ネンブツダイ
kneeさん撮影
私ごとで申し訳ございませんが、先週末に大ケガがしていまいました。
ケガした翌日は歩くことさえままならず、まして器材を背負えるかどうか?と思いましたが整骨院でマッサージを受け単なる打撲でしょう、ってことで高を括っていました。
そのため翌々日にはもう海に。
ロキソニン飲んでたこともあり、イタイながらも潜れたことで変に自信を持ち、2日間体験三昧。
おかげで腰は疲弊しまくり。
毎日整骨院でアイシング、マッサージに通っていましたが、1週間経っても熱、腫れともひかないなので、ゼッタイ折れてるなぁ、と。
試しに整形外科へ。
ジャジャーーン、折れてました──第一腰椎棘状突起骨折。
Dr.曰く「一生引っ付くことないし、別に必要のない部分やから、痛みが取れたら大丈夫。」
ただ、今後便や尿に異常があったらスグ来るように、って。
一歩間違えば、腹膜炎や腎臓損傷の危険もあったそうで不幸中の幸い、ってこのことだなぁと実感。
整骨院では、「くれぐれも安静に」と注意を受ける始末。
これから折れた骨と仲良くつきあっていかねば。
ブログで報告──あんまり無理できないんでご協力ヨロシクって意味で。
台風14号もウマいこと西へ行ってくれたので波浪予報でもそれほど波がないのでてっきり行けると思っていました。
で前日の19時にDSに確認の電話。
プルルルル・・・、鳴れども応答なし。
もしや、と思い何度かかけたものの繋がらず。
すると、DSからかかってきました。
「うねりが底の方まであっていけるかどうか。またあとで電話するね。」
それから「やっぱり明日無理やわ。」
ガーーーンっ。
アオリイカの卵
kneeさん撮影
1週間ほど前にkneeさんから「田辺キャンセルになっても日高で良いので開催を。」というメールをいただいていたので即日高ダイビングセンターに連絡。
私「急なお願いで申し訳ないのですが、明日最低3名ボートいけますか?」
日高DS「大丈夫ですよ。」
私「ありがとうございます。」
ということで、急遽、日高日帰りツアーに鞍替え。
報道ステーションの途中で就寝。
寝苦しいのと背中が熱いので起床時間よりも早く目が覚めてしまいました。
暗闇の中、出発。
少し余裕めに出たのでゆっくり走ってもkneeさん家には5分前に到着──kneeさん家に定刻通り着いたことがありませんm(_ _)m。
さすが、お盆──車が多い。
トイレ休憩で紀ノ川SAに寄りましたが、ほぼ満車状態。
今日は日高でよかった(^_^)。
高速を走ってると「有田南IC-広川IC 渋滞3Km」の標示。
ってことで有田ICで下りてR42で。
途中、コンビニに寄って昼飯を仕入れて、DSまであともうすぐ。
トライアル
DSに着くとオッチャンたちが駐車場の整理をされていました。
そう、海水浴シーズンに初めてきてビックリ。
いつも停めている駐車場は満杯。
オッチャンに「ダイビングで来ました」と告げると「ダイビングの人らはあっち、スロープ上がったほうの駐車場へ。」 ──よかった、停めるトコあって。
駐車場に停めて器材を港へ運べるようにまとめて置いてあった軽トラックに積み込み、ウェットスーツ類はハンガーのかけてある通路に。
DSに行くと那津井さんが、忙しく机、イスを移動中。
「スミマセン、急な申し込みして。」
那津井さん「大丈夫です。今朝急遽追加になったところもありますから。」
いつもいつもご好意に甘えさせていただいておりますm(_ _)m。
昨日の段階ではボートは私たちのみでしたが、他のショップさんも乗ることになって今日4便出る予定です。
那津井さんから最近のポイント情報を教えていただき、ポイントを決定。
温泉の脱衣場で着替えて準備万端。
出港30分前にウェットに着替え、港までてくてく。
港に着くとタンクと器材が用意されてあり、それらをボートに積んで器材のセッティング。
トライアルの器材は初下ろし──ってことで同じメーカーの器材を持つkneeさんと私で器材の説明およびセッティング。
マツカサウオ
kneeさん撮影
1本目「小杭崎」
田辺は波でクローズですが、日高はベタ凪。
沖の島には白波がたっているのが見えます。
ポイントに到着し、器材を装着。
準備のできた人からエントリー。
底は見えないまでも、水面はまあまあ抜けています。
ゆっくり潜降して集合。
根の下はうねりの影響からかどっと抜けが悪く、みそ汁。
なるべく離れないようにして移動開始。
キサンゴカクレエビやマツカサウオを観察して根を回ってるとアジ、ネンブツダイの群が頻繁に通っていきます。
根の上ではイトヒキベラが婚姻色バリバリでキレイ。
アオヤガラが対で泳いでいます。
透明度が悪いせいか、逃げないんでよねぇ。
このあと根の上でのんびり過ごしました。
それまで背中に痛みを感じなかったのですが、ボートにあがる際、重力の世界に帰ってきたことを背中で実感できました(^_^;)。
イラ
kneeさん撮影
港に戻って器材一式をおろしてタンク交換。 
残圧をチェックしたら、器材をまとめてDSへ。
シャワーで塩を落として、着替えて昼食です。
海に来てコンビニ弁当食べるの、いつぶりだろう──沖縄のシーサー以来か?
小一時間の休憩ののち、2本目に向けてウェットに着替え。
ウェットを着るともう熱中症になるか、というぐらいの蒸し暑さ。
即行、冷水シャワーを浴びてクールダウン。
ボチボチ、港まで移動開始。
ちょうど講習で倉田さんもビーチに向かうトコでして、倉田さん「こっち、ショートカットしたら?」
私「足下悪いと背中にヒビくんでまっすぐ行きますm(_ _)m。」
手前の入り口からだとスロープを横に突っ切るかたちなのでちょっとした段差で転けるそうな気がして。
港に着くと先の便の方々が戻られたところで良いタイミングでした。
ミジン
kneeさん撮影
2本目「ミジン畑」
器材を積み込み出港です。
さきほどのポイントより近いのであっという間。
準備のできた人からエントリー。
するとこちらの方がやはりニゴリが悪め。
ゆっくり潜降し、全員が揃ったところで移動開始。
するとアオハタ、去年よりもデカくなってます。
しかし、写真を撮らせてもらえず(*_*)。
このあと教えてもらったミジンのもとへ。
抜けの良さにライトを頼りに付いてきてもらうのみ──ゆーっくり移動。
ミジンの集落に到着。
しばしマイ・ミジンで観察。
マダコも瓶に入っているのですが、最初目が合ったのですが、そのあと目さえ何処にあるやわからへんほどに底にへばりついてシルエットしか確認できません。
そのあと、去年ウミテングがいた場所に行きましたが、全く。
底の方はうねりの影響からか少し左右に振られるカンジでよけいに透明度が落ちていって、もう魚を探せるほどではないほど。
泳ぎ回った結果、安全停止をギリギリ終了することができました。
DSに戻って器材を洗い水気を切って干してる間に温泉へ。
海水客も多いので露天風呂はほんの1分ほどで退散。
DSでログ付けをして器材を片づけしてるころに講習していた人たちがどどっと。
ボートが早めで良かった。
さすが日高、このあと帰りは渋滞もなく18時には帰阪しました。
shiroさんの情報で市内は大雨だったそうですが、ほとんど降られることもなく、おかげで洗車後の拭きあげ、キッチリしました。
ほか見た生物:ネンブツダイ、スズメダイ、トラギス、ヒメジ、カワハギ、ウミスズメ、マゴチ、ダテハゼ、オオモンハタ、ブダイ、コロダイ、カサゴ、オトヒメエビ、キサンゴカクレエビ、アオヤガラ、ヒラメほか。

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