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冠島ツアー

2011年 6月12日 冠島視察

冠島

参加者:ひではる、ほか1名

データ

気温22℃ 水温17℃ 透明度10-15m

今年から近場で透明度が良くて魚影の濃い、となるとココしかないですよね。
今回はその冠島のポイントと現地の流れを把握するための視察ツアーとなりました。
1週間前のDSのログを見ると水温15℃(さっむー)だったのでもちろん、ドライスーツで出番です。
前日にDSのWEBで出港することは確認していましたが、電話確認で再度確認。
久々の日本海なので交通状況が読めないため、早めの出発です。
2時間弱の行程で港に到着( `ー´)ノ。
途中間違えて舞鶴漁港を寄ったところ、流木たちが堆く積み上げられていました。
──この間の台風で川から流れ込んだやつで先週まで港一面にあって ボートが出せない状況だったそうです。──
今回、私たち含めゲストが4名で昼過ぎから雨が降る、ってことで早めに出港。
日本海らしく鏡面のような水面をボートが滑走していきます。
40分ほどで冠島沖に到着♫
1本目「ナガシタグリ」
手短にブリーフィングを終えエントリー。
降り立った瞬間にいきなりハマチの群れのオンパレード!──さすが、冠島という瞬間です。
しばらく、ハマチが行き来してたと思うとついにトルネードしてくれました(*^0゜)v ィエーイ☆彡。
しばらくの間そのトルネードを堪能したあと、流れに向かって移動開始。
ハマチの群れが見えなくなって初めて辺り一面のスズメダイの大群がいたことに気づきました。
あまりの多さに人懐っこいどころじゃないね、ダイバーがスズメダイの群衆の中を掻き分け掻き分けといったカンジ。
上を見上げると水面際には大きなマダイが悠々と泳いでます。
50cm以上のヒラメがそこかしこにいてるんですから冠島のスゴさは1本目にして感じざるを得ません。
アンカーのあたりに戻ってくると岩場の隙間でアメフラシが数珠繋ぎでゆーらゆーら交接中でした。
1本目はじゅうぶん楽しめたダイビングとなりました。
上がってから早めの昼食。
食事のタイミングがわかっているのか、オオミズナギドリたちがボートに近寄ってきて楽しい食事タイムとなりました。
2本目「宮前」
名前のとおり、冠島にある、お宮さんの前のポイントです。
スタッフに聞いたところやっぱり海の神さんが祀ってあるそうです。
入っていきなり、驚いたのは海底から海面際まで伸びたホンダワラの長さ。
ポイント的にはだらっとしたポイントでホンダワラの森と言っていいぐらいの密林地帯。
そこを離れて砂地へ行くとかわいい、ヒラメたちがうようよと。
それよりもっと驚いたのはアメフラシの数。
そこらじゅうで見かけ海草を食んでいる姿はウルトラマンに出てくる怪獣を思い出してしまいました。
もちろん、ハマチの群れやコブダイも出ていました。
上がってしばらくするとぽつりぽつりときだし、帰るころには雨。
早めにダイビングしていてよかった。
来月には冠島ツアーを開催します。
是非ともこの魚影の濃さ、透明度を体験してみてください。

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