ひではるの沖縄・宮古島レポート
急な宮古島行となりました。
宮古島在住のkneeさんがつい先日お誕生日だったのでfacebookでお祝いメッセージを書いたのがそもそもの発端。
─前々からkneeさんから下地島空港が出来て便数も増えてるので宮古島に遊びに来てください。」とお誘いを受けていましたが、なかなかタイミングが会わず行けてませんでした。──
文末に社交辞令的に「近いうちに宮古島に遊びに行きます。」と書いたところ、kneeさんから「楽しみにしてます。」
コロナ以前はインバウンドで宮古島は宿泊施設に空きがないのを聞いていたので、コロナ禍でインバウンド客のいない今が狙い目。
これは真剣に考えねば、と新規に就航したLCC、ジェットスターでテキトーな日付で値段検索してみたら、ナナ、ナント、片道25,000円也。
ちなみにJAL、ANAも値段検索したら同党価格。
おいおい、LCCのはずが、大手航空会社の同じ値段だなんて。
逆に那覇経由でならANAなら19,000円とお安い結果に。
これでは、気軽に行きますと言ったものの、私の経済力では無理。
少々諦めモードになっていましたが、旅行会社の航空券の価格比較サイトでどこが一番安いルートか?検索してみることに。
すると、最安で片道9,000円台のがありました。
どこのだろう?と見てみると、
スカイマーク──私の頭になかった、選択肢でした。
これなら、行けるやん。
あとは日程。
仕事的に夏季休暇が全然使えてなかったのもあって、9月はシルバーウィークで連休あたりは皆が休みがちなのでそれと関係ない上旬でスパーっと平日に3連休取らせてもらいました。
一事が万事、即行エアチケットも予約。
kneeさんに宮古島に行く日程を伝え、宿泊先とダイビングサービスのオススメがあれば教えてください、とメッセージ。
すぐに見繕って返信してくださいました。
kneeさん、ありがとうございます。
宿泊先は利便性を考えて宮古第一ホテルに、DSはダイビング専用船のあるカラカラ先生で予約。
あとは器材を送っとくのですが、9/3に冠島にツアーがあって普段使いの器材は送れないので、予備の器材を送ることにしました。
サークル用器材倉庫に行って、送る器材──2年前まで使っていたドラゴンフライにレンタル用のレギュ、普段使わないスーパーミューなど──をメッシュバッグに詰めました。
2週間を切ったころに郵便局で送ろうとしたのですが、局員さんから「配達希望日は10日以内となります。」と言われ配達希望日を9/2に訂正されました。
ホテルに電話をして器材が早々に届くのでその間保管してもらうようにお願いしました。
あとは当日を待つだけ、と思いきや、エライものが出現しました。
そう、台風11号です。
熱帯低気圧の発生時から、毎朝昼晩、のチェックが欠かせなくなりました。
小笠原沖で発生した台風が東でもなく北でもなく西に移動って。
沖縄直撃やんか!
