2010年 11月28日
参加者:ひではる、papa、ほか1名
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須江のシンボル |
日曜日の開催リクエストを受けて企画するもこの冷え込みで一気にダイビングへの気が削がれたのか、一人も集まらないのでは?という心配しましたが、5日前の田辺ツアーが海況悪化のため中止になり、papaさんがリベンジしてくださいました。
須江では海況の心配することもなく企画できるので何の心配することもなく当日をむかえました。
天気も晴れ時々曇といたって安心していましたが、泉南あたりで何故かぱらっと雨が降りましたが、和歌山を越えたあたりから眩しい朝陽に向かって行きます。高速を下りて海岸沿いに走っているとなにやら白波がよく見えます。
「この辺はけっこう波ありますね。でも須江なら全然問題ないし。」と会話しながら現地DSに到着してみると、なんといつもと雰囲気が全く違う。
この時期に何台もの車が荷物を降ろしていていつもの器材置き場には足の踏み場もないほどの器材、器材、器材。
受付をしに行くと電話はジャンジャン鳴っています。
電話を終えたそのタイミングを見計らってスタッフさんに声かけて受付してもらってこの混雑ぶりを訊くと
「串本がクローズになったんです。それで皆こっちに流れてきたみたいです。」
と言い終った瞬間に電話が。
「もう、今日は来てもらってもお貸しできるタンクがないんですよ、、、、、、、」と電話の応対に
それでかぁ、納得。
須江の強みを改めて思い知りました。
ビーチだし、こののんびりした雰囲気を楽しみにしてきましたが、それは今回はお預けとなりました。
とっとと用意できても海に向かう車はいっつもいっぱい状態で順番待ち。
ようやく海に着いたら今度はエントリー付近も人だらけ。
待っていたらキリがないので器材を背負い階段を下りて手早くエントリー。
多少風波があるものの、全然問題なし、です。
自由潜降すると、朝らしく透明度はバッチリ。
まずは沖に向かって右手のほうへ。
岩場と砂地の間を縫って行くと人(ダイバー)集りが。
ぐるっと先回りしてみるとその真中に須江DCのシンボルである、マトウダイがゆったりと泳いでます。
カメラのレンズが数cmまでチョー接近しているにも関わらず悠然としていて、いい被写体さんだぁと感心してしまいました。
網を固定するロープの束の空間にはアオリイカの群泳となって漂っています。
そのロープを固定する重しにはピカチュウとカメラを持っていると堪らないショットだらけ。
また人だかりを発見、順番待ちして近付くとウミシダの黄色と黒を取り入れてキレイに擬態したニシキフウライウオでした。
この色合いはスバラシイです、今日の被写体No.1じゃないでしょうか?
このあとボチボチ散策しながらエキジットしました。
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キレイな擬態 |
熱いシャワーを浴びてしばしの休憩です。
ダイブセンターにあるポイントのジオラマを見ながら次のダイビングのコース取りを決めました。
まずは瓶ミジンに行ってクルマダイへ、そしてに最後にアカカマスの群れ狙いです。
送迎の車待ちして港へ。
たいがいのショップさんはもう帰られたみたいでエントリー場所は空いています。
手早く器材を装着、即エントリー。
コンパスをあわせて瓶ミジンへ。
思っていたところに見事居たらしく、papaさんの邪魔にならないように遠巻きで撮影を見守っているあいだに私はダークバスターを使ってネジリンボウ探しをするも全然((+_+))。
しかし、ピカーッと光るものを発見。
よく視るとそれはクルマダイの眼でした。
まるで剥製か置物かと疑うほど微動だにしません。
このあとはアカカマスの群れに向けて砂地を大きく迂回するようにして岩場へ。
しばらくはサンゴに根付いている生物を観察しながら移動していると、来ました。
アカカマスの群れです。
最初は横を通っていくのを見ていたのですが、気がつけばぐるりとカマスに取り囲まれていました。
こんなところでカマスのトルネードに出合えるとは思いもよらぬことで興奮☆^v(*^∇')乂('∇^*)v^☆。
動画で取りましたが、容量の関係でトルネードを撮りきれないままになり、残念(_
_。)。
内浦をじゅうぶん堪能できたダイビングとなりました。
帰りに紀伊大島を眺望できる露天風呂に浸かって帰りました。
関連リンク:
須江ダイビングセンター
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