2004年10月11日 田辺1DAY
参加者:ひではる、しんじ、れいこ、たけちゃん、他1名
気温26℃ 水温25℃ 透明度3m
9-10日で紀伊大島ツアーに行く予定でしたが、台風22号がみごとやってきてしまいました。直撃はなかったものの太平洋沿岸を通り過ぎてくれたおかげで中止と相成りました。しかし、『是非今週潜りたい』、というリクエストがあり、現地に確認したところ、台風の影響も少ないくボートを出せそう、ということで急きょ、田辺ツアーを掲示板で参加募集、ツアー開催となりました。
しかし、当日家を出て道路がしっとりと濡れている、、、。霜が降りるほど冷えてないし、そんな時間にまで程遠いし。先週ほどではないものの雨が降っちゃいました。海に着く道中、海辺に眼をやると白波がチラッと。しかし同乗の人たちが熟睡をいいことにやり過ごす。
1本目は「ショウガセ」へ。
先週に引き続き白濁状態。今回初ファンダイブのたけちゃんもいることもあり、根の上で過ごすことに。ゆーっくり散策するように根の上を周りました。透明度のないとダイナミックな海はなかなか楽しみがドーンとなくなってしまいます。回遊魚がまわって来てても見えないんじゃ、ねぇ。深いポイントながら、長いこと入ってました。たけちゃん曰く「40m、行きたかったぁ」。
2本目は「アーチ」。波が出てきていることもあり、昼食を後にまわして早めに出港。アーチのなかにはキンメなど見当たらなかったのですが、出たところにハタンポの群れ。水路を通って水族館へ。大きなニザダイの群れが私たちに歯牙に掛けず、ゆーったりと泳いでました。
水族館の方面に行ってみましたが、いつもの混雑するほどの魚影もありませんでした。
ウミカラマツに着生している、約2cm弱のウミウシっぽいものを発見。れいこさんにデジカメで撮ってもらいました。安全停止する間際で、模様のはっきりしたイシガキダイが一匹出没しました。大ぶりだと模様が潰れて黒っぽいだけなのが、
はっきりくっきり(どっかのプリンターの宣伝文句?)と。エキジットするころには波がえげつなくなっていました。ボートに上がるのに一苦労でした。ふう
(;^_^A アセアセ・・・。
お昼を食べて温泉へ。露天風呂から海を見渡せば、ナギってるぅ、こんなもんですね(*^.^*)
後日、れいこさんからいただいた、例の写真とウミウシ図鑑をひっきりなしに見比べてみるものの全然当てはまるものがありません、ネットで調べるもない。そこで『海岸動物』(東海大学出版)をめくってみると「あっ、たぁ!!」、うみうさぎがい科のキヌヅツミガイの仲間(正式名は不明)であることが判明しました。ウミウシブームでつい「ちっちゃくて動かないもの=ウミウシ」と思ってました。
海は偉大な教科書です(意味不明)。
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