最近メディアでよく見かける、シャークジャーナリスト?沼口先生の著書。
その名の通り、サメ本。
10/4に関西ローカル番組「ビーバップ!ハイヒール」でも特集されていましたのでご覧になった方も多いはず。
この本にはその番組の内容もすべて網羅されております。
タイトルからすると、ゾクッとしてしまうようなことがあったのかと思いましたが、そうではありませんでした。
ネタばれになるので書きませんが。
沼口さんがサメに憧れた原因や大学時代からのサメとまつわるエピソード、サメ肉を食した感想など盛りだくさんな内容です。
最初、ただ単にサメが好きが高じただけのオタクかと思いましたが、
れっきとした生物学を研究していた方だったのですね。
何体もの解剖をされてサメの隅から隅まで知り尽くした人だから書ける本です。
難しい話は全くなく、エッセイのような数ページ読み切りタイプなので本が苦手な方で読みやすいです。
ダイバーがサメに遭遇できるのもサメ出現率の高いポイントでも遇えない人は遇えないので
なかなかサメの生態について分からないことだらけです。
海に携わるものとして、読んでいて損はないと思います。