今回紹介するのは、2月に発売されたばかりの「図説 世界の水中遺跡」です。
今神戸市立博物館で「特別展 大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」(2/5~5/8)が開催されており気になってググったときに、この書益を発見しました。
表紙の写真を見た瞬間、あっそういえば2009年に横浜港開港150周年を記念したイベントで「海のエジプト展」やってて見学に行ったなぁ。
展示品の数々に魅了されたのとクレオパトラの生活していた港湾都市アレクサンドリアが消失させた自然災害の甚大さを感じた次第です。
早速取り寄せてみると、値段の割にカラー写真がいっぱいあり図鑑の中ではかなりコスパが良いです。唯一初版本ということもあり誤植がけっこう目立ちました。持ち運んで読むには少し大きめですが、文章は考古学を知らない人でも興味を持って読み進めるように太古から大航海時代~近代海戦遺物というように時系列に解説してあります。
歴史好きにはたまらないワードや時代ごとの船の構造について解説してあり、一気に読めます。
ダイバーに有名な古宇利島のUSSエモンズは沈没した経緯や立体画像も載せてありこの本で予習してから潜るとより楽しめるんじゃないでしょうか
?
今は学術目的でしかこういった文化遺産に潜ることが出きませんが、今後この本に書いてある通り、こういった水中文化遺産を見学するためにダイバーになる、という時代が訪れるのを期待。