紀伊大島ツアー
車
きもちー景色

2005年10月9-10日 

参加者:ひではる、ギャンブラー、むー

データ

気温21-25℃ 水温23℃ 透明度10-20m

昨年台風のため中止を余儀なくされた、紀伊大島ツアーがついに実現できました(^。^;)。
 天候のほうは、ちょうど秋雨前線の活発な時だったため、曇 / 雨と前日までとは打って変わって身に沁みる寒さを実感できる日々でした。── 前回といい、紀伊大島では天気には恵まれないなぁ ──
 それはさておき、当日は早めの到着しゆっくりしよう、ということでAM8時すぎには現地サービスへ。
今日はお客さんがいっぱいらしく教室(休憩室)は禁煙室のほうへ。
── 教室に禁煙室、喫煙室があるのも可笑しいものですが(笑) ──
ギャンブラー、むーさんにとってちょっとツライようでした。 
獅子舞
初日は『波も穏やかでどこのポイントもオススメです』と言われ、前回海況が良くなくて行けなかった外洋ポイント『6:40(シックスフォーティー)』をリクエスト、即OK。
外洋といっても、港から3分と湾内と変わらない近さは言う事なし。
エントリーして透明度がいいこともあり、ダイナミックな地形は圧巻そのもの ── 海中に聳え立つマッターホルンのよう──。水深-40mから一気に-6mまで競り上がる3つの塔のようで一回のダイビングではそのダイナミックさを網羅することは出来ません。
根越しに移動開始、キビナゴやイサキの群れが縦横無尽に行き交うなか1m級のマダイがのっそりと移動していきます。そしてナンヨウブダイも久々にお目にかかりました。地形をじゅうぶん堪能できました。
2本目は『ナギザキ』。
こちらは、豊富な生物層のあるポイント、1本目とは好対照なダイビングスタイルです。
根の周りにはサクラダイやハナゴンベなどのハナダイ系のサカナたちで煌びやかさを演出してます。根上ではトウシマコケギンポが愛嬌ある顔を覗かせくれました。
サービスに帰って温かいシャワーと露天風呂は癒しのオアシスです。
ダイビング後にちょっと遅めの昼食は、カンパーイ。
ちょうど昼食を食べ終わったころに、なにやら浴衣姿の人たちがゾロゾロとサービスに集結、そして獅子舞がはじまりました。── 10月9日は須江地区の雷公神社の例祭の本祭でした。── 大阪ではそうめったに見れるものではないだけにサービスのみんなその神聖な儀式を観賞しました。
イセエビ鍋の夕食
 また趣のいいアフターダイブをじっくりと味わったあと、今日のお宿である「民宿 丸徳」さんへ。
 手早くお風呂を済ませ、夕食の時間です。
用意されている部屋に入ってみると、ボリューム満点な一人鍋にドカーンとイセエビが幅をきかせて横たわってます。
ビールといっしょに美味しくいただきましたぁ!そのあと雑炊にしてもらったのは言うまでもない、ことです。
2日目、起きてみるとかなりの風、窓越しに見える外海は白波がはっきりくっきり。
しかし、紀伊大島の魅力はどれだけ外海が荒れようがダイビングが出来る湾内がある、ということです。
昨日の『6:40』はは入れませんが、『ナギザキ』は問題なし、です。
今日は昨日ほど混雑していないので喫煙室の一角を確保\(^o^)/。
1本目『地蔵岩』へ。
定置ブイから潜降、眼下にはずっと広がる砂地です。ガイドロープに随って進んでいくともうマクロの世界。
ハゼ類、オドリカクレエビなどカメラを持っていたなら被写体に困らない筈。
途中、ハリセンボンが気持ち良さそうに居眠り中、はたっと私たちに気づいてヨソヨソと泳いでいきました。
ビーチダイビングのような、なんとも落ち着いたダイビングとなりました。
カンパイ
2本目『ナギザキ』
ここは外せないポイントですね。
潜降していくと根の下にはマダイの群れが私たちに構わず泳いでいます。
ムチカラマツエビ、ガラスハゼを観賞し、ゆっくり根を上がりながら最後のダイビングを愉しみました。
ダイビングのあとにはコレ、ビールでカンパイ、昼食をいただきました。
ログ付けのときにはもう、「次の紀伊大島ツアーも」、と盛り上がるのでした。

生物:サクラダイ、ハナゴンベ、ミナミハコフグ、アカオビハナダイ、オドリカクレエビ、ハリセンボン、タカベ、イサキ、トウシマコケギンポ、マダイ、イラ、ナンヨウブダイ、アオリイカ、イソコンペイトウガニ、カレイ、イトヒキハゼ、ガラスハゼ、ムチカラマツエビ
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