ネンブツダイ
前回のツアーからまたもや1ヶ月。
今年はなかなか潜りに行けてません。
先週にはすさみでジンベイが出てるというのに。
しっかーし、今回は内浦、ツアー中止になる確率は0.01%。
オープンして1ヶ月ほどになるので透明度も上がってきてるもの、と微かな期待。
前日の仕事が思いのほか、長引いたため、最低4時間の睡眠死守するため、23時に就寝。
当日の朝?3時15分に起床。
朝晩の冷え込みが日に日にキツくなってますねぇ。
用意をして出発、集合場所まで予定時刻より1分過ぎて到着。
それからほぼ順調に行き、有田のあたりからは、朝陽に向かっての運転──久々にバイザーを下ろしました。
DSに到着して先に港に下せるように器材の準備。
それから施設の案内をして、昼食タイムです。
早めに着いたので休憩室も私たちが一番でした。
そろそろ他のショップも到着しだしたので準備開始して港まで送ってもらいました。

ネンブツダイを撮影する、さゆりさん
1本目。
先に下ろしてもらっていた器材とタンクを持ってなるべくエントリー口の近いところでセッティング。
残圧を確認して器材を背負ってプレダイブセーフティチェック。
あとは忘れ物ないように確認をして、階段を下りてフィンを履き、前方チェックOK、エントリー。
入ってみて下を覗くと、底が見えない──思っていたよりも良くない。
水面で集合して、潜降OK、位置の確認、時間のチェック、レギュをくわえてブッシュ―。
入ってみると、目が慣れてきたのか、少し見えてはきました。
ゆっくりと水深を落として砂地へ。
ガイドロープを辿りながら沖へ。
この透明度で目につくのは、ハナハゼとヒメジ。
そこでピョンピョンと元気よくオドリカクレエビが跳ねていました。
スナイソギンチャクに3匹ほどいて、交互に被写体になってくれました──私は照明係ですので写真は撮らず。
そのあと掃除機にぶち当たり、そこからにブロックのある方へ目指しましたが、行けば行くほど真っ暗に。
ダイナンウミヘビもライトを当ててもなかなか引っ込まないぐらい。
このあと、ブロック方面に行くのは諦めて、浅場へ。
水深を上げるもなかなか魚に出くわさずにいましたが、水深15mを切った途端、目の前にはアジ、ネンブツダイ、ムツ、ヨスジフエダイ、 の群れ群れ群れ、入り乱れての魚影です。
せっかくのワイドな光景ですが、如何せんこの透明度のため、接写のみ。
もう少し抜ければ、ねぇ。
まだ残圧に余裕のあることから、浅瀬のほうへ。
見事的中してアオリイカの群れに遭えました。
このあと、安全停止をじゅうぶんにしてエキジット。

ヤドカリ
器材を降ろして、タンクの交換し残圧チェックしバルブを閉めて邪魔にならないように端に器材をかためて置いておきます。
そのあと、迎えの車に乗り込んでDSへ。
カメラを水槽に浸けてシャワーへ。
塩を落とすだけのつもりが、もうシャワーから離れられない。
このままじゃいけないとウェットを脱いでダッシュでタオルで水気切り。
そのあと、ウェットを日差しのあるウッドテラスに干しておきます。
更衣室に行き、サーフパンツとTシャツを着こめば寒さも和らぎました。
机の上にはお弁当が置いてあり、さきほど朝食を食べたばかりですが、カロリー摂取に早めの昼食です。
やたらと塩気の効いたお弁当だったような気がします。
ポカポカ陽気な中、休憩です。
けっこう微睡んでしまいがちで、気が付けば2時間。
団体さんが先に行ってから行く用意を開始。
けっこうな日差しで乾いているものの、勇気一番でウェットを着ました。
順番待ちして、港へ。

サビウツボのペア
前もって用意していた器材を引き出してバルブを開放、器材を背負ってプレダイブセーフティチェック。
そのあと、階段の段差でタンクが当たって、タンクベルトが緩む失態。
結局、そこでBCを外してタンクセットし直してから背負い直し。
後続のダイバーがいなくて良かった。
水面だけ見るとけっこう抜けているように見えてます。
ジャイアントスライドエントリーで着水し、揃ったところで、潜降です。
水中はもう手前側からもニゴニゴです。
さらに透明度が落ちているので、マシなほうへと向かいましたが、全然、最終透明度1mほどになり、魚も見えなくなってしまいました。
暗闇の中、コンパスもうまく動かなくなってしまい、位置の確認のため浮上し、コンパスをセットし直して潜降。
浅瀬のほうへ。
こちらも1本目に比べれば格段に透明度が落ちているため、アジの群れよりもダイバーばかり、 といった様相。
ニゴニゴの中、安全停止をして浮上。

エキジット付近
エキジットして器材をバラシて、DSに持って帰れるようにたたんで用意。
お迎えの車に器材を載せてDSに戻って、器材を真水で洗い、水気切り。
それから冷えた身体をリカバリするために温泉へ行くことに。
温水シャワーを浴びながら、ウェットを脱いでダッシュでタオルで水気を拭い、Tシャツと短パンに着替えて車でサンゴの湯へ。
まだ時間も早めなので空いていました。
長いこと湯舟に浸かりました。
このあとDSに戻って軽くログ付けをして干していた器材を片付けるころにはあれだけいたダイバーも居なくなり、閑散。
帰る頃にはもう夕陽でした。
みなべICまで戻ると、電光掲示板には「御坊南IC―有田IC 渋滞17Km」の文字──3連休の初日だということを痛感。
印南ICで高速を下りて、国道へ──この時期にまさかの国道を走ろうとは。
広川まで走ると渋滞も収まっていたので、高速に戻れました。
今回は午前様になる前には帰宅できました。
これからが内浦も透明度が上がってきますので、是非ご参加ください。
見た生物:マアジ、ネンブツダイ、ムツ、ヨスジフエダイ、ダイナンウミヘビ、オオモンハタyg、クマノミ、ハタタテダイ、ナガサキスズメダイ、チョウチョウウオ、サビウツボ、ヒメジ、ヨメヒメジ、コウライトラギス、ハナハゼ、ダテハゼ、オニハゼ、ハナミノカサゴ、ミノカサゴ、カサゴ、カワハギ、クサフグ、ウミスズメ、ニザダイ、アオヤガラ、ミツボシスズメダイ、キンギョハナダイ、ノコギリヨウジ、ハコフグ、アオヤガラ、ブダイ、ツノダシ、タカノハダイ、ニザダイ、オキゴンベ、アオリイカ、オドリカクレエビ、サラサエビ 。

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