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やっしーさん撮影 |
参加者:ひではる、クリーマ、やっしー、keiko
気温29℃ 水温26-28℃ 透明度5m
年1-2回企画している、ブルーウォーターダイブツアー。
今年もイトマキエイの遭遇率の高い8月下旬に設定。
参加者も春早々から埋りだして、あとは当日を迎えるのみ、でしたが如何せん、台風15号発生。
発生直後の予想では、ギリいけそうな予感がしていたのですが、チョー強力なタイフーン。
自転車並みのスピードで遅々と進まず、ツアー開催2日前にDSから
「土日のブルーウォーターは中止です。
通常のボートダイブなら可能ですが、どうされますか?」
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やっしーさん撮影 |
すぐさま全員にその旨メール、電話にて連絡。
そんな中、ブルーウォーターがなくても大丈夫、というダイバーさんたちのアツイ想いでツアー開催を決定。
ブルーウォーターは中止となりましたが、台風が来ようが紀伊大島のツアーは中止になるなんてありえません。
仕切り直しでピックアップの行程を再度メールし直して、あとは当日を待つのみ。
天気が良いのに、海況が悪いのではどうしょうもない、です。
現地に向かう道すがら、海を見やると南に下っていくに従い、白波が大きくなっていく.,,,,,,,,。
それでも紀伊大島は潜れる、というなんちゅう性。
予定通りに到着し、器材を纏めて港へ運ぶ軽トラックへ。
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やっしーさん撮影 |
大人の事情で出港時間が30分繰り上げられましたが、全員問題なし。
keikoさんがミジンを撮りたい、ということで1本目は「地蔵岩」に決定。
今回はブルーウォーターの船での出港ということで船はいっぱいいっぱい。
長い航海(?)なので邪魔にならないように船尾へ移動。
同船の大所帯さんとガチンコしないように早めにエントリー、したかったのですが、そうとはいかずダンゴ状態。
ダッシュ一番でミジン目指しましたが、もう辺りじゅうダイバーだらけ。
空き瓶にミジンを見つけましたが、奥に引っ込んで出てくる気配がない。
瓶を照らすライトにミジンのシルエットだけがくっきり見えます。
後ろには順番待ちしてるグループがあったので出待ちしきれず、其処を譲って他の物色することに。
ヤシャハゼが出ていたんですが、喧騒を察知してか写真を撮る前に穴に引っ込んだまま出てきてくれなくなりました。
そこでミジンを改めて狙いに。
戦火の後のような濁りの中、いました、いましたミジンくん。
なんとか任務遂行できました。
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やっしーさん撮影 |
2本目「ナギザキ」
DSに一度戻って小休止のあと出発です。
水深20mヒヤーっと身が引き締まる水温の中、オキノスジエビの群を見に行きましたが、不発(~_~)。
急いで根に戻り仕切りなおしです。
ナギザキ特有のサクラダイ、ハナゴンベが色鮮やかな朱色を見せてくれています。
底のほうはやっぱり冷え気味なので中層で時間を過ごすことに。
このへんは生物層が多く、色とりどりの魚が観察できます。
反対側には大きめのイサキの群れがたむろしていてモノトーンの様相。
深場のダイビングだったので長めの安全停止をしてダイビングを終えました。
帰りに道の駅・椿はな湯に寄って足湯に浸かってほっくり。
気分も上々に帰ってくることができました。
ほか見た生物:カサゴ、サクラダイ、ハナゴンベ、サツマカサゴ、マゴチ、コウライトラギス、ヤシャハゼ、ハリセンボン、イサキ、アカマツカサ、マツカサウオ、ベンケイハゼ、ガラスハゼ、ウミスズメ、ハコフグ、ウミスズメ、キンギョハナダイ、キンセンイシモチ、イトヒキベラ、スズメダイ、イセエビ、サラサエビ、オトヒメエビ