田辺日帰りツアー
車
タカベの群れ

2009年9月12日 田辺1DAY

参加者:ひではる、ギャンブラー、あかね

データ

気温28℃ 水温27℃ 透明度10-15m

週間天気予報で前々から雨が予想された天気。
それを見越してギャンブラーの参加です。
「前もって雨やとわかってたから今回はオレのせいチャイますから。」
いつになく弱気発言、それもそのはず、島根ツアーまであんだけ"晴れ男"と豪語していて雨だったんですから。
当日の降水確率が60%ともなればもう雨であろうことは織り込み済。
前夜の降雨で湿り気のある路を南に下っていくとなにか期待させる雲の切れ間が........。
いつもトイレ休憩で立ち寄るサービスエリアでは海水浴客というよりはゴルファーなおじさんたちの集団がチラホラ見かけられるようになってきました。
「もう夏は終わってんですかねぇ」と喋りながら現地にあっというまに到着。
今回、ボートはほぼ満載、っちゅうことははよ入らにゃ水中はごった返すのが目に見えてます。
あかねさんとオオカワリ
 1本目「南部出し」
最初、「ショウガセ」へ行く予定でしたが、ポイントに着いてみると潮が激流ということで急遽変更になりました。
エントリーするとイワシの大群がお出迎え、そして水深を下げていくとタカベのイエローラインがブルーな海にいいコントラストを与えてくれます。
根の横で集合し早速、砂地へ。ダテハゼやニシキテッポウエビはよーく見れるんですが生憎ネジリンたちには逢えませんでした。
砂地をゴンズイたちがキレイに四角形に這い回ってるようにしていてゴンズイ玉ならぬゴンズイじゅうたんのようでした。根に戻って岩場の間を覗くとキンセンイシモチのペアがそこらじゅうに見えてよーーく観察するとやっぱりオスが抱卵してるじゃあ、あぁりませんか!なかなか正面を向いてくれなくていいショットは撮れませんでした。
こう透明度がいいと水面を見上げるとキモチいいもんです、これで日差しがあれば最高なんですが。
タカベがアンカーロープのまわり(根のまわりが正しいんですが)を交差していく情景は堪らないですね。
ほぼ1時間におよぶロングダイビングを楽しみました。
2本目「ショウガセ」
ガチのリクエストということで私たちの前の便で流れもなく、透明度も最高!ということだったのでこちらへ。
エントリーしたとたん、目を瞠るほどの透明度。
根の上にはカワイイながらアオリイカの群れ、その透き通る体色がまた透明度がいいから映える。
根を下るとカンパチ、ブリの群れにひときわ大きくて俊敏な魚、カツオが紛れてます。獲物を追い込んでアタックしてるところを捉えられないほどのスピード感。
そのあと下に下りてオオカワリの幻想の世界をしばし体験、この深さだからこそサクラダイがオオカワリをバックにして似合いますね。
根の上に戻ってみると異様な雰囲気。さっきまでの透明度がガタ落ち。そして安全停止のために浮上開始したら、ビューーンと潮が一気に流れ出しました。最後の最後でこいのぼり状態に。ショウガセの凄さを改めて思い知りました。
現地着いた瞬間は雨に降られましたが、昼休憩時には日が射し込むほどに回復、帰りの車中で雨が降り出す程度で済みました。
帰りにギャンブラー曰く「ほら、晴れ男だったでしょ。」とほくそ笑んでました。
その他の生物:ヒメサツマカサゴ、キンチャクダイ、コロダイ、スケロクウミタケハゼ、ヘラヤガラ、アオヤガラ、マダイ、ミギマキ、タカノハダイ、ツノダシ、カサゴ、ミノカサゴなど

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