田辺日帰りツアー
車

2014年 7月12日

参加者:ひではる、keiko、エリー、misako

データ

気温31℃ 水温23-25℃ 透明度3-10m

先週できた、台風8月(ノグリー)。
まさかまさかの本州にくるとは(?_?)
台風の予想経路をみると、ほぼヤバい、7月に本州直撃するのは45年ぶりだそうな。
週始めには、もう今日のツアーは絶望てきだなぁ、と内心諦めモードに入っていました。
そのあとにニュースで流される、沖縄本島の被害の大きさ。
しばらくは台風の影響でうねりと波が高い状態が続くのやら、とふと波浪予想を見るとツアー当日のAM9時の和歌山はというと、「1.00~1.5m」。
何ですと !
アレッ、もしかするともしかするぞぉ。
すかさず、Facebookにその情報をシェア。
参加予定の方の諦めモードを払拭せねば。
メールでも「台風の進路次第によりますが、、、」と前置きしつつ、ツアー開催の可能性有りを示唆。
そして、近畿地方にもっとも近づいた頃の大阪の天気は、というと晴れ、てるじゃん。
これでますますツアー決行になりそう。
そして前日の電話確認。
DS「今日、波が高くて海の状況確認できてないやけど、どうする?」
私「行きます、お願いします。」
即、参加者全員に決行メールを送信。
キイロウミウシ
蒸し暑い暗闇の中、起床。
ピックアップに向かうため、近畿道へ。
料金所を通過した際、ETCの音声が「510円利用しました。」
え”ーーっ、値上げしてるぅ。
先月まで350円やったのにぃ。
ナビの画面に「7月より高速料金が改定されました。」の文字。
そぅやった、休日割引がなくなったんや(T_T)。
この値上げは今後の高速の使い方、考えなぁ、アカンわぁ。
出だしは時間が押し気味でしたが、全員揃ったところでなぜか余裕をもっての出発となりました。
少し時間が早いせいか、車の混み具合もいささかマシなような。
湾岸を下っていると、南行きの追い越し車線でカラーコーンを並べ初めています。
この時間だから混まないけど、これから混むんだろうなぁとつぶやきながら順調に進んでいきました。
そのあとも何の問題もなく、早く着いたので、天神崎ビーチへ。
「田辺のビーチポイントであり、日本のナショナルトラスト運動発祥の地で....」と講釈タレながらUターンしてDSに到着。
器材を降ろして休憩、と思ったら皆タンクを用意してセッティング。
今日はやることなすこと早いっす。
セッティングできた器材を軽トラックに積んでOK。
やっとDSで昼食兼休憩です。
それから他のショップさんも到着されて今日おこなう講習の流れの説明。
それが終わってからのセッティングっちゅうことで先にウェットを着てしまった私たちは少し熱中症(?)気味でした。

キンメモドキ
1本目「ショウガセ」
台風明けで海の状況がわからないので、外にでて海の色、うねりを見てポイントを決めるということで出港。
港を出た途端、波はないものの、先週までとは比べられない緑色。
予想できていたので想定内。
ポイントに着くとまだボートがない、さすが嵐のあとだけあって、混んでない。
アンカリングが済むまでにブリーフィング──透明度が期待できないので、必ずアンカーラインを使って潜降するように。
準備ができた人から順にエントリー。
着水して水中でボートのほうを見ても見えない──もちろん、アンカーラインは。
ボートに近づいてボート沿いを泳ぎながら2-3m手前にきてようやくアンカーラインが見えてきました。
水深10mほど潜ったところで根が広がって見えてきました。
これぐらいの透明度ならイケるかも?
根を西に向かって泳ぎ、潜降のサイン。
下りだすと、完全に暗黒の世界。
全員が下に来るまでに手間取り、少し流されてしまい、透明度1mほどの海底で下りてきた根が探せない。
変に動いてよけい外れてしまうのが恐いので、ココから浮上することに。
ゆっくり水深を上げていくも視認できるものがなくけっこう上がったかと思いきやまだ30mと、浮上するのに長く感じられるものです。
なんとか無事海面に到達。
こういうときのボートが遠く感じられること。
水面移動をみっちり練習することに<(_ _)>。


港に戻ってタンク交換。
1本目で圧平衡が上手くできなかったエリーさんは大事をとってリタイヤ。
シャワーを浴びて昼食です。
食後のキャンディで「金のミルク」が好評でした。
ゆっくりめの休憩のあと、ウェットに着替えて出港です。
もうこの暑さで濡れたウェットも即乾きです。

サラサゴンベ
2本目「南部出し」
港を出ると、水の色も少しマシになったような。
昼から風が出てきたので少し風波が。
ポイントにつき、マスクを濯いで準備開始。
順番にエントリー。
エントリーすると幾分か見えるようになり根が確認できますが、ブイのロープは全く。
根を確認しながら、定置ブイが設置されている場所へ。
全員が揃ったところで水路を抜けて砂地方面へいく予定でしたが、他のグループと重ならないよう根を時計回りに移動。
教えてもらっていたジョーの居場所に行くも、住居はありましたが、当のジョーくんはお出かけのようで見あたりませんでした。
そのあとネジリンボウねらいで砂地を行くもトラギスばかり。
諦めて、根の周りをまわることに。
根の周りには大きめのイサキたちが縦横無尽に行ったり来たり。
そして水路へ。
キンメモドキがうじゃうじゃ。
その奥にミノカサゴと。
そこを抜けて岩場の隙間をみるとオオスジイシモチの口の中が金ピカぴん──口をパクパクしなくても卵が見えるほど。
台風のあとでも自然の育みを垣間見れたダイビングとなりました。

イサキ
港に戻って器材を洗い、水気切り。
温泉に行くと、露天風呂が風がキツめで浸かるにはちょうど良い。
帰りのSAでソフトクリームを食べるため、DSに戻ってログつけ。
車に器材を詰め込んで、keikoさんのリクエストでDS近くの「パン工房 KAWA」へ。
美味しそうなパンがズラリ。
その中でも晩飯に「紀州梅バーガー」と数点買いました──梅のあっさり感にチキンカツが美味かったぁ──。
このあと紀ノ川SAで毎度のごとくソフトクリームを食べて帰りました。
朝の予想通り湾岸線の南行きはエゲつないほど渋滞しておりました。
台風直後で透明度は、....でしたが、それほど海も荒れることもなく良かったです。
天気もうだるような暑さ、これも日ごろのおこない、かな。
リクエストがあれば、帰りに「パン工房KAWA」に寄りますので当日お申し付け下さいませ。

その他の生物:ミノカサゴ、ウツボ、タカノハダイ、ミギマキ、カサゴ、ウミスズメ、シマウミスズメ、クマノミ、チョウチョウウオ、シラコダイ、キハッソク、オキゴンベ、スズメダイ、ミツボシクロスズメダイ、キンギョハナダイ、イサキ、キンメモドキ、ブダイ、ソラスズメ、ハコフグ、アカハタ、 ニザダイ、カワハギ、クロホシイシモチ、ホンソメワケベラ、オトヒメエビ、イセエビ、キイロウミウシ

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