白浜日帰りツアー
車

2013年 11月9日

アーチ

参加者:ひではる、MINA

データ

気温22℃ 水温23℃ 透明度10-15m

台風30号、スゴイことになっていますねぇ──これが日本に来なくてヨカッた。
そのかわり、台風が来なくなったとたん、秋深し──巷は一気にダウンの似合う季節となりました。
そう言う弊サークルも例外なく、11月に入ると参加人数がメッキリ。
日高同様、今回も二人旅です。
この間、フル器材進水式の予定であった、MINAさんでしたが、台風29号の影響で田辺ツアーが中止。
ってことでスライドで今回のツアー参加です。
現地DSに「スミマセン、二人だけですが、いいですか?」
DS「何言うてるン、全然大丈夫。台風でこっちも大変ヤネン。助けて〜。」
──10月は台風の影響で稼ぎどきの週末だけでなく、平日もパァ、だったそうです。──
秋らしい、安定した気候でツアー開催の可否の心配することなく、当日を向かえました。
タコ
前日異様なほどネムくて(疲れ溜まってたんでしょうね)、21時半には就寝。
早く寝たからか、何時になく途中何度も目覚めてまいました。
今週は阪神高速・池田線が改良工事のため通行止、っちゅうことでいろいろ思案したものの、結局ナビに指示されるがまま、ピックアップ。
途中、湯浅PAでは、季節がらか少年サッカーチームの団体さん。
工事車両のダンプ軍団に阻まれながら、白浜に到着。
朝の日差しが心地よいです。
器材をおろして、施設案内のあと朝食です。
器材は軽トラックで港まで運んでもらうため、先に用意。
それから、DSスタッフから、今日の配船とポイント説明を受けてブリーフィング。
時間になったので港へてくてく。
ボートに積まれたタンクに自分の器材を持っていきセッティング。
アーチ
1本目「ペイマンケーブ」
何年ぶりだろう、このポイント。
かれこれ、私がレスキューダイバーのときに当時のDSガイド・岩城さんにガイドしてもらって以来だから、20ン年ぶり?──DMのときにも来ましたが、何かのトラブルで船上待機でした。
昔のイメージではもう少し、三段壁側だと思っていましたが、案外港から真っすぐなトコロ。
ポイントに着くと釣り船が。
「こりゃ〜ムリかなぁ」と思ってたら、漁師さんが移動してくれてポイントを空けてくださいました。
アンカリングして船長よりポイント位置どりを教えてもらって、エントリー。
アンカーはアーチを越えていましたが、アーチの真上で集合。
少し戻るようにしてアーチへ。
アーチの手前には、マアジの群がお出迎え。
大きなアーチの中は真っ暗。
ダークバスターを点灯すると、目の前にはキンメモドキの壁──アーチの中を覆い尽くすようです。
一先ずアーチをゆっくりと通り抜け、アーチの上に回って時計回りに大きな根を散策。
アーチの中と外では生物層が違いすぎるほど淡白。
ぐるーり半周でアーチに戻って壁をのぞきながら行くとアーチの上方には、ダイバーの吐いた空気だまりが層のようになってます。
アーチを抜けたところでウツボが珍しく泳いでいたので追っかけたら、穴場に戻ってしまいました。
二人だけなのでゆっくりめにエキジット。
港に戻って器材を降ろしてタンク交換。
DSに戻って温かいシャワーを浴びて即ウェットを脱いで着替え──ダッシュあるのみ。
休憩室に入って今日一番に昼食です。
食べ終わったら、せっかくの日差し、なので甲羅干し。
身体も暖まったことだし、2本目へ。
アーチ
2本目「沈船」
ポイントに着いて船尾側のブイに係留したところ、他の船も到着。
こりゃ、はよ入らないと一気にダイバーだらけになっちまう。
用意をして早めにエントリー。
急がせすぎたせいか、MINAさんにカメラ手渡すの忘れてしもた(*_*)。
急いで器材を背負い、ライト、カメラ2台をDリングに取付、エントリー。
下に到着して、MINAさんに「はい、カメラ」と手渡すと。
オッという顔に──ご本人もカメラのこと失念していたそうです。
さっそく、移動開始し、船尾下から探索。
大きめのコロダイがいる程度です。
左舷に回って船縁をゆっくり移動。
船室あたりまでくるとクロホシイシモチの群──船内もぐっちょりというカンジ。
そして船首にくるともうキンメモドキの壁です。
その中にミノカサゴ数尾が悠々と羽を広げ水中浮遊。
カメラでミノカサゴごしのキンメの壁を狙うのですが、キンメが目の前に(-_-)。
そうしてるうちにあたりはダイバーだらけ。
ダイバーと交叉しながらの移動、ってカンジです。
もう季節的にも船縁はウミウシ天国です。
キンメモドキの周りには、アジ、イサキの群、それらがピャーと動くほうをみると、そのあとからハマチが追っかけ回してるのが確認できます。
沈船のまわりを2周回って魚のカーテンを堪能しました。
エキジットが他ダイバーグループと重なったため、長めの安全停止となりました。
沈船
港に戻って器材をバラして軽トラックへ。
私たちはさきにDSに戻ってシャワーで温もる間もなく、軽トラックが戻ってきました。
仕方なく、先に器材の塩抜きをして改めてシャワーを浴びもってウェットを脱ぎ、一気にお風呂へ。
浴槽に浸かると少しぬるい、温泉の給湯レバーを開いて極楽極楽(^^)。
さすが温泉のパワー、身体の芯から温まりました。
休憩室に戻ってログ付けです──今日は二人だけなので、備え付けのポイントマップをいただいて、そこにコース取り、見た魚を書き込みんでMINAさんに。
ログ付け終わってからお茶をいただいたのですが、これが熱いのなんの──ヤケドしそうなぐらい。
なかなか飲みきれない。
ようやく飲みきってから器材を片づけ車に積み込み、「もう忘れものないですか〜?」
最後の見回りしたら、器材干場にMINAさんがウェット、フードベストが。
MINAさん「そういえばメッシュバッグの中がスカスカな気がしました(笑)」
私もこの間したばかりですから、大丈夫ですよ。
帰りも大阪まですんなりでしたが、最後の最後、池田線通行止のあおりを受けてしまいました。

ほか見た生物:イロカエルアンコウ、オキゴンベ、キンギョハナダイ、アザハタ、カサゴ、トラギス、キンセンイチモチ、コロダイ、キンチャクダイ、チョウチョウウオ、イタチウオ、キジハタ、キリンミノカサゴ、ニジギンポ、タカノハダイ、ミギマキ、ハタタテダイ、ハタンポ、マエソ、ツユベラ、ブダイ、イシダイ、イラ、キハッソク、キュウセン、ホンソメワケベラ、ミナミハコフグ、キタマクラ、アカヒメジ、イセエビ、サラサエビ、サンゴガニ、サガミリュウグウウミウシ、キイロウミウシ、ソライロイボウミウシ、コイボウミウシ、タコ
メールを送る もどる  HOME

Copyright©2013divers-hi.com all rights reserved.