島根ツアー

2008年 8/9-10 

参加者:ひではる、ギャンブラー

抜ける海でポーズ
日本海ならではの透明度
今年は当初募集締切人員まであと一人という予定でしたが、計らずも参加予定だった人が他の用事が入ったりして結局、島根ツアー史上最小人数での開催となりました。
まぁ、そういう人数の少ないときは得てして海況がめっちゃ良かったり、するんですよね。
── 今回もそのジンクスは生きていました V(=^‥^=)v  ──
ギャンブラーと二人だけなので天気の心配もする必要もなく車中で延々しゃべりもって運転していたために高速のICを2度見過ごしUターンするハプニングもありましたが無事現地ショップに到着。
サンランドさんのご好意で布団を敷いていてくださっていたので小一時間ほど仮眠をとりスッキリ目覚めることができました。
ボートが出港する多古までお店の車にはじめて同乗させて頂いたんで、いつも運転席から風景と後部座席から見るそれとの違いにふと新鮮な心持になりました。港に着いてみると山から吹き下ろす風が心地よく波止場の水が澄みまくっていて心和む風情です。
今回同船される方々もベテランさんばっかりなので器材のセッティングもチャッチャと済ませて出港です。
クエ
棲家で寛ぐクエ
1本目「さなぐり」
ここを行かずして島根の海は語れない、ポイントです。
波も全くなく滑るようにしてポイントに到着。
海面からも根がクッキリわかるほど抜けていて期待度アップ↑↑↑
エントリーしてさらにビックリ!
さなぐりの大きな根が一望できるほどの透明度。── ここまで抜けている、さなぐりは初めてです。 ──
さなぐりのダイナミックさを再認識させられました。
流れも全くなく抜ける透明度はキモチいいです。イサキの群れが大きな根のまわりを上へ下へと行ったり来たり。
岩場の隙間にウミシダがいてその前を黄色の点のようなものを発見、よーく凝らして見るとそれは1cm大のタツノオトシゴygでした。
流れもなく大物は出なかったですが、キレイな海にのんびりしたダイビングとなりました。
2本目「六ツ島」
ここもエントリーするなりアンカーがくっきり見えるほどの透明度。
根のまわりを泳ぎだすと1m級のクエが私たちに気づいて根の隠れ処へ戻っていったのでそれを追いかけて行くとその棲家でじーっとしている眼光鋭いクエさんを相手にパッシャ。 クエを探して深場にいたのでなるべく安全停止を長めにとってあがりました。
そのあと器材を洗ってショップに戻り恒例の豪勢な昼食と昨年に引き続きサンランドのお客さんのご好意でカキ氷(宇治金時)をいただきました。
花火大会
宍道湖畔で行われた花火大会(ケイタイで撮影)
今年は松江市水郷祭とかぶったのと二人だけで民宿に行ったところであんだけの量を食べ切れないということで松江市内のビジネスホテルで宿泊です。
ビジネスホテルでありながら地上45mの最上階にある大浴場は見晴らしも良くサウナ付でそのうえ天然温泉です。──ガラス張りのお風呂は温まるを通り越して噴出した汗がなかなか収まりませんでした。
風呂上りのビールは格別です(~0~)。
水郷祭の花火大会を見るために早めにホテルを出発、途中缶ビールを飲みながら会場である宍道湖に向かいました。最初、あまりの観客の少なさにさすが田舎だなぁと思ってましたが、始まる頃にはもうスゴイ人出。
近くの出雲空港への着陸機が遅延してるということで花火大会の開始が遅れるというハプニングもありましたが、いきなりドデカイ一発が打ち上げられ花火大会が始まりました。夏の風物詩をとりあえず体験したあと松江市内に戻り飲みなおしました。
私は早々にホテルに退散しましたが、ギャンブラーは夜の繁華街に出かけたっきり朝まで戻ってくることはありませんでした。──詳細についてはギャンブラーから聞いてみてください。──
睡眠もじゅうぶん取れたんで清々しい朝を迎えることができました。
ギャンブラーは部屋に帰ってくるなり「松江はいいなぁ、毎週でもいいわぁ。」
ホテルの朝食を軽めに済ませチェックアウトしてショップへ。
サカナのトルネード
サカナのトルネード
2日目も朝からいい天気です。
港に着き波止場の水を見ると透けてはしてますが昨日ほどの透明度がないのが残念です。
1本目はもちろん「さなぐり」です。
エントリーするとあっちゅう間にボートから離れてます。
透明度もまだあり根およびアンカーラインがはっきりに見えるので必死こいて水面泳ぐより根に向かって下りていったほうがラクそうなのでそのまま斜めに向かって潜降。
根越しにアンカーまで泳いで行くとまだ水面でバタバタしているギャンブラーを発見。
ギャンブラーがゆっくり下りてきたところで流れに向かって泳ぎだしました。
根の先端部分まで来るとスズメダイ、イサキ、タカベの群れが右往左往、またそれを狙ってカンパチが追いまくってます。えげつないほどの魚影に『さすが、さなぐり』と感嘆。
そのダイナミックなトルネードショーを堪能してからアンカーのところにドリフトしながらもどって根の上でいるとこれだけの流れに体調不良のギャンブラーが「苦しい」のサイン。早々にエキジットしました。
ギャンブラーはその時心臓バクバクもんだったらしいです。
ダイビング時は体調管理をしっかりしなさい、という教訓でした。
2本目「ミゲゼ」です。
もう島根を満喫したということでのんびり過ごすことに。
エントリーする前に漁探に北の方角になんか群れているということで確認しに。
そこにはスズメダイの群れがいました。それをかき分け行くと昨日ほどではないですがクエがホバリングしてじっと私たちを観察しているようです。
それからはそれほど何もでなかったのでブラブラと散策してあがりました。
お店に戻りお昼ご飯です。
今日はまたまたお客さんの差し入れでスイカもいただいてもうたらふく食べさせていただきました。
帰りに酒屋さんでオススメの焼酎「わだつみの精」を買って帰路につきました。
今年の島根のダイビングは久しぶりにこれこそ島根ツアーという醍醐味だらけのダイビングツアーとなりました。

関連リンク:サンランド
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