TVでは、「このあと発生するであろう、台風12号を吸収して迷走台風になる」、って気象予報士が解説してるし。
ヤキモキする毎日でしたが、迷走台風になることなく、なんとか台風は過ぎ去ってくれました。
これで行ける。
台風で被害に遭われた皆様には申し訳ございませんm(__)m。
あとは天気が安定してくれたら、言うことなし、です。
週間天気予報では毎日コロコロと変わる予報にヤキモキしながら、最終的には晴れに。
神戸空港から出発するのが初めてだったのでYahoo!路線検索すると、普段の通勤時間の電車で間に合うみたい。
あとは当日を待つのみ。
当日の朝、普段の通勤電車から乗り継ぎ、神戸空港へ。
時間的に通勤時間帯なのでポートライナー通勤客で満員でしたが、一つ手間の駅でほぼ空。
空港駅に到着すると関空、伊丹と違って閑散。
出発ロビーもANAとスカイマークしかないから、わかりやすい。
地方空港ってこんな感じなんかなぁ。
チェックインを済ませ、kneeさんへの手土産を売店で購入。
酒の肴になるようなものをチョイス──ホントなら蓬莱の豚まん(チルド)にしたかったのですが、いつ会えるかわからなかったのでやめました。
保安検査場を無事通過し、いつもですとココでビールといきたかったのですが、下地島到着が12時30分とホテルのチェックインまで時間があるのでレンタカー借りれるなら観光しようかと思って自重。
無事下地島に2時間で到着。
kneeさんに下地島に到着したことをメッセージ。
飛行機からタラップを降りて、徒歩で到着ロビーへ。
預けたスーツケースがほぼ最終のほうで出てきて出口を出ると、目の前にレンタカーを借りる客で長蛇の列。
これではレンタカーをいつ借りれるやわからないので諦め、リムジンバスで宮古市街に。
ちゃんと切符買うときにホテルの名前を言って買えば良かったのですが、ついつい「宮古市街で」と言ってしまい、「それなら公設市場前です。」
その切符600円で買って乗車。
バスに乗るとほぼ満員でした。
30分ほどで公設市場前に到着し下車──降りたのは私だけでした。
13時を回っていたので先に昼食でも、と思ってしまったのが運のつき──ココの時点で宮古第一ホテルの場所を特定しとけば良かった
開いてるお店がなくてスーツケースをガラガラ引きながら歩くこと20分、宮古そばののぼりを発見。
コチラで食事──軟骨ソーキそばとじゅーしーをいただきました。
お腹もいっぱいになったことだし、ホテルを目指そうとGoogleMapで検索。
経路案内では約1㎞(所要時間20分)で歩き出しましたが、行けども行けどもホテルがない。
しまいにはライジングサンホテルを通過、そしてヤマダ電機も通過。
改めてGoogleMapで確認すると、2.3㎞(所要時間40分)。ナビは来た道をUターンの指示。
ワッチャー、逆に歩いてきたんや。
一気に徒労感が。
そのまま来た道をなぞるように戻って、15時前にホテルに到着。
汗びっしょりです。
公設市場からたった500mほどのところにあっただなんて不覚。
チェックインをして近くのコンビニへ買い出し。
すると商品の陳列棚が空っぽ──毎朝欠かさず飲んでいる炭酸水がない。
少し足を延ばして違うコンビニ行くも同じ状態。
仕方なく、水とビールだけ買ってホテルに戻りました。
ロビーの人にコンビニでの品切れについて聞くと「先週から台風で物資の買いだめとフェリーでの配送がないために商品がないんです。
今日の18時以降なら配送されると思います。」とのこと。
部屋に入ってシャワーを浴びて汗を洗い流してスッキリ。
kneeさんとの待ち合わせまでだいぶ時間があるでロング缶のオリオンビールをシュッパ!
