2007年 9月1-2日
参加者:ひではる、のりこ、ほか1名
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黒潮でのんびり |
行ってまいりました、紀伊大島。
やりました、スゴイですね、ブルーウォーターは。
ブルーウォーターの出港がAM9時半なんで最低でもAM8時半に来て下さい、ということで現地についてアタフタするのも何々なんで、なるべく早く行ったほうがいいだろうといつもよりも1時間早い4時出発にしました。まだまだ日出を見るにはほど遠く前日の雨もありしんめりとした空気が流れてます。朝焼けを横目に長駆現地に到着いたしました。思いのほか早く着いたのでのんびりすることが出来ました。
今回同船する方々とともにブルーウォーターの全体でのブリーフィングでブルーウォーターでの諸注意を受けました。
今黒潮はボートで約25分ぐらいのところにあり、2ノットぐらいで流れているそうです。
器材を整えウェットを腰まで着、車でドナドナされながら港まで。
テンポよく器材を積み込み、出港です。外洋にでると大きなタンカー、フェリーの通る航路を横切るんですが、さすがに間近で見ると
デカイ、はるか高層ビルを見上げるようなカンジです。潮岬を右手に見ながらさらに南西に移動して行くと海面の色が変わっていきました。色が違うんです──
普通に青色はでなく深い紺碧色
──黒潮と呼ばれる由縁を思い知りました。潮目を越え各自器材を背負い終えるとブルーウォーターダイビングに欠かせないブイが下ろされていよいよブルーウォーターダイビングの開始です。
エントリーして下を見やるとなんとも言えない碧さが飛び込んできます。
そしてみながブイのロープに辿り着いたのを見計って"潜降"の合図です。
一気に水深10mまで下りると言葉には言い表せない水中空間。これこそがブルーウォーターなんですよねぇ。
まずはその浮遊感を楽しみながらいると"カンカン"と合図する方を見るとシイラです。
一尾だけですが水面近くを泳いでいきました。
そのあとしばらく何もなかったのですが、"カンカンカンカン"と激しく連打されその方を見ると、
出っーたぁ!!マンタぁ。
私たちの潜っている水深から少し深めに3枚のマンタが隊列を組んでいるかのごとく整然と優雅に泳いでいます。一度見えなくなりましたがすぐにまた現れ 長い間私たちの周りを何度となく回ってくれていました。
マンタのいなくなったあとは近くをシイラの群れがビュンビュンと通ってくれ「ブルーウォーター万歳!!」です。
動画で撮ったのですが、なにせ古いデジカメのためこれが限界(>o<")、記録には残りませんでしたが記憶に残るダイビングでした。
レギュを外して海水を口に入れてみてビックリ、めちゃくちゃショッパイんです。これも黒潮だからこそなんだなぁ。
エキジット間際にはまたシイラの群れが現れてくれもう言う事なし、でした。港に戻りお昼と長めの休憩です。
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私だけこの日の弁当が塩辛く感じてしょうがなかったです
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海の幸満載 |
長めの休憩のあと2本目は「ナギザキ」です。
1本目と違いあっちゅう間にポイントに到着。
エントリーしてまたビックリ。
前がブルーウォーターの透明度30m超、水温30℃に比べその落差に。
ここの名物、ガンガゼに気をつけながら根を下りて行くも透明度はさっぱり。
しかしここの生物層はやっぱりスゴイ。婚姻色鮮やかなサクラダイやイトヒキベラ、いつもの場所にクダゴンベと見るものいっぱい。もちろん1m級のマダイもいましたよ。
ダイビングを終え一日の疲れと冷えた身体を温めに古座川・月の瀬温泉へ。
宿に行く前にログ付けのときに飲むようにコンビニでお酒を調達。
宿に着くなりもう夕飯の用意ができていたのでそのまま荷物も解かず夕食をいただきました。さすが港町のお宿だけあって海の幸満載で美味しくて食べ過ぎてしまうほど。
食事のあとログ付けし、さぁ飲もうと思う間もなく撃沈(__).。oOグゥー。
2日目、朝から怪しい天気です。
雨が降ったりやんだりと、雲間に陽射しが覗くものの雨が降りしきっています。
ところがサービスに着くや雨はピタッと止み雲は消え快晴に。
今日も1本目はブルーウォーターです。
ブルーウォーターの先便があったのでゆっくりめのスタートです。
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いつものクダゴンベ |
先便の方々が帰ってこられたんですが、なんとなく肩を落としているような....。聞いてみると何も出なかったそうです。
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昨日私たちがマンタとシイラを見れたんはラッキーなほうやったんだぁ。
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私たちも同じ境遇になるかもしれないと辛いなぁ、なんでもいいから収穫欲しいなぁと思いつつ出港です。
案の定、マンタは出なかったもののシイラの群れは出てくれてツアー企画者として面目躍如できました。
ブルーウォーターで何もでないときは退屈かもしれませんが、この浮遊感を体験してみるのも価値アリだと思います。
2本目は「6:40(シックスフォーティー)」です。
外洋のポイントですがここも港からあっという間。ボートの移動時間の短い紀伊大島のいいところですね。
朝はガンガン潮が流れていて入れなかったのですが、昼からは流れもなくエントリーすることに。
ダイナミックなポイントらしくニザダイの群れにカンパチの群れが行ったり来たりと飽きさせません。またハリセンボンが流れを避けるかのように岩場にちょこまかちょこまかいてカワイイもんです。ブイまで戻ってくると台風の影響でうねりが入ってきたためダイビング早めに切り上げてエキジットしました。
初のブルーウォーターツアーはじゅうぶん過ぎるぐらい記憶に残るツアーとなりました。
関連リンク
須江ダイビングセンター
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