今年1月に初愛されたばかりの『イントゥ・ザ・プラネット~ありえないほど美しく、とてつもなく恐ろしい水中洞窟への旅(ジル・ハイナース著)』です。
ナショナルジオグラフィックやドキュメンタリー番組を数多く手がけているケイブダイバーの自伝です。
カナダで生まれ身体的なことで虐められることがあり内省的な性格になりがちなところを父親との週末の冒険が彼女にとっての今後の探求心が養われ、学生時代に強盗と対峙したことでの自分を救うのは自分だという精神力が身についたそうです。
ビジネス的に成功し余暇をダイビングで過ごすことに目覚めたものの、ビジネスパートナーから騙されてほぼ収入を無くしたのにも関わらず、生きていけるパワフルさ。
ケイブダイバーであるポール・ハイナースとの出会いでケイブダイビングにハマっていくことが書かれています。
また、数多くの友人が亡くなっていくことも掛かれており、前人未踏の洞窟を探査する人たち、ってほぼ中毒者なんだろうなぁと思ってしまう。
この本を読んでさらにテックダイビングはしない方が良いという結論になりました。