しかし、いました、ミジンのペアを発見!
しかも1尾はずっと砂地でじっとしてるし〜。
どんだけ、落ち着いとるねん。
徐々に潮が流れはじめてなま暖かい水が心地よい。
スナイソギンチャクについた、オドリカクレエビもこれほど寄れるのかというぐらいに自由。イマドキのデジカメなら目ん玉だけでも撮れるのかも?
カメラを持ってきていないとらさんが手持ちぶたさにしてるのであがるのを提案。
ゆっくりと安全停止してからエキジットしました。
ボートに上がってから、とらさんが「水中でダークバスター本体がフックから外れロストして、そのあとはライトもないから、することなかったんですわぁ。」
なるほど、水中で なかなか出会えんかったのは、ライト探してたんだぁ。
川西さんが「ちょうど欲しかってん。こんどチャージャーも送っといてな。」
サービスに戻って、昼食です。
昼食のあと、ツアー詳細ページ用に施設をまわって写真撮影。
テーブルに戻って、ダイビングの現状についてプチ討論。あっと言う間に時間は過ぎ、次のダイビングです。
再び、港までてくてく。。。
ダークバスターと手にとらさん
2本目「ミジン畑」
とらさんのライト捜索とスナイソギンチャクをメインに。
エントリーすると朝の流れのおかげか、かなり抜けが良くなってきています。
ブイのラインを見ながら、ゆっくり潜降していくと、水底になにやら筒のようなものがそそり立っています。
それを目標に一気に下降。
1本目にとらさんがなくしたダークバスターでした。
レンズキャップをした状態でやはり2時間以上経ってますから、もちろんライトは消えとります。
とらさんと合流するまでもっていましたが、取ッ手のついてないライトはただただお荷物。
とらさんが潜降してきたところで無用の長物を持ち主に返却。
身軽になったところで、スナイソギンチャクへ。
黄色やオレンジ、先が紫のやらあって、そこにオドリカクレエビは元気良く跳ねています。
水中では倉田さんが縦横無尽にテープを張ってポイントの整備をしています。
あとは、ミジンたちを探しながら、のんびりと過ごしました。
エアもかなり残っていましたが、デカいダークバスター本体を持ったまんまのとらさんでは身動き取り難いので早めにダイビング終了しました。
DSに戻って器材を洗い、D施設の2Fにある温泉へ。
小さいながらも露天風呂もあり、なんと言ってもジェット風呂──泡がキツくて手すりを持っていないと踏みとどまれないほど。
帰るころには、夕日がキレイに出ています。
DSを出たのが、15時半、帰阪したのは17時。
こんだけ近く行けるダイビングスポット、いかがですか?

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