ボートの上で
もともとは田辺に行く予定でした。
ところが、です。
今年は台風が続々と発生。
台風13号は関東のほうへ逸れることになり一安心、とは束の間、太平洋沖には次なる、台風14号。
ガビーーーーン。
直撃はないものの、沖縄に向かうよう。
その遠くからくる、波動。
3日前には、たぶん和歌山はクローズにことになりそうな予報。
参加される方にメールで「田辺アウトの場合、日高でも大丈夫ですか?」とメールで確認。
2日前にDSに確認したところ、「今日から嵐やわ。お盆のうちはムリっぽい。」
そこで、頼みの綱である、日高に連絡。
私「明後日、5人2ボート行けますか?」
DS「大丈夫ですよ。」
予約をお願いしました。
これでツアー中止は免れました。
2日前に日高で決行のメールを送信。
すると、ヒロさんから「明後日は一日早いバースデーダイブになります。」
ジャストではないのでフラッグは用意しないことをお伝えしました。
がしかし、ご本人がわざわざ知らせてくれているのに、何もしないのもなんなんなので。
急きょ、フラッグを用意することに。
アイロンプリントで「Happy Birthday eve」で作成しました。
あとバースデーケーキ貯金箱も。

ボートの上で
当日の朝、外はもう白んできています。── 久々に暗闇からのスタートではないです。
ヒロさんをピックアップして集合場所へ。
みなさん、時間通りに来ていただいてます。
車一台に乗り換えて出発です。
走り出しはお盆休みの割にはそれほど混雑してない。
順調に進んでいましたが、やっぱりきました。
お盆恒例の渋滞「有田IC-御坊IC 渋滞 7Km」
行程的には湯浅SAでトイレ休憩して、広川ICで高速を降りる予定でしたが、予定を早めて有田ICで降りることに。
ちょうど有田IC手前から車列が。
これが田辺だったら、渋滞に巻き込まれて、ボートの出港時間に間に合っていたかどうか?
日高でラッキーかも?
高速を下りて、空いていそうなコンビニに寄ってトイレ休憩&朝食調達です。
ミノカサゴ
このあと、順調にDSまで。
到着すると、警備員がお出迎え──この時期だけの風物詩
ダイビング専用のスペースを空けてもらって駐車。
器材を降ろしてメッシュバッグから海に持っていけるように準備。
まとめた器材は軽トラックへ。
そのあと初めての人も多いので施設案内です。
休憩室に入って朝食をかねて休憩。
小一時間ほど休憩してから着替えを済ませて用意開始。
ウェットスーツを腰まで着て港へてくてく。
港に着くと並べられた器材にタンクを用意してセッティングして残圧チェック。
OKの器材からボートに積み込み。
ボートの上で水中で撮れなかった用にバースデイイブの記念撮影。

トライアルとステジイさん
1本目「ミジン畑」
この間の台風で10尾ほどいたミジンは皆いなくなったそうで、今はチビミジンが2尾見れるそうです。
フラットな水面をゆっくりと滑走し、ポイントに到着。
日高では珍しく、白い浮遊物が見えない。
もしかしたら、と期待をしつつエントリー。 すると期待とは裏腹に、グリーンな世界。
2mも離れれば、ブイのロープが確認できないほど。
ロープを目視しながら水底へ。
人数を確認して、移動開始、 ガイドロープのみが頼りです。
何度も振り返りつつ、ゆっくり移動。
目の前を小魚の群れが通るも後ろの人には見えない。
ロープの先まで行きましたが、いるのはヒメジとカワハギぐらい。
途中までの戻って進路変更、するといました。
ミニミジンくん。
しかし、私たちに驚いて瓶に引っ込んだまま、出てきてくれませんでした。
こういうときにこそ、スナイソギンチャクにオドリカクレエビを、と思い探すも探してるときは居ないんですよねぇ。
結局、コロダイの幼魚を見つけるのがやっと。
ストレスの高めのダイビングでしたので、早めにエキジット。

ボートの上で
港に戻って器材を降ろして、タンク交換。
残圧チェックして、邪魔にならないようにかためて置いておきましょう。
DSまでの帰り道はせっかくなので、海水浴場を横切って移動。
そこらじゅうでBBQのいい薫が漂っています。
海水浴客からは白い目で見られながら。
シャワーを浴びてウェットを脱いで休憩です。
陽射しがキツくない曇り空なのでウッドテラスでお弁当を食べることに。
お腹いっぱいになると自然とウトウトと。
昼休みって短く感じます。
時間になったので、ウェットに着替えて出発です。

記念撮影
2本目「小杭崎」
エントリーすると、スズメダイらしき群れ──シルエットでしか確認できません。
根の上で集合し、1本目で撮影できなかったヒロさんのバースデイイブダイブの記念撮影
おめでとうございます!
それから移動開始してムチカラマツにエビ発見。
砂地にはこの透明度が影響しているのでしょう、ハナハゼが3尾連れ立っていました。
根に沿いながら、移動していくもガンガゼにサラサエビが見れる程度。
隣の根に行くと、ネンブツダイが群れていました。
口内保育をしているものもいるのですが、群れ過ぎて狙えない。
岩場で小刻みに動いているものがいたのでライトを当ててみると、タコ。
漏斗から海水をいっぱい吐き出して呼吸していました。
眼だけ見ると異様ですね。
このあと、安全停止がてら根の上を散策。
ちょうどボートの下まで来たところでエキジット。
タコ
港へ戻るまでにタンクを外して器材をまとめておきました。
港に着くと軽トラックに器材を載せて海水浴場をてくてく。
先に器材が戻ってきたので、器材を洗って水気切りして、シャワーを浴びもってウェットスーツを脱いでお風呂へ。
季節柄、温泉はいっぱいでいつも楽しみにしているジェット風呂は空くことがなさそうなので早風呂。
その代わりにロビーにあったマッサージ機で2回転──背中の筋を押されキモチいい。
DSに戻って軽くログ付けをして、干してあった器材を片付けて帰途へ。
全く渋滞もなく、明るいうちに帰ってこれました。
コインパーキングで皆と別れ、ヒロさんを送っていこうと出た瞬間、ピーピーピーッと警笛。
驚いて停車すると、私の車の前を走る軽自動車がお巡りさんに止められていました。
そう、一旦停止違反です。
軽自動車を後目にお巡りさんが私たちのほうにむかって、どうぞどうぞ、と手配りしてくれました。
何時、何処に危険が潜んでるやら。
安全運転、交通ルールを守って運転しましょう。
ほか見た生物:ミジンベニハゼ、イラ、ヒメジ、カサゴ、カワハギ、ブダイ、オオモンハタ、コロダイ、コロダイyg、トラギス、ネンブツダイ、イサキ、ナガサキスズメダイ、ルリスズメダイ、コロダイ、イソカサゴ、、キツネベラ、クサハゼ、ハナハゼ、ミノカサゴ、ミネミズエビ、サラサエビ、タコ、ほか

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