紀伊大島ツアー

2007年 10/6-7

参加者:ひではる、ギャンブラー、りっちゃん

ハタタテダイの群れ
今年2度目の紀伊大島。
3週前にブルーウォーター行く予定でしたが台風の余波で断念せざるを得ませんでしたが、今回は紀伊大島堪能ツアーなので台風なんて「そんなの関係ねぇ」です。
しかし例年9月で終了するブルーウォーターが10/10まで延長してるっていうじゃあ、あーりませんかぁ!それならってので初日にブルーウォーターすることにしました(●^o^●)。
ところがどっこい、やはり秋には台風が付きもので見事、台風15号が発生。先島諸島で停滞気味で本州には直撃はないものの波浪予報は気になるぅ。前日まではとりあえずGo、ってことで出発しました。
めっきり朝晩の冷え込んできて車に霜が降りてるような。
予定通り現地に到着してゆっくりしていると、海の状況を確認しに行ってたスタッフの赤松さんから哀しいお知らせが。
「波があってブルーウォーター出港ムリなんです。」
薄々そうじゃないかなぁと覚悟はしていましたが実際言われると少し落胆です。しかしボートが出ないわけじゃないんで気分を切換えて行くことに。
1本目「地蔵岩」
ボートであっという間のポイントに着いて少人数なんで即エントリー。
砂地をゆっくり進みながらお目当てのミジン君を探していると居ました、空き缶にピョコと顔を出したミジンベニハゼが。
かなり臆病なせいかライトが眩しすぎるのか、小さな缶口に顔を覗かせるだけです。後から後続のダイバーさんが来られたのでその場を譲ったんで撮影はできませんでした。
そのあとはゆっくり戻ってるとおっきなエソが砂地でじっとしてます。エサが通るのをじっと待ってるんだぁ。
安全停止の際、固定ブイのロープにはやはりニジギンポがたくさん棲んでいてみな同じ動きをしてるのが愛嬌があって面白かったです。
ハナタツ
2本目「ナギザキ」
エントリーして根の上に降り立つとハタタテダイの群泳で開幕です。── ハタタテダイの群れは映えますねぇ。 ──
根を降りていくとサクラダイが元気よく泳いでます。ナギザキ恒例のクダゴンベが今日はペアでいい被写体になってくれてます。
その横のヤギにはここのところよく見かけるプリティなアオサハギくんがちょこまかちょこましていてなかなかカメラの前に来てくれないんですよねぇ。
安全停止のロープにはここでもニジギンポくんたちがゆらゆら泳いでました。
ダイビングを終え一日の疲れと冷えた身体を温めに古座川・月の瀬温泉へ。
そのあと今日のお宿に着くとちょうど串本の海水浴場の真ん前で水平線に夕日がきれいに沈んでいくところでした。
しばらくみな茫然と眺めてしまいせっかくのベストショットの写真を撮るの忘れてました。部屋のある3階のベランダにはベンチが置いてあり、みな今度来たときはここで一杯やりたいなぁ。
近くの小料理屋さんで夕食(二人は酒盛)しながらいろんな話で盛り上がりました。
ゼブラガニ
2日目の朝、起きて海岸を見るとサーファーがどこから湧いてきたのか、っちゅうぐらいに波に乗ってます。
そう、串本にもいい波がきてるんですよねぇ。
── 台風15号の影響で和歌山も波が高くなっていてほとんどの海がクローズになったそうです。 ──
サーファーたちの波乗りを見ながら朝食を食べてても全然ダイビングの心配せずおれるのが紀伊大島のいいところ(^^)v。
のんびり過ごしてから紀伊大島へ出発です。
サービスに着いてみてビックリ。昨日の長閑さから一変してごっちゃ返してます。
串本がクローズになったんでみなこちらになだれの様に一気に押しかけたってカンジ。スタッフのみなさんが息つくヒマなく働いてます。
そこで私たちはのんびりに準備させていただきました<(_ _)>。
1本目「ナギザキ」
昨日と反対のパターンです。
エントリーして昨日とは逆周りのコースどりで行くことに。
根の下のムチヤギになにやらいてます、おっとハナタツくんです。
多少のうねりでヤギも揺れるなか、じっと耐え忍んでます。オルトマンムギワラエビやガラスハゼなどマクロチックな生物を観察しもってのんびりダイビングを楽しめました。
2本目「地蔵岩」
昨日写真撮り損ねたんでミジンくん狙いで行きましたが、昨日あったところに棲みかがなくなってるぅ。
あきらめてその近くの網に抱卵しているキンセンイシモチを観察。さすが須江は水温低いからかまだ見れました。
そのあとラッパウニに1cm弱のゼブラガニを発見。
小さすぎてみんなにはわかりにくかったようです。
のんびりダイビングできました。
この時期潜れないことがあって仕方ないのに、それが潜れてしまう紀伊大島はやっぱスゴイ。

関連リンク
須江ダイビングセンター

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