内浦ビーチ日帰りツアー
車

2013年 2月2日

参加者:ひではる、やっしー、keiko、たぁ、mari

データ

気温18℃ 水温18℃ 透明度5-10m

マトウダイ
やっしーさん撮影
私自身、今年初ツアーです。
昨年11月にツアー開催後、大事をとって──ビビリなもので(';')──ツアー企画していませんでしたが、再開です。
1週間前の冷え込みに、「来週こんなんで潜るんかいなぁ」と弱気な気持ちになる今日この頃です。
内浦だけに海況については前日まで全く心配していませんでした、それよりも雨。
上がってからの雨はキビシイ、絶対冷え込むから暖を取る用意をしときゃなきゃ、という思いでいましたが、それが正反対な結果に.......。
当日、出かける頃には雨は小降り、そしてあたりが白んでくるころには雨も止んできました。
「天気も回復してきましたね」と意気揚々に運転すること、しばし。
車窓越しに見える海は、東映映画の出だしのような波。
「今回、須江で良かったですね」と高を括っていたら、前方の雲行きが怪しくなってきた。
すさみにかかった丁度そのとき、猛烈な豪雨。
間欠ワイパーでは全く前が見えない雨量と、木々を揺さぶり響き渡る風の音。
はたして、こんな嵐の中でダイビングできるんだろうか?という思いで現地に到着してみると、今までの豪雨は何処へや、みたく晴れ間が現れていました。
やはり串本方面はクローズらしく、普段見慣れないショップさんが器材の準備をしています。
サービスの電話もひっきりなしに鳴っております。
教室で朝食を食べ、各自カメラの準備をおこない、しばしの休憩です。
マツカサウオyg
やっしーさん撮影
午前10時に器材を纏め、ドライスーツを腰まで着た状態で車で移動。
車中で次にダイビングするのがニューカレだの、パラオだのと和気藹藹に話し合っていたのでつい発した言葉「皆心ここに非ず、ちゃいますか?」
──この言葉が文字通り、現実のものとなりました(~_~;)。──
港に着いてみると、押し寄せる波がスゴイことに──排水路にはめてある板が波が来るたびにバタバタバタバタバタとめくれ上がる始末。
スタッフから「これでもだいぶ落ち着いてきたところです。」
そんな中、器材をセッティング、バディ同士で器材を背負う段になって、「グローブとウェイトベスト忘れました」、「あっ、BCセット忘れてた」......。
普段そつなくこなす人たちだけにビックリ。
なんとか、エントリーまでこぎつけ、順番にジャイアントエントリー。
いつも穏やかな須江も波の影響が出ていて岩場は危ないということで少し沖で潜降開始。
水底集合でしたが、ところがどっこい、なかなか集合できない。
透明度も悪いということもあって、残念ながら、ダイビングを諦め順次エキジットしてもらうことに。
水深も最大18mあたりまでいっていたので安全停止をしっかりしてもらってからの浮上。
波が落ち着く2本目に期待してエキジットしました。
アカカマス
やっしーさん撮影
陽も射してきて気温も急上昇。
Tシャツ一枚でもじゅうぶんなポカポカ陽気です。
じゅうぶんな休憩のあと、再び港へ。
今回は忘れ物がないか、じゅうぶんにチェック(無事PENもありました)。
間違いがないか確認したうえで、 順番にエントリーして揃ったところで潜降。
無事集合できたことを祝して記