白浜ツアー
車

2011年 11月5日

沈船に湧くキンメモドキ

参加者:ひではる、タロー、araki

データ

気温22℃ 水温23℃ 透明度5-15m

今週7日間のうちに3回もツアー組んだ強行スケジュール最終日。
DSスタッフと『11月も来ます。』と約束したため、律儀にツアー組んでしまいました。
週間天気予報で海況的にも天候的にも3回のツアーの中で一番安定している、はずの日でした.....。
前日の夏日のような暑さと陽射しにとっとと皆に決行メールを送信。
今回はピックアップがないため、ゆっくり寝れるわぁと気楽なモンです。
当日集合時間になっても未だ明けないのは秋が深かまったのを実感せざるを得ません。
白浜にありがちな交通渋滞もなく、スタッフ研修以来の早々の到着しました。

海を見ると完全なナギ状態、しかしながらどんよりとしたくもりがたち込め潮風がキツく感じます。
朝御飯を食べゆっくりしてから、器材をメッシュバッグから取り出し纏めてましたが、手持ちぶたさからか、もう既にウェットを着ちゃいました。
今日は南風があって三段壁方面へ出れない、ということで湾内ポイントです。
人数もこじんまりなのでお先に港へ行ってセッティング、邪魔にならないよう、船尾で出港を待つのみ。
他の方々も乗船して、さぁ、出港です。
北の根のアーチとarakiさん
1本目「沈船」
まだ誰も入ってないうちパパッと行きたかったのですが、なにぶん乗り合い。
順番待ちして器材を装着、エントリー。
上から沈船全景が見渡せはしませんが、既に入っているダイバーの泡でじゅうぶん場所が断定できます。
沈船まわりはクロホシイシモチ、アジ、イサキが涌いていて全体を覆いつくしています。
これこそ、漁礁そのもの。
透明度の落ちる前にいち早く、船内探検── 船内から見る外の風景は、トレジャーハンティング映画そのもの。
。外に出て船の周りをまわることに。
2日前のDSのログにツノザヤが出た、と書いてあったので目を皿のようにして探すも(??)。
代わりに20cm大のニシキウミウシには会えました。
── あとで聞くと、「ダイバーがわんさか入るから、フィンで飛ばされておるわけないやん」 ──
あまりの魚の涌きようにブリがバンバン、アタックしてるのが見て取れます。
ゆっくり船を2周ほどして魚の世界を楽しみました。
DSに戻ってお昼ご飯を食べだすころには、ついにしとしと雨が降り出しました。
なんやねん、この天気(★☆★凸(--メ)(--メ(--メ)凸★☆★キングギドラ怒りぃ〜!
といっても、いたし方ない。
自然の摂理を甘受するしかございません。
2本目「北の根・南の根」
しとしと雨の降る中、出港。
ささやかな恵みはポイントが近いこと。
あっという間に到着。
船上に長居するよりは早よ入ったほうがマシ、さながらエントリー。
まずは北の根へ。
半分ほどまわったところでアーチを発見。
アーチへ入っていくとそこにはキンメモドキの群れが。
ライトを当てると銀色に輝いて眩い世界が広がります。
北の根から南の根に移ると今度はクロホシイシモチ、アジの群れが根の上に群れております。
根の上で見ていると、その群れにブリが猛然とアタックして悠然と泳いでいくわ、アオヤガラも群れに突っ込んでるやらと大きな海の中の小さな生態系を観る事ができました。
南の根はデカすぎて全部周りきれませんでしたが、のんびりとダイビングができました。
DSに戻って器材を洗って、そのまま積み込み、帰り道の温泉へ。
入湯料も破格の300円と身体も懐も温かくなり、もちろんログ付けはガストでね(^_-)v。
その他の生物:キンギョハナダイ、イラ、ブダイ、オオモンハタ、ハコフグ、タカノハダイ、クマノミ、カサゴ、ニザダイ、ウミスズメ、ミノカサゴ、シラコダイ、オニカサゴ、チョウチョウウオ、ソラスズメダイ、コロダイ、ヒメジ、オキゴンベ、ハリセンボン、ムチカラマツエビ、ハシナガウバウオ、ニジギンポ、ハタタテダイ、ヘビギンポ、カワハギ、オトヒメエビ、リョウグウウミウシ、ソライロイボウミウシ、キイロウミウシ

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