2006年7月6-10日

そして翌日、着替えをすませ出かけた瞬間、民宿のおかあさんから「台風来てるから早く西表を出たほうがいい。西表は明日には台風で停電になるだろうから石垣島に渡っていたほうがいいよ。」
(^_^")？
そんなことになっているとは最初、事態を呑みこめませんでした、「とりあえずサービスに相談してみます。」と言ってうなりざきのフロントに曽我さんを発見。
久々の再会に挨拶もそこそこに台風の状況を訊いてみると「かなりヤバイですね、今日の、しかも早いうちに西表から脱出したほうがよさそうです。」
アリャー、すっかりテンションもガタ落ちしたものの、せっかくここまで来たのだから潜らないと！ということで気持ちを切り替えて。
「午前中はまだ風もキツくないので午前中1本潜って最新の台風状況をみて考えましょう。今日から2日間の石垣での宿はうちで手配しましょうか？」（曽我さん）
ありがとうございますo(^o^)o
ダイビング専用ボート「ミスうなりざき8」で器材をセッティングして出港。明日台風が来る海とは思えないほどの凪の海をボートは滑っていきます。
ポイントに到着後、丁寧なブリーフィングのあとエントリー。
西表らしいダイナミックさはないものの沖縄らしい海で水温29℃、先週の17℃を経験した私には天国のような暖かさです。
根を覆い尽くすほどのテーブルサンゴや吸い込まれそうな透明度。そこをグルクン、ハナゴイ、ウメイロ、カスミチョウチョウウオの群れが気持ちよさげに泳いでいます。
贅沢にもハマ、カクレ、セジロ、ハナビラと4種類のクマノミが見れました。ゆったりしたダイビングをさせてもらってダイビングの寸前までキンチョーしていたYooさんも余裕やん、って言うぐらいに。風もなく結局2本潜らせてもらいました(^-^)。

ダイビング終了後、早速器材を洗い日向で少しでも乾かして梱包、宅配の送り状を書いてサービスに荷物を預け身支度をして急ぎ足で西表をあとにしました(^。^;)。
さすがに石垣に向かう船では波も出てきていて、うなりざきの曽我さんの的確なアドバイスのおかげで石垣に渡ることができました。ホテルにチェックインし、まぐろ専門居酒屋「ひとし」へ。石垣に来るといつもここに来なくては、というぐらいにまぐろのにぎり、石垣牛すしはオススメです。腹ごしらえをして明日以降の作戦会議、というても台風次第。ということで翌日の状況で判断することに。
朝起きてみると、ニュースで「離島の船便は全て欠航、石垣地方の強風圏内に入るのは宵のうち」ということだったのでレンタカーを借りて石垣島観光することにしました。花織みんさ工芸館や鍾乳洞、川平湾を訪れ台風で荒れ狂う波を観察するなどしてダイビングできないときの楽しみ方をやってまいりました。
その翌日は竹富島に渡ってレンタサイクルを借りて島内観光。カイジ浜でYooさんの念願のネコたちと再会を果たし、星の砂を探しているとそこらじゅうにヤドカリが。しばしヤドカリをモデルに写真を撮りまくってました。コンドイビーチでは遠浅の海を散策し、島内一周をしてレンタサイクル店に戻るのにプチ遭難しかけるエピソードもありの一日を過ごしました。
そして、今度は台風のない時期に西表リベンジを誓いツアーは終了いたしました。