ウメーッ。
DSから明日のピックアップの時間の連絡が入り、(^^ゞ。
それから17時をまわったのでkneeさんと待ち合わせのお店に早めに入店。
さきに始めさせてもらうことに。
ビール2杯目ぐらいでkneeさんが到着──粟国ツアー以来ですから5年ぶりの再会です。
kneeさんから新しい台風ができたことを聞いてビックリ。
私の日程が台風11号と次の台風の狭間のベストな日程だと教えられ、つい「日頃のおこないかな(笑)」
久々の旧交に話が弾んでよく飲みました。
コンビニに寄って炭酸水を買ってホテルに戻ってばったんきゅー。
翌朝、意識を取り戻したのがAM7時。
朝食を食べに1Fロビーで検温してもらってブッフェ形式の食事です。
感染予防にビニール手袋をしてお盆の上の皿に食べたいものを盛りつけてご飯、ゆし豆腐味噌汁もよそって空いた席で黙食。
ごちそうさまでした。
部屋に戻り、前夜買った炭酸水を飲んでルーティン。
カメラ類の用意をすませて着替え。
粟国ツアーの際、すっかり忘れていたウォータープルーフバッグに荷物を入れて準備万端。
ピックアップ時間よりも10分早めにホテル前へ。
じりじりと照るつける日差しかと思いきや、薄曇りに風もあって涼しめ。
これなら大阪のほうが暑いわ。
時間どおりにDSの車が到着、器材を荷台に載せて車に乗車。
港に到着までの間に免責同意書、コロナ感染予防宣誓書など記入。
あっという間に平良港に到着。
西表DSうなりざきと同様のダイビング専用のジェットボートです。
スタッフが忙し気に働く中、メッシュバッグを持って乗船、指定された位置で器材をセッティング。
タンクの上にテープに名前の書いてあるコップが置いてあって、「今日一日、このコップでお茶を飲んでください。」
そのあと、この船が初めての人を集めてのブリーフィングがありました。
なんでもDSスタッフが全員女性ということもあって女性に配慮されたボートで更衣室2つ、トイレも2つあるのはココだけだそうです。
しかもトイレにシャワーを完備──至れり尽くせりの設備です。
それからグループ分けが発表され、私は代表のまゆりさんが担当グループです。
1日の流れのブリーフィングがありました──1本終了後に当日到着ダイブの人もいるので、一度港に戻って昼食、そのあと午後から2ダイブがパターンみたいです。
忘れ物がないかチェックの後、出港です。
出港直後に左手に大きな建設中の建物──来春完成予定のヒルトンホテルだそうです。
伊良部大橋の最も高い橋梁の下をくぐって伊良部島を右手にガンガン進んでいきます。
ポイントに着くとスタッフ一人がロープを持って海に入って海中に設置された定置ブイにロープを通してボートを係留。
それから各グループごとにブリーフィングです。
1本目「蜂の巣ホール」
用意ができた人からエントリー。
潜降ロープから降りて近くの根に。
全員が集合したところで移動開始。
しばらく泳いでいくと少し盛り上がった岩場を越えたら、下向きのケイブがあり入る前にライトを点灯。
一番最後に進入し、ゆっくり進むとまぁまぁ広めの空間があり、先はグリーン。
塩水と真水の混ざるところらしく、こういう色になるみたい。
緑色のほうは少し透明度が落ちて少し幻想的な色。
そこから水面へ。
小さなタイドプールになっていて周りは石灰岩で囲まれた崖です。
見上げると大きな蜂の巣があり、これがこのポイントの命名理由だそうです。
しばらくこの景観を楽しんで再び潜降し来た方角へ。
クラインになっていて透明度が2‐3mとここでロスとしたら大変だろうなぁ。
ボートの下に戻って安全停止をしてエキジット。
いきなりのTHE 宮古を堪能できました。
このあと港に戻って、1本目で終わる人と2本目からの参加の人の入れ替え。
スタッフは慌ただしく、タンクの入れ替えと昼食の準備です。
今日はカレーライスです。
さきにご飯少なめの人の聞き取りがあってその人たちから給仕。
あとは順番に並んでスタッフが注いでくれたお皿にらっきょや福神漬けをトッピングして桟橋の好きなところに座っていただきます。
ご飯は多めに用意してあり、おかわりOKなので若い方でも充分お腹いっぱいになります。
私はこのあとのダイビングを考えて一杯で。
お腹いっぱいになって海風に吹かれているとウトウトしかけたところで「出港しますよ。」と声をかけられてボートに。
ボートは、滑走して下地島へ。
2本目「魔王の宮殿」
宮古島3大ポイントです。
ガイドから、ポイントの説明。
ケイブの帰り道に差し込む光条がいいらしい。
メジャーポイントだけにボートも多め。
準備を済ませて先にエントリー、皆が揃うまで水中でのんびり。
いつもなら最後なのですが、一人旅の醍醐味。
ガイドを先頭に私は最後方からついていきます。
入り口は狭く高さはなくて、横に広がった空間です。
左側通行気味に移動、対面から先に入っていたダイバーを見送って奥へ。
奥は大きく広がった空間になっていて上に穴が開いておりそこから陽が差し込んできています。
しばし写真を撮って退き帰しです。
さきほど逆で入ってきた後方の人たちと入れ違い、ライトがダイバーの目に当たらないように気を付けて。
出口に近づくとなーるほど、洞窟の暗さからパーッとブルーが浮き上がるようなコントラスト。
この解放感やね。
とうの昔(かれこれ32年前)にサイパンのグロットの紺碧さを思い出しました。
青さにダイバーがシルエットになり画になる。
ボート下に戻って安全停止をしてエキジット。
皆が行きたがる理由がわかります。
ボートは少し移動してしばらく窒素抜きのため休憩。
3本目はエンリッチを頼んでいたのでそれに。
3本目「なるほどTHEケーブ」
ガイドの説明によると、水路を抜けてケイブに入るんだけども進んでいくと入ってきた入り口に戻ってくるという不思議なケーブだそうです。
先と同様、一番最初にエントリーして揃うのを待って移動開始。
小さな根を越えて水路へ。
そこでギンポを見せてもらって撮影。
そこからケイブの入り口でハッて気づきました。
THETAを取り受けた棒を右手に持って潜っていたのですが、ギンポ撮影するときにそれをそこに置いてきたことを。
戻るには少し遅かった。
もう私のグループはケイブの中に入っているし、今から逸れたらガイドに迷惑がかかる。
私たちの後も同じDSのチームが通ってきてるので、気づいて拾ってくれていることを期待して。
そのままケイブに入っていきました。
ガイドの言う通り、複雑な地形を進むと折り返して入り口に。
THETAを忘れたところに戻ってみましたが、それは有りませんでした。
もう、DSのスタッフが拾ってくれていることを祈るしかない。
安全停止のためボートに移動寸前に次のチームが現れて先頭のガイドさんが私の手招き。
そしてウェイトベルトのあたりからTHETAをジャンじゃーん。
それを受け取って私は何度も手を合わせてスミマセン。
よかったぁ、海に持っていた初日に失う憂き目にはなりませんでした。
そのあとエキジットして器材を片付けて、ふとカメラを持とうとした瞬間、ビリッ。
水中でストロボのパイロットランプがついていなかったのが、ボートの上でしっかりついている。
ヤバっ、これっ、てもしかして水没?!
とりあえず、ストロボのスイッチをOFFにして、今の事実は見なかったことにしよう。
一難去ってまた一難とはこのこと。
港に戻って、DSの車に乗り分けてDSの宿泊施設兼サービスへ。
ウェットスーツだけ洗って手早くログデータだけ書き写して車でホテルまで送ってもらいました。
部屋に戻り、さきにシャワーを浴びて身ぎれいにしてとりあえずビール1缶、ブッシュ。
それから懸案のストロボです。
裏蓋をゆっくり回していくと、ポーンっという音とともに液だれ。
やっちまたなぁ~。
完全無欠の水没です。
さらに内蓋を外すと茶色くなった充電池たち。
このストロボとは1年半という短い付き合いでした。
過去ハンディカムビデオ1回、フィルムカメラ2回、デジカメ3回と水没慣れした私にとってはそれほど落ち込むこともございません。
と言いつつ、脱力感でしばしベッドで横になってました。
18時になり、腹ごしらえをしに繁華街へ。
おススメされていた、サンゴ家はもういっぱいで入れず。
仕方なくブラブラ歩いていたら、どっかで見た、居酒屋さん。
石垣島でお手頃価格だったので、飛び込みで入ると、一人客はやはりいい顔されず、カウンター席へ。
酒のアテに4点とビール3杯注文しました。
さいごにゴーヤチャンプルーを頼んだのですが、私よりずっと後に頼んだ人が先に提供されていて、店員さんに「まだですか?」と催促したら、アッという顔してすぐに持ってきてくれました。
お会計したら、4,000円ちょっと。
「もう二度と来ませんから」と心に叫びつつ、ホテルに戻って飲みなおしです。
前日のお酒も残っているせいでビール2缶でウトウト。
20時過ぎには就寝。
宮古島3日目の朝、AM6時に目が覚めて、海の準備。
もうストロボ使えないので、ハウジングに取り付けているアームはいらないなとクランプを外そうとしたものの、塩がみで硬化。
私の華奢な腕力でもびくともしません。
仕方なく不必要なアームをつけっぱで潜ることにしました。
朝食の時間になったので食券を持って1Fへ。
今朝は食堂にはガテン系のオジ様の行列──お仕事、ご苦労様です。
食事を済ませて、部屋に戻ってルーティンをおこなって着替えを済ませました。
ピックアップ10分前に部屋を出てホテル前で待機。
時間ピッタリに送迎の車に乗り込み、今日のコンディションを書類に記入。
港までの車中ではカップルが今日から参加なのですが、「また台風連れてきたぁ。」と嘆いていました。
そう、明日から台風の影響が出るみたいですが、ダイビングを2日間問題なくできることで内心ほくそ笑んでしまいました。
港に着いて自分の器材の置いてあるところでセッティング。
今日のボートは昨日以上にいっぱいいっぱいです。
ウェットスーツも腰まで着込んで器材の近くで腰掛けました。
今日のガイドは昨日、THETAを救出してくれた方です。
そして、出港です。
昨日同様、ジェットボートは下地島へ。
アンカリングが済んだところでブリーフィング。
1本目「下地島 ミニグロット」
名前のとおり、トンネルの先にタイドプールがあるそうで、そこに光が差し込むのがちょうど今が良いそうです。
今日も準備ができてすぐにエントリーして、ボート下の根で待機。
同行の方のBCのトラブルで10分ほど手待ち。
揃ったところで移動開始。
島の崖に併行に移動。
水面には小さな小魚がいっぱい、それを狙ってカツオが見れました。──水中でカツオを見たのは粟国島以来です。
大きな棚のうえを行くと、大きな横穴が見えてきました。
先のグループが進むまで手前で待機。
それからゆっくり中へ。
入ってすぐのところで、左右に分かれています。
その真ん中の壁のくぼみにフリソビエビ。
そこから、右側のほうから侵入。
少しせりあがるようなケーブを行くと斜め上が明るくなっています。
ちょっとしたタイドプールになっていて、立てるほどの水深みたいで先に行った人の下半身だけが見えています。
そこにゆっくり近づいて浮上。
崖に囲まれた池のようです。
カップルがこの崖を下りきてスノーケリングを楽しんでいました。
写真を何枚か撮った後、再び潜降してもとに来た方向に進んでいきました。
外海に戻って泳ぎだした途端、ガイドがアソコアソコと指さしてます。
近づけど、????
あとで聞いたら、丸太サイズのマグロだったそうです。
ゆっくりボート下まで戻ると、体験ダイビングチームが膝をついて水面観察中の引率ガイドが私のほうに撮って、のアピール。
THETAの棒を伸ばして撮影──ガイドはホラホラと体験ダイバーにポーズを取るようにアピールするも体験ダイバーは何のこと?
コチラの気持ちが伝わらないもどかしさ、わかるなぁ。
安全停止をエキジット。
このあと港に戻って午後から参加の人の乗船と昼食タイムです。
今日のランチは焼き焼売?と卵焼きとご飯とゆし豆腐の味噌汁セットです。
昼食後、再び出港です。
2本目「下地島 中の島チャネル」
こちらも大小の根が連なり間を水路が点々とある地形派のポイントです。
エントリーして揃うまでの間、枝サンゴでで入るする、ドーリーを観察。
揃ったところでいくつものアーチを抜けていきます。
所々で上に開いた亀裂から陽が見えますが、光線が弱く差し込むまでにはなりませんでした。
安全停止するころにやたら水面が騒がしい。
上を見るとGOPROを持ったフリーダイバー3人が泳いでいました
最近流行っているらしく、透明のロングフィンにビキニの女性が定番だそうです。
やたら、スクーバダイバーに近づいて泳いでいるのは、「見てもらいたいため」だそうです。
3本目「下地島 クリスタルパーク」
その名前通り、水深が浅いようで、海の色が水色。
宮古島では珍しい、砂地メインのポイントです。
点在している小さな根に小魚が群れている、石垣島チックなところです。
エントリーして近くの根に。
スカシテンジクダイが群れています。
ヨスジフエダイも小群れながらいたりします。
ただ透明度が少し悪いのと陽の光も弱くせっかくのロケーションもイマイチ。
地形、地形ときた最後のチョイス的にはいたし方ないかなぁ。
これと言って見るものもなかったので、長いこと、安全停止をしてエキジット。
宮古島でのダイビングを終えました。
港に戻るまでに器材をメッシュバッグに入れて着替え。
DSに戻って器材を真水で洗って水切り。
器材干し場も各個人用に名前が貼ってあって取り間違いしないようになってありました。
ホワイトボードに書き出されたログ情報をメモして精算。
ホテルまで送ってもらう車に間に合わすために干していた器材を急いでメッシュバッグに詰め込んで──急いじゃいけませんねぇ。──ホテルまで送ってもらいました。
部屋に戻って先にシャワーで身体の塩を落としてから、器材をユニットバスで乾かすために奮闘。
ホテルの立地はベストなのですが、唯一ダイバーにやさしくないのは、ベランダや共同の器材干し場が無いこと。
──DSで器材を預けて送ってもらう手配をしとけばよかった。──
今日もkneeさんと夕食の約束なのでそれまでの間に明日のフライトまでの時間をどうするか?
ネットでレンタカー屋さんの予約状況を確認すると、軽自動車で3時間12,000円で一台あるのみ。
めちゃくちゃ売り手市場やん。
レンタカーは諦め、レンタサイクルで検索するもロードやマウンテンのみでママチャリがない。
あとは原付しかなく、一番近いお店に電話したところ、空きなし。
最大のレンタバイク屋さんに電話したら、「ありますよ。」
お店に行く時間と利用時間を伝えて予約完了。
ヤッターーー!これで明日観光できる。
kneeさんと約束した時簡に間に合うように出発。
kneeさんと店前で落ちあい「大丸パーラー」へ。
ココは現役の潜水漁をする漁師さんのお店だそうです。
ビールで乾杯して、突き出しをいただきました。
それから昨日獲ったミーバイの煮つけです。
身が柔らかくて、めっちゃたんぱく、だしの味がちょうどいい。
マスターのお任せ刺身も新鮮で美味しかった。
これから、潜水漁を初心者に教える講習をするそうでスゴク興味惹かれました。
ごちそうさまでした。
このあと、kneeさんの行きつけのスナックに行ったりして宮古最後の夜を楽しみました。
kneeさん、お付き合いいただきましてありがとうございました。
宮古最後の朝、早めに起きて器材の片付け。
さすがに部屋では乾いてなくてほぼ昨日と変わらないほどのしっとり度。
ゲージをウェットスーツにくるんでメッシュバッグに詰めてビニール袋を被せて出来上がり。
即行、湿気でビニールが曇ってきました。
朝食を食べていると、DSから電話。
DS「マスク忘れていませんか?」
そういえば、昨日慌てて片付けた際、マスク置きっぱだった...。
さっき器材を片付けたときも全然気が付かなかった。
私「あとで原付借りるので取りに行きます。」
DS「私たち、海に出て誰もいないかもしれませんけど、フロントのところに置いておくので勝手に持って帰ってください。」
私「申し訳ございません。」
やっちまたなぁ~。
原付バイク借りてすぐに行く行先が決まった。
AM9時前にホテルをチェックアウトして近くの郵便局へスーツケース、メッシュバッグをゴロゴロ。
郵便局前で開店を待つもAM9時をまわったのに開かない。
なんでだろう?と時計を見て!!!!!!
忘れてたぁ、今日は土曜日ということを!
たいがい、沖縄に行ったときは月曜日帰りが定番化していたため平日でしたが、今回は夏休みを利用しての土曜日帰り。
今さらホテルに戻ってメッシュバッグを送ってもらう、ってのも億劫だし。
そうだ、本局は開いているはず。
通りかかったタクシーを停めて、「本局は近いですか?」
運転手「すぐですよ」
私「では、郵便局に行ってください、荷物を送ってる手続きのあいだ待っていていただいて、それからレンタルバイク屋さんまで送ってもらっていいですか?」
無事、郵便局で荷物の配送手続きを済ませてバイク屋さんへ。
バイクも無事借りてひととおり説明を受けて出発です。
原付バイク乗るの20年以上ぶりです。
ついつい、肩に力が入ってしまいます。
DSによってマスクを受け取ってさて観光へ。
一番したかったのが伊良部大橋を渡ること。
まさか原付バイクになるとは思ってなかった、ですが。
橋の袂には映えポイントで自撮り。
さぁヘルメットをシート下にしまおうとシートの下のフックを持ち上げて、っと。
できない、20年前の原付しか知らないオジサンは今のシート下のフックがどういう形状してるかわからずヘルメットのしまうこともできませんでした。
それからいよいよ渡るんですが、車や大型トラックばかりで原付バイクは皆無。
車の邪魔にならないように、なるべく路肩を走行。
橋の高低が結構あって、周りに何もないので横風をまともに受けてハンドルがぶれないようにさらに力が入ってしまいます。
橋の一番高いところの手前に路肩が少し広くなっていたので駐車して自撮りしようとしたところ真後ろに車が止まってせっかくの自撮りの邪魔をされた。
文句も言うのも大人げないので諦めました。
車だとあっという間ですが、橋を渡るのに10分ほど掛かりました。
このあと展望台に上って伊良部大橋をみるとその長さを実感。
あまり時間がないので通り池の看板を見つけたので行ってみようと走れど走れど見当たらず、あと原付を返す時間まで1時間になったので諦めて引き返すことに。
台風の影響からか帰りのほうがさらに風で強くなってきたので伊良部大橋では20㎞/mを出すのがやっとでした。
そろそろ昼食時間なのでテキトーなところで食べようかと探すもお店が見当たらない。
ようやく見つけた店に入るも、ほぼ満席の状態でお客さんのもとにあるのはお水のみ。
順番に料理が出てくるとなると原付を返す時間に間に合いそうにないのでそのまま出て、先に原付を返すことに。
しかし、初めての宮古島で土地勘がなく、原付ではGoogleマップを見ながらの運転ができず、やたらめっぽうに走らすも見当違い。
ようやくお店を見つけて切り返してGSを探すも見当たらず、ガソリンを入れて返すことを諦めて
レンタバイク屋さんで違反金(ガソリンを入れずに返却)1,000円支払って時間内になんとか返却。
お店を出ると雨が降り出してきました──バイク乗っている間、降られずに済みました。
タクシーを拾って下地島空港へ。
空港に着くと先にチェックインしてスーツケースを預けて身軽に。
この空港はジェットスターとスカイマークしか離発着していないので空港内の施設も小さくて売店も小さめ。
お土産を買うなら市内で買っといたほうが良いです。
遅めの昼食を食べてお土産も買ったら保安検査場を通過して搭う待合室へ。
今どきの広々したバーや飲食コーナーは充実しています。
あとは飛行機に乗るだけなので、地ビールを一杯。
あっというまに飲み干したので2杯目はオリオンビールで。
2杯目飲んでる最中にもう搭乗のアナウンス。
前のほうなので一番最後のほうので飲み切りました。
トイレも済ませてタラップを上って搭乗。
時刻通りに神戸に無事到着。
」
しかし、預入荷物がなかなか出て来んのよ~。
ほとんどの人が居なくなってようやく出てきました。
今回は台風挟まれた狭間での日程でしたが、無事潜れてよかったです。