紀伊大島ブルーウォーターツアー

2011年9月24日

参加者:ひではる、keiko、みなこ、やまちゃん、カトエリ、ワッキー

オニカサゴ
みなこさん撮影
先月のブルーウォーターに感動しきりのkeikoさんからの熱烈リクエストで急遽、企画。
企画アップして数時間であと1名、そして4日ほどで定員に達し、キャンセル待ちが出るほどの人気です。
前回のBWツアーからの1ヶ月間には、立て続けにくる台風の襲来で、紀伊半島、とりわけ和歌山山間部の甚大なる被害を受けました。
紀伊大島もその例外に洩れず、くしもと大橋が高波の影響で通行止めとなったほど。
須江のことですから一般のダイビングは問題していませんが、肝心のブルーウォーターがどうなるか?
B-LOGのほうも9/11から更新されていないので、ちょい心配です。
前々日波浪予報で波1.5mとこれで確実にイケる。
ちょいと余裕扱いていたら、前日夕方に太野垣さんから電話確認があって、やはり久しぶりのBWだけに確認入るんやぁ、と納得。
皆にもちろん『決行』メールを送信。
そして、通常午前様と呼ばれる時間を少しまわった時間に起床です。
もちろん外は真っ暗。ピックアップして出発するころにようやく朝日が見えるぐらい── 日の出もだいぶ遅くなってきました ──。
予定通りに現地に到着♪車から荷物を降ろして、器材を纏め港へ行く軽トラックへ。
DSの案内のあと、休憩場所の教室で小休止です。
早めにブルーウォーターのブリーフィング、1本目のポイントのブリーフィングをDSの常設の黒板を使っておこいました。
ウェットを半分着て男性陣はドナドナで港へ下りて浮き桟橋でセッティング。
ブルーの世界でポーズ
1本目「ナギザキ」。
港を出て5分で到着。
着いてみて思ったことは、水面から根が見えるぅ。
── 前回の「ナギザキ」を潜った人にとってはその違いがはっきり分かります。 ──
根の上で集合し、一気に壁際を下りていきます。
下のほうは、少し濁りがキツく全員の姿は確認できませんが、排気するエアの数で勘定。
台風の影響でかクダゴンベが見当たらない、残念。
しかしながら、ガラスハゼやオルトマンワラエビなど被写体はいっぱい。
写真にはなかなか納まらない、サクラダイなど暗めな水中に彩を与えてくれます。
岩場の間には、サイコロサイズのウミスズメやアオサハギ、ミナミハコフグなどチャッピーなキャラがそこらじゅうに。
安全停止をしていると、ちょうどそのロープには小指サイズのニジギンポたちが怪訝な表情でダイバーを観察しています。
ブルーウォーター前のほどよい小手慣らしを終えました。
次はメインのブルーウォーターです。
倉田さんから「海上保安庁の情報によると、黒潮が潮岬沖5マイルほどにあるらしいのですが、台風の影響でそこから少し走ったあたりになる」とういうことでした。
またもや男連中はというと、座席が空いているにも関らずドナドナして港へ。
そして、出港です。
前回が黒潮が近かったのですぐ着くもんだと高を括っていたら、走れど走れど、海面はグリーーーーーン
1時間近く船を走らせ皆が疲れて眠りこけたそのとき、二つ目の潮を越えたときに起きました。
濃紺な海、これこそ黒潮
待ちに待ったエントリー。
全員がマザーブイに揃ったところで、潜降の合図。
さっきまでの海の色が嘘みたいなクリアな海にどっぷり浸かってます。
早速、バブルリングを作る人や記念撮影にいそしむカップル、水面を見上げながらボーっとくつろいだりと思い思いのやりたかったことをおこなっています。
一瞬、カン、カン、カンと音に皆が注目。
すると倉田さんが指差してクエストに「ハダカカメガイ」。
大物を期待する皆は、そんなもの( ̄Σ ̄;)、的な反応。
大物は出ませんでしたが、46分間の水中遊覧をのんびり満喫いたしました。
帰りも須江も真南10マイルまで流されたいたので、港まではロングクルーズ。
DSに戻って器材を洗い、シャワーを浴びてる際、「温泉いきますか?」
時間が時間だけに全員、返事無しでシャワーだけに遅めの昼食、ログ付け、片付けを終わって帰途に就いたのは、午後5時半。
充実すぎる一日となりました。


参加された方で上の元映像(MP4)がほしい方は、ひではるまで連絡ください。
その他の生物:チョウチョウウオ、シラコダイ、レンテンヤッコ、アオヤガラ、ノコギリヨウジ、タカノハダイ、ミギマキ、オキゴンベ、クマノミ、ミツボシクロスズメ、イシダイ、オキゴンベ、イラ、アカイサキ、ガラスハゼ、イサキ、ミノカサゴ、イタチウオ、イソギンチャクモエビ、ミネミズエビ

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