あっち〜、梅雨が明けた途端、ずっとカンカン照り。
低気圧なんてものはこの世にあるんだろうか？というぐらい。
週間天気予報も晴れ、波浪予報も凪──サミーさんが参加があっても......。
前日お昼過ぎにはDS社長より連絡があり、「明日は外洋いこか、ボートはダイバーズ・ハイさんとこだけの貸切やから。」
一年ぶりの外洋です。
夕方参加者に決行メールを送信、翌日は朝？が早いため早めに就寝。
とはいかず、ヤフオクで狙っていた商品を落とすため、一時起きて入札、落札されたのを見届けて改めてGo To Sleep。

当日、ほぼ時間どおりに集合、そして予定通り現地到着です。
道中海を眺めながら来ましたが、海上はベタ──今日一日、ダイビング日和──そのもの。
朝食を兼ねた休憩を取ってから、AM9時過ぎに用意を開始。
今回、外洋方面は私たちだけなので、器材の運搬だけ運んでもらうことに。
ウェットのみ装着しての移動です。
港に着くとボートにはもうタンクがキレイに並べてありました。
好きなところに器材を置いて各自セッティング。
忘れ物がないか確認して出港です。

1本目「島回り西」。
港を出港してわずか5分。
外洋にこれほど近いと言うことなし、です。
アンカーロープもほぼまっすぐに落ちてることから流れなし、水面から根が薄っすら見えているので透明度もまぁまぁ、というカンジです。
準備の出来た人から順々にエントリーをしていきます。
さぁ1年ぶりの外洋にエントリー。
すると、鼻水はないもののホワイトスクリーンがかかったような白濁り。
アンカーラインも途中で見えなくなってきたので、前に移動してラインを追いながら潜降。
全員が集合したのを確認をして移動開始。
するとシラコダイたちがいつものごとくフロート入れのメッシュポーチめがけ追っかけてきます。
ちょこっとだけ相手をしてあげたところで、ゆっくりと水深をおとしていきました。
根伝いに根を半周ほど移動しましたが、コレといったものも出ず、あきらめて根の上で過ごすことに。
さすが根の上なので陽がサンサンと差し込んでいるので多少離れていても泡で確認できます。
根の上でのんびり過ごしたので1時間を優に超えるダイビングとなりました。

トイレ休憩にDSに戻って30分ほど休憩。
のどの渇きと疲労回復用のアメちゃん──そのなかでアメを袋から開ける際、ポンと鳴るアメが人気の的に。
また仕入れておきます。
コレってどこで買ったっけ？

２本目ももちろん外洋です。
浅地方面はマグロ漁で船があるのでアンカリングを1本目から少し変えて「島回り西」のクマノミ城近く。
2本目なので皆段取りよくエントリー。

まずは離れ根との間を泳いでいると、メジナの群れがドーっというカンジで現れ、私たちの周りを行ったり来たり。
──単に根の周りを周っているなんですけどね。
色合いが地味なのとホワイトスクリーンで少し迫力に欠けますが。
イサキの群も大振りなのでストライプも薄っすら。
アオブダイも群れでいてくれるのですが、私たちの前を泳いでいくのに、見事ブッシューと煙幕をモクモク。
ドロップオフ際きわを泳いでいくと生物層の豊富なこと。
根の大きいだけに見ごたえがあります。
岩場にいたタコを何を思ったのか、mariさんがそれを掴もうとして悪戦苦闘、その際、ダイコンを外して危うく忘れるトコだったそうです。
──バディが咄嗟に拾ってくれてバディシステム、バッチシですね。
今回も根の上を縦横無尽に泳ぎたおしたダイビングとなりました。

DSに戻って器材を洗い、昼食を済ませてからログ付けです。
すると、テーブルの上に他のDSからのファックスがあり、「マレスのBC用ウェイトポケット知りませんか？」
1本目上がり際に見つけたヤツだ。
早速、連絡してもらってお返しすることに。
海でなくしたものは、案外誰かが拾ってくれてるもんですね。
一日一膳、否、一日一善です。（IMEで変換すると前者しかでない）
帰りは助手席のよしもさんを除き皆爆（睡）。
おかげで紀ノ川SAまでノンストップ走行できました。

ほかに見た生物：ガラスハゼ、イシダイ、イタチウオ、レンテンヤッコ、オジサン、ミヤケテグリ、アカハタ、ソウシハギ、ブダイ、キンギョハナダイ、クマノミ、カサゴ、ヘラヤガラ、ノコギリヨウジ、タカノハダイ、ミギマキ、オキゴンベ、メガネゴンベ、サラサゴンベ、ハコフグ、シマウミスズメ、オルトマンムギワラエビ、サンゴガニ、オトヒメエビ、サラサエビ