先日、名俳優・宝田明さんがご逝去されました。それでTVの情報番組でそのニュースをやっていたのですが、主演デビュー作が「ゴジラ」ですと紹介されていてその写真を見たら、「あれ、潜水服?」
ゴジラ映画は少年時代から観ていましたが、ものごころついた時にはカラーばかり、初代の映画を見たことがありませんでした。
これは観ないわけにはいかないと、TSUTAYAさんでレンタル。
久々のモノクロ映画、しかもクレジットが今ではエンドロールというぐらい最後が定番ですが、最初にズラズラと時代を感じます。──水戸黄門を思い出しました。
で、主演の宝田さんの役どころは南海サルベージ所長です。
どこでその姿が見れるのかワクワク。
ゴジラの縦横無尽な暴れっぷりに日本政府打つ手なし、古生物学者の山根博士は貴重な研究資料だから生かしておきたいと思うも、ドンドン都市が破壊され怪我人を目にして考えを改め、ゴジラを倒すことに承諾。山根博士の娘の元婚約者で部下で芹沢助教授が開発したオキシジェンデストロイヤー使用を認め、水中に居てるゴジラにこの兵器を持っていくためにやっとここでダイバーが登場します。
この兵器の作用は水中の酸素を無くして窒息させてそのあと組織を破壊する、ということだけど、水面にいてる船や乗員に影響なのかな?
すごい泡が出ているのに波が発生していない等、ツッコみたいところ満載でしたが、潜水シーンはバッチリあるので観てみる価値大でした。
本来は、当時水爆実験へのアンチテーゼなんですが、ダイバー的斜め見でした。