キイロウミウシ
やっしーさん撮影
1か月ぶりのホーム。
このところ、和歌山の海は海況さえよければ、黒潮の恩恵を受けて良いみたい。
まあ先月の透明度を考えれば、よほどのことがない限り、マシになるのは必至。
前日の電話確認し、参加者へ決行メール。
──仕事のためメールするタイミングが遅れて申し訳ないです。
明日の用意をして就寝。
当日の朝、ピックアップのため出発しましたが、やけに大型のトレーラーやらダンプが多いような。
2車線で並ばれると進めない、、、、。
おかげで少し予定時刻を超過しましたが、なんとか高速でその遅れを取り戻して現地に到着。
最近は、港にタンクがあることから、さきに器材のセッティングです。
それからDSに車を回して、荷物を降ろしてるときにやっしーさんも到着。
いっしょに港に車を駐車しにいって、やっしーさんも器材セッティング完了。
ウェイトベルトの用意もして朝食をかねて休憩です。
今日はDS内は講習やボートダイビングの人たちで賑やか。
入りきれず、外のパラソルで休憩するショップもいるほど。
私たちはなんとか先に着いてたので免れました(;^_^A。
社長から「深場のほうは透明度が悪いみたいなんで、浅めのポイントにしよか?」
ハイっ。
ボートダイビングするグループが揃ったことから、早めに出港することに。

イセエビ
misakoさん撮影
1本目「南部出し」
出港して沖に出ると先月とは明らか水の色が違います。
朝一に浅場のポイントだけあって、ポイントには他のボートもありません。
ブイのロープを取って係留すると、水面からじゅうぶん根が確認できます。
では、準備のできた人からエントリー開始です。
浮遊物があるものの、日差しが入って、よく見えます。
下で全員がいるのを確認して移動を開始。
水路を通りたかったのですが、他のグループがいたので、エントリー地点から根を時計回りに移動を開始。
スリバチカイメンにカサゴがのんびり休憩中。
岩場にはスジアラが群れていました。
ゆっくりと砂地方面に出ると、イソギンチャクから元気よくクマノミが出てきて威嚇。
その中にカザリイソギンチャクエビが。
ネジリンボウを捜索するも、見当たらず根のほうへ。

潜降
やっしーさん撮影
あとは、根のまわりを散策。
アジやタカベの群れが陽を照らされてキレイです。
いっぽう、岩場にはイセエビの巣窟やサザナミヤッコを見たり、イタチウオの尾っぽを引っ張てみたりと、皆楽しんでいました。
必要ないのですが、念のため安全停止。
タイチさんは、中性浮力バッチリにホバリング、あかねさんは安全停止バーに逆立ち状態とやりたい放題でした。
エキジットすると、少し風があってウェットは脱がない方が良いカンジでした。
港にもどって、先にタンク交換。
残圧を確認して、バルブを締めてセッ完了。
DSに戻って、シャワーを浴びてウェットも脱いどこ。
弁当とmisakoさんがようしてくれたみそ汁でお昼ご飯です。
あとmisakoさんから差し入れの和菓子もいただいて、お腹いっぱいになり、今日は寝不足の人が多いのか、お昼寝タイム。
時間になったので、ウェットに着替え用意開始。
少し早く着替えたせいか、暑い。
さきに港へ行って乗り込みました。

アオリイカ
やっしーさん撮影
2本目「アーチ」
1本目で透明度が安定したので、魚影の濃いコチラに。
ポイントも近い。
ポイントに着いて、ブイを取り係留。
全員のタンクバルブチェックをおこなって器材の装着です。
そして、準備のできた人からエントリー。
入ってみると、少し白濁が濃くなったような。
冷たい水塊が所どころにあって、冷っ。
全員が揃ったところで根を反時計回りで。
するといきなり大ぶりのクエ。
私たちと距離を保ちながら、ゆっくり岩の向こう側へ泳いでいきました。
このあと、アーチへ。
上から差し込む光が眩しい。
ダイバーが一人ずつ通れる程度なので、そそくさと通過。
そこを抜けるとソフトコーラル天国── 赤や紫色が映えます。

アオリイカ
misakoさん撮影
ブイロープの周りをアオリイカが泳いでいきます。
やっしーさんに合図して撮ってもらいました。
向きを時計回りに変えて水路にむかうと、チョウチョウウオ、ニザダイが屯ってます。
岩場にはキタマクラのペアで顔を突き合わせて窪みに座り込んでいます。
近くに行くと慌てて飛び出していきました──求愛の邪魔しちゃったみたい。
そこから広めの水路に出て、流れに少し逆らうようにして直径1mほどの大きなスリバチカメンに果たして大き目なコシオリエビ。
住処も大きいと体もデカくなるんですね。
そこから根の上を横断して、水族館に。
途中、イサキの群れが出ましたが、それだけでした。
ゆっくりエントリーポイントのほうへ戻って根の上で過ごそうかと思いましたが、先客が多く諦めて、ブイロープでの安全停止。
今日は浅場なのでそんなにたまっていませんが、じゅうぶん窒素を抜いてからエキジットしました。

あかねさん
港に戻るまでにタンクを外して、器材を運べるように片付け。
港に停まっている軽トラックに器材を積んでDSへ。
器材を洗って水気切り、ウェットも脱いで着替え温泉へ。
久々に男風呂が左側でした。
そよ風注ぐ露天風呂は格別です。
DSに戻って、ログ付けをして器材を片付け。
やっしーさんに見送られながら、帰阪。
9月に入ると帰りも順調です。
今、水温もまだまだ高く、のんびりするには一番良い季節です。

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