1本目「南部出し」
深場のほうは、冷水塊の影響で水温低く透明度も悪いので浅めのポイントがオススメ、ということでこちらへ。
ポイントへ着くと意外や意外、根がキレイに浮き上がって見えます。
エントリーすると、浮遊物が多いものの、なかなか。
早速、水路へ。
キンメモドキが水路の下の方に固まっているので、少し動かすために更に下に潜り込んでライト照射。
アレ?クロホシイシモチの群だ。
キンメモドキはその奥にいました。
ライトを照らすと右往左往するんですが、今日は動きが鈍い。
そのぶん、写真は撮りやすかったんじゃないかな。
そのあと、ネジリンボウ狙いで砂地を目指しましたが、ダテハゼとニシキテッポウエビの共生しか見あたりませんでした。
根に戻り、散策しようとしたら、他のグループと交錯。
交じらないように水深を上げて移動。
そろそろ安全停止しようかという頃に流れが出てきました。
ブイのロープは他の団体で満員。
仕方なく根の岩に掴まりながら待機。
ブイロープが空いたところで、ロープへ移動。
待っている間、イサキ、タカベの群が目の前を回遊してくれて楽しめました。
安全停止は十分なのですが、今度はボートへのエキジットがダダ混み。
もうしばらく待ってのエキジットとなりました。
2本目「アーチ」
先に2本目に行っていた人たちが帰ってこられました。
その店のマネージャーさんが「ゲキ流れ、やわ。」
DS社長も「ゲッターであの流れやから、流れないんやったら『灘の島』はどう?」
『灘の島』は流れはない代わり、透明度↓のポイント。
それはツラいんで他がいいです、ってことでブイ設置してあってコントロール取りやすいポイント『アーチ』に決定。
大きいボートを私たち6人で貸し切り状態──片側10人収容のベンチには左右3人ずつという贅沢さ。
器材のセッティング終えさぁ出発という段になって、私のマスクがない!
船をしらみつぶしに探しをしたところ、先ほどボートに乗っていたお店のレンタルマスク1個がポツンとあり、「これだぁ」
器材洗い場に行きお店のスタッフに状況を説明、干してある器材を
確認して廻ったところ、ありました、マイマスク。
私たちが下りている間にお客さんが間違えて私のマスクを使っていたようです。
ようやく準備がそろい出港です。
ポイントに着くと全くないわけではないですが、さっきまでの激流れはウソのよう。
準備をしてエントリー。
流れが止まったぶん、1本目よりだいぶ浮遊物が多いです。
まずは水路へ。
クロホシフエダイがクリーニングステーションなのかじーっとしています。
根のまわりをぐるりまわってみることに。
これといって何もなく、底の方はヒヤッとしてるんであったかーい根の上へ移動。こちらで窒素抜きを兼ねて過ごすことに。
水面に一瞬、番のシイラを発見、すぐさま皆に教えようと指差しましたが、さすがシイラ、もう見あたりませんでした。
長い安全停止のあとエキジットしようとボート下に来たところで、水面でビシャビシャ。
シイラが釣り上げられる瞬間で、こんな映像、釣り番組でもなかなか見れない映像です。
釣り上げられたオス(メス?)を気遣ってか、片割れのシイラがしばらくその場で捜してるように泳いでいました。
一人ずつエキジットしてる最中、やまちゃんがこっちこっち、の合図。
見るとカンパチの群(50尾以上)が隊列を組んで泳いできました。
これは撮らねば、ということで水中に残ってる3人でカンパチショーを撮影。
いつもならすぐにどっか行くのに、この日は違った。
ずっと根と根の間を右往左往──私たちに群を誇示するかのような行動をしてくれました。
ボートの上に残っている人たちのことを考えるとそう長くも居れなくて後ろ髪ひかれる思いでエキジット。