2004年11月7日 田辺1DAY
参加者:ひではる、きょうちゃん、他1名
気温22℃ 水温22℃ 透明度10m
久々に『台風』という文字を見ることなく過ごせた1週間。現地の前日までのログを確認すると日に日に回復の兆しが読み取れます。台風直後の海を見ているだけにあまり期待しないほうが無難かなぁ。
さすがに11月、往きに渋滞らしきものもまったくなく大阪から1時間半程度で到着しました。着いてみると風が少し冷たく感じられましたが、快晴の天気にTシャツでいられるほど。
さぞ11月だからもうそろそろダイバーもすいているかと思いきや、現地はダイバーでいっぱい。
同船する他のダイバーのかね合いで深場に行かないことなりました。出港して安心しました。
「海水の色、普通に戻ってるぅ〜。」
1本目は「クラック」へ。
アーチのちょっと東側にアンカリングしたのでまず、根の上を進んでいつもと反対側からアーチへ。先客が通った後らしく中は嵐のあとそのもの。根の壁際に移動して根越しに散策することに。イサキ、イワシが通るものの大したサカナが現れず、ウミウシも見当たりませんでした。安全停止の際、ちょうど他のチームと重なり渋滞してアンカーラインを持つトコがないぐらいに。
2本目は「タカシマ」。
3年ぶりのポイント。久々で記憶を引き出しながら潜降、地形を確認しました。
根の周囲をイサキ、タカベの混合の群れがそこらじゅうを行ったり来たり。
深度10mを超えるとけっこう抜けが良くなり、透明度20mぐらいあるんちゃうかぁ、と思うほど。透明度があるというのは気持ちいいっすね、水中ライトの散光がとどき生物を探しやすくなって。フタイロカエルウオがちょこんと顔だけのぞかせてじーっと見つめてました。また数ミリほどのアオウミウシを見つけ、もうそろそろウミウシのシーズンの到来を感じました。今日一日はじっくり根をウロチョロしながら過ごしました。
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