田辺日帰りツアー
車

2013年 7月20日

南部出し

参加者:ひではる、やまちゃん、タロー、たぁ、sugi、yummy

データ

気温32℃ 水温23℃ 透明度10m

先週は台風の余波でw冷や冷やドキドキのツアー開催でしたが、今週は余裕の開催とはいえず。
ここんトコ、田辺ツアーは荒天で中止を余儀なくされているので予断は許さない、感満載ですからねぇ。
そういうこともあり、DSの予約は1週間を裕に切った、月曜日──申し訳ございません。
その上、参加数が確定したのも、水曜日。
2週間前の田辺ツアーが中止になったことでスライド参加してくださった人もいらっしゃいました。
週間天気予報も波浪予報もバッチリ。
あとは当日を待つのみ。
もちろん、前日の確認も問題なし、と今年初の順調すぎるほど順調な田辺ツアーになりそう。
当日、20分寝坊してしまい、出鼻からイヤな予感。
遅れを取り戻すために普段より手っとり早い朝食に変更、なんとか出発時刻に間に合いました、ふぅ。
順調よーピックアップ、集合もできて出発。
夏休み最初の連休、とあってSAには家族連れの海水浴客ばかり。
駐車スペースには、はみ出さずキッチリ停めてなぁー。
思いの外、スムーズにいきAM8時前には到着。
器材を車から降ろして、お店で休憩──先週と違い、余裕です。
出港1時間前ともなると、他のお店さんもい到着して慌ただしくなってきたため、器材のセッティング。
炎天下での軽作業でも汗ビッショリ。
器材を船に積み込んで、ってところでひょいとした瞬間、グローブが港と船の間をすり抜けてピチャ。
近くの漁師さんからタモ借りるまで待ちきれず、堤防と船の間でロープに捕まりながらなんとかグローブを回収。
やっとこさと思った瞬間、濡れた足のサンダルが滑って海へ。
結局、漁師さんからタモ借りる羽目に。
年甲斐になく無理したら、アカンという、いい例でした。
そんなこんなの、あって出港の時間です。

キンメモドキ
1本目「南部出し」
深場のほうは、冷水塊の影響で水温低く透明度も悪いので浅めのポイントがオススメ、ということでこちらへ。
ポイントへ着くと意外や意外、根がキレイに浮き上がって見えます。
エントリーすると、浮遊物が多いものの、なかなか。
早速、水路へ。
キンメモドキが水路の下の方に固まっているので、少し動かすために更に下に潜り込んでライト照射。
アレ?クロホシイシモチの群だ。
キンメモドキはその奥にいました。
ライトを照らすと右往左往するんですが、今日は動きが鈍い。
そのぶん、写真は撮りやすかったんじゃないかな。
そのあと、ネジリンボウ狙いで砂地を目指しましたが、ダテハゼとニシキテッポウエビの共生しか見あたりませんでした。
根に戻り、散策しようとしたら、他のグループと交錯。
交じらないように水深を上げて移動。
そろそろ安全停止しようかという頃に流れが出てきました。
ブイのロープは他の団体で満員。
仕方なく根の岩に掴まりながら待機。
ブイロープが空いたところで、ロープへ移動。
待っている間、イサキ、タカベの群が目の前を回遊してくれて楽しめました。
安全停止は十分なのですが、今度はボートへのエキジットがダダ混み。
もうしばらく待ってのエキジットとなりました。

私たち以外は2本目も続けていくということでタンクだけバラしてかためてボートに置いておくことに。
私たちだけの休憩なので昼食時間が重ならないからのんびりできます--これが田辺スタイル。
田辺をホームグランドにしてきた私たちのサークルに初参加された人の感想に「のんびりしたサークルだなぁ」と言われた所以ですね。
アーチ
2本目「アーチ」
先に2本目に行っていた人たちが帰ってこられました。
その店のマネージャーさんが「ゲキ流れ、やわ。」
DS社長も「ゲッターであの流れやから、流れないんやったら『灘の島』はどう?」
『灘の島』は流れはない代わり、透明度↓のポイント。
それはツラいんで他がいいです、ってことでブイ設置してあってコントロール取りやすいポイント『アーチ』に決定。
大きいボートを私たち6人で貸し切り状態──片側10人収容のベンチには左右3人ずつという贅沢さ。
器材のセッティング終えさぁ出発という段になって、私のマスクがない!
船をしらみつぶしに探しをしたところ、先ほどボートに乗っていたお店のレンタルマスク1個がポツンとあり、「これだぁ」
器材洗い場に行きお店のスタッフに状況を説明、干してある器材を 確認して廻ったところ、ありました、マイマスク。
私たちが下りている間にお客さんが間違えて私のマスクを使っていたようです。
ようやく準備がそろい出港です。
シイラ
ポイントに着くと全くないわけではないですが、さっきまでの激流れはウソのよう。
準備をしてエントリー。
流れが止まったぶん、1本目よりだいぶ浮遊物が多いです。
まずは水路へ。
クロホシフエダイがクリーニングステーションなのかじーっとしています。
根のまわりをぐるりまわってみることに。
これといって何もなく、底の方はヒヤッとしてるんであったかーい根の上へ移動。こちらで窒素抜きを兼ねて過ごすことに。
水面に一瞬、番のシイラを発見、すぐさま皆に教えようと指差しましたが、さすがシイラ、もう見あたりませんでした。
長い安全停止のあとエキジットしようとボート下に来たところで、水面でビシャビシャ。
シイラが釣り上げられる瞬間で、こんな映像、釣り番組でもなかなか見れない映像です。
釣り上げられたオス(メス?)を気遣ってか、片割れのシイラがしばらくその場で捜してるように泳いでいました。
一人ずつエキジットしてる最中、やまちゃんがこっちこっち、の合図。
見るとカンパチの群(50尾以上)が隊列を組んで泳いできました。
これは撮らねば、ということで水中に残ってる3人でカンパチショーを撮影。
いつもならすぐにどっか行くのに、この日は違った。
ずっと根と根の間を右往左往──私たちに群を誇示するかのような行動をしてくれました。
ボートの上に残っている人たちのことを考えるとそう長くも居れなくて後ろ髪ひかれる思いでエキジット。
港に戻って器材を下ろし、器材洗い場へ。
もう先にダイビングを終えられたお店さんは帰阪したようで、ゆったり器材を洗うことができました。
このあと田辺スタイルのメイン・イベント、お風呂。
「かんぽの宿」の温泉で疲れを癒して帰宅の途へ。
先週と違い、渋滞もなく紀ノ川SAで夕食を食べながらログ付け--ここも空いていてよかった(お店にはご迷惑でしょうが・・・)
さすが我らがホームグラウンド・田辺、魅せてくれますねぇ。
田辺、サイコー!!


その他の生物:レンテンヤッコ、ウツボ、トラウツボ、サビウツボ、タカノハダイ、ミギマキ、オキゴンベ、キリンミノカサゴ、オニカサゴ、ノコギリヨウジ、ハコフグ、シマウミスズメ、ウミスズメ、クマノミ、マアジ、シマアジ、チョウチョウウオ、シラコダイ、 イタチウオ、ヤイトハタ、アオブダイ、イシダイ、ニザダイ、カワハギ、コロダイ、ニラミギンポ、カモハラギンポ、コガネスズメダイ、キンセンイシモチ、アカスジウミタケハゼ、ゴンズイ、ウミコチョウ、キイロウミウシ、サンゴガニ、イセエビ、ミネミズエビ

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