タイトルからしてずっと読んでみたい本でした。
出版元が東京法令出版ということで勝手に潜水事故の裁判関係の書籍かと思い込んでいました。
たまたま中古本が出たので即買い。
早速読んでみましたら、ちょっと違ってました。
どちらかというと一般向けではなく、警察や消防の潜水チームやその監督者向けの本でした。
事故を起こさないようにするには、的な出だしで少し退屈な部分でしたが、この本の肝である、ヒヤリ・ハットの事例集は良かったです。
普段のレジャーダイビングでは経験しないようなこともあり、勉強になります。
後半部は捜索方法、器材の紹介もあります。
レジャーダイビングだけではなく普段目にすることのない、レスキューや遺体捜索などの潜水活動を知るのには良書だと思います。