潜降
やっしーさん撮影
10月の連休も終了するとこんなにも季節がガラッと変わるのかというほど冷えてきました。
先週はTシャツ一枚でも暑いぐらい、だったのに秋雨前線の停滞とともに秋が深まってきた証拠ですね。
当初、arakiさん含め2名の参加でしたが、仕事の都合でキャンセルになり、arakiさんだけになったことで、arakiさんからメールが。
「私一人だけだったら、中止にしてもらっても良いですよ。」
なんと殊勝なお言葉。
私「arakiさんお一人でもツアーは開催します。」
お一人であろうとも、”潜りたい”という気持ちを大事にしたい。──それが、ダイバーズ・ハイの理念。
arakiさんにとっては昨年来、今年初ですので。
週間天気予報で織り込み済みの雨。
でも海況的には行けそうなので一安心──今年arakiさんは2度の海況悪化による中止に見舞われました。
3日前にやっしーさんから「あいにくの天気のようですが、飛び入り参加します」のご連絡。
ありがとうございます。
DSに予約の連絡を下際、1便目をお願いしたところ、「続けて行かれますか?」
「はい、お願いします。」
天気も悪いようっだし、早めにダイビングを終わらせた方が得策かと。
── 私事ですが、ツアー翌日に仕事が入っていて、早めに帰阪したい、という想いもありました。
潜降
やっしーさん撮影
当日の朝、前日から降り続いた雨で路面はビッショリ。
所々に水溜りができています。
定刻通りにarakiさんが集合されて私の車で出発。
この時間なので混むこともなくのんびりペースで走れます。
高速を走り切り、バックミラーを見るとやっしーさんの車が真後ろに。
arakiさんとしゃべりながらだったので、いつのまに。
私たちは道の駅に寄ってトイレ休憩、やっしーさんは先に。
このあとコンビニに寄って朝食を調達して、DSへ。
ちょうど、やっしーさんが荷物を降ろし終えて駐車場に車を移動するところでした。
私たちも器材を下ろして、用意してくださったタンクでセッティング。
手慣れたものでパッパッと組んで軽トラックに積み込み。
それからお店に入って昼食を食べて、着替え。
ウェットを先に着ておいたほうが良さげなので着込んで待機。
船長から「1本目はワールドマリンといっしょや。知ってる?」
ハイ、よく存じ上げてます。先々週も田辺で同船でしたし。
てなことで、ワールドマリンさんも到着されました。
用意が先にできていた私たちを先に港に送ってもらって乗船。
このあと、ワールドマリンさんも到着されて出港です。
潜降
やっしーさん撮影
1本目「住崎」
湾内No.1人気のスポットです。
最近、キンメモドキの群れがエゲツないらしく、ココに。
準備ができた人からエントリー。
入ってみると曇り空もあって、少し暗め。
下で集合して、先に押さえておくものは押さえておかないと。
今日もドリーはフォトジェニックです。
しばしの撮影会のあと、キンメ目指して移動開始。
コンパスを頼りにひたすら直進。
しかし、行けども行けども当たらず、ついに水深6mの浅場まで来てしまった。
あっちゃ~、根を外してしまったようで、魚もニザダイ、ブダイ、イラが通る程度。
仕方なく戻ることに。
すると、根から水面にかけて、アイゴの大群。
この暗さも手伝って、ほぼ真っ黒な集団。
だれもカメラを構えることもなく、やり過ごしました。
イソギンチャクに小さなミツボシ、クマノミばかり。
その中にアカホシカクレエビの大小合わせて4匹ほど。
根ごとにやたらアオブダイがいてました。
キンメを探せず意気消沈状態でエントリーポイントまで戻り、安全停止。
エキジットしたところ、船長から「どうやった?」
「スミマセン、根はずしました~(*_*;」
そのあと、上がってきたワールドマリンのお客さんたちが「あの群れスゴかったねぇ」
ワールドマリンの安村さんにその場所を教えていただきました。
基準にする根が違うかったようでした。
港に戻って、トイレ休憩のためDSへ。
私たちが見過ごしたことを聞いた中村さんがポイントマップを描いて下って、教えていただきました。
で、次に潜るポイントはもちろん「住崎」です。
今度は外さないように、イメトレをして、再び港へ。
少し、日差しが出てきたようです。
ボートに乗り込んで新しいタンクでセッティング。
残圧を確認したら、バルブを閉めて寝かして出発です。
インターバルも1時間以上になりました。
潜降
2本目「住崎」
リベンジ、もちろんキンメ狙いです。
エビ根のブイのほうが空いてなかったので、ひとまず本根のブイを取りました。
エビ根のほうの船がエキジットがそろそろ終わりそうなので、エビ根のブイに移動。
ではでは、エントリー。
すこしだけ日差しがあるせいか、透明度も少しマシです。
下で集合して移動開始。
ドーリーのところにはやはり、人だかりです。
根を3つ越えて、キンメのほうにコンパスを向けて、っと。
一瞬外しかけましたが、いました、いました。
キンメモドキの群れ。
赤いのと黒いアザハタも縄張りをパトロールするかのように右往左往。
岩場ギリギリを泳ぐので、キンメとのコラボがうまく撮れません。
いつも底を這うようなダイビングをされるarakiさんが今回は、中層というよりは水面近くに。
何を見てるのか、と見るとキビナゴの大群。
そして、カンパチやアオヤガラが回遊。
その光景はカオス。
こんなに根の周りにアオヤガラのデカいのが集まってます。
目の前に拡がるダイナミックな映像は、見ごたえあります。
あとは近くの根を散策。
上を見上げると真上に私たちのボート。
今さらエントリーポイントまで戻るのはメンド―なのでここで安全停止。
水深は浅いですが、インターバルが短いので窒素が溜まってるのでのんびりと。
いやーっ、キンメにキビナゴはスゴかったなぁ。
潜降
やっしーさん撮影
港に戻って器材をおろして、DSへ。
あとから器材も軽トラで戻ってきたので水洗いし、水気切り。
とっととシャワーを浴びて着替えをして、昼ご飯、といきたかったのですが、弁当がまだ到着してないので先にログ付け。
終わったころに弁当が到着。
このあと、ダイビングを控えている人たちは急き立てるようにお弁当を食べていました。
私たちはのんびりいただきました。
その人たちがダイビングに向かった頃合いで干していた器材を取り込んで車に積み込み。
ちょうど片付けたころに雨がパラパラと。
DSを出発したのは、13時過ぎ。
早い出発で渋滞もなく快適、岸和田SAでは岸和田限定みかんパンもゲット。
人気の理由がわかる、美味しさでした。
大阪に着いたのは16時過ぎ── 串本でこんな早いのは初めて。
串本アーリーダイビングも有ーりー、だな。(笑止)


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