串本日帰りツアー
テングダイ
やっしーさん撮影
車

2013年 6月15日

参加者:ひではる、araki、やっしー、shin、みなこ、itochan

データ

気温26℃ 水温21℃ 透明度12-15m

やっとさ、です。
2月に新車にのりかえて、『二代目就役記念ツアー』としてリクエスト募集したところ、時期も時期ですから、なかなかリクエストがこない。
リクエストが入り、ようやく4/26に開催決定!っとなったのですが、何といっても自然相手。
海況の状況により、中止を余儀なくせざるをえませんでした。
それから、時は過ぎて.......。
チョウチョウウオ
やっしーさん撮影
このままだったら、スタッフ研修が就役ツアーになりかねない。
その長っーーーーーーい沈黙をarakiさんが破ってくれました。
「6/15串本で、集まらなかったら、ツアー中止でも構いません。」──なんと殊勝なお言葉。
こういう方を大事にしなきゃ、1名だけでと開催地は変更することはあっても、なんとしてでも開催にこぎつけたい、と。 こうして二代目就役ツアー開催が決定。
すると、開催1週間前には総勢6名も。
ありがとうございます──とその時、フィリピン沖に出来ちゃいました、台風3号。
台風予想図を見ると日本列島縦断の可能性あり?
翌日には、和歌山沖を通る?──完璧、中止じゃん。
ミツボシクロスズメ
やっしーさん撮影
そう諦めかけた翌々日には、アレ?台風が逸れていくんじゃない?
私たちの執念が通じたのか、台風が南東の方角へ、2日前には熱低に。
ツアー2日前には海況も落ち着いてきて、前日には透明度20mにまで回復。
云う事なし、です。
唯一、天気だけが心配されますが──ココんとこ、天気に恵まれているので大丈夫でしょ。
前日の夕方、DSに予約の確認の電話を入れたところ、
「波、透明度とも問題なし」とウレシイお言葉。
全員に「明日決行」メールを送信。


ピカチュウ
やっしーさん撮影
当日、白んだ夜明けの中、起床。
なんといっても今回、ピックアップがないのがいいね。
集合場所に5分前に到着すると、皆先に着いていて、コンビニで買い物中。
器材を載せかえて、車を駐車場に留めて出発です。
天気予報どおり、どんより曇り空──雨が降らないだけ、マシか。
順調よー、予定時間通りに到着、現地集合のやっしーさんも一足早く到着されていました。
30分程度朝食をかねた休憩をとって、準備を開始。
器材をDSの車に載せ、私たちはウェットスーツを腰まで着て有田港へ。
ボートに移って器材のセッティング──みなさんベテランの域でシャシャッと。

ガラスハゼ
やっしーさん撮影
出港してから、同船のショップさんのリクエストで「備前」へ。
1本目「備前」
波も穏やかでポイントに着いてみると先着のボートがブイに係留しているので、そのボートからロープを渡してもらって係留。
準備のできた人からエントリー。
安全のため、自由潜降せずに前のボートが係留しているブイまで水面移動のうえ、ロープを使っての潜降です。
根の周りで集合して「OK」サイン、全員から「OK」確認してから、さぁアザハタの根へ向け移動開始。
ムチヤギに大きめなガラスハゼを発見、普段見るヤツの1.5倍ぐらい。
大きいだけあって堂々としています。
透明度が少し落ちていましたが、向かう方向に右往左往するキンメの群れを発見。
近づくにしたがい、アザハタが浮かんできました。

アザハタの根
やっしーさん撮影
皆にこっちこっち、と手招きして私は遠めに位置取り。
水中カメラマンたちは各自の撮影ポイントをもとめて撮影開始。
  しばらく撮影に没頭してもらいました。
気が済んだかどうか知りませんが、ほとぼりが冷めたころ、ゆっくり移動開始。
途中、散策しもってエントリーポイントまで戻ってきました。
大きな根をぐるり一周して、安全停止。
順序良くエキジットしました。

イワシの群れ
やっしーさん撮影
港に戻ってタンクチェンジをしてから、女性陣は船長に車で送ってもらってDSで休憩。
男性陣はボートで休憩です。
昨日の灼熱地獄から一変、天気も曇っていて陽射しがないぶん快適に過ごせました。
1時間超の水面休息をとってからの2本目です。
1本目で皆さん撮影に熱中して「DECO」ギリギリのダイブプロフィールが出ていたそうで浅めに行くことに。

テングダイ
やっしーさん撮影
2本目「住崎」
エントリーすると1本目よりも少し透明度が落ちています。
他のダイバーグループと混じらないように本根から南に向かって移動を開始。
別に見るものもなく、戻り際にアオアリイカの産卵場所として設置されている、大きな木にはもう蛻のカラ。
ちょうど紀伊大島ではアオリイカの産卵期ですが、少し離れた串本では、黒潮の恩恵で水温も高く、もうとっくにハッチアウトしたようで、抜け殻が少し残っていました。
本根のほうに戻ると、番のテングダイが被写体としてご活躍中──じっとしていて、いいカンジです。
テングダイ
やっしーさん撮影
岩場のあいだには、大きなイセエビがこちらも番(?)でいらっしゃいます。
根の周りには被写体がわんさか、皆それぞれのモデルに向かって撮影会。
そのあと、根をグルグルと水深を上げながら安全停止。
各自のダイコンの指示に従い、ゆっくりあがりました。
DSに戻って、器材を洗い身体を洗ってからの昼食です。
今回は、いつものお弁当にカツオのたたきとタコの丸炊き、そしてカップ麺まで──お腹いっぱいです(*^-^*)。
ログ付けをして、器材を片付けるころにポツポツとでしたが、帰阪のため車で走り出した途端、雨が降りだし、大阪に向かいにつれ高速道路で50km/hの速度規制されるほどの大雨に。
普段のおこないやなぁ〜(笑)。
そのほか見た生物:マアジ、ネンブツダイ、トラウツボ、ネッタイミノカサゴ、ニシキウミウシ、アブラヤッコ、タテジマキンチャクダ、サララゴンベ、カモハラギンポ、コウライヒメジ、イタチウオ、イシガキダイ、タカノハダイ、ミギマキ、シマウミスズメ、イソギンチャクモエビ、 アカスジウミタケハゼ、イラ、イトヒキベラ、クビアカハゼ、ハタタテダイ、キハッソク、ニザダイ、カワハギ、ムラサキコチョウ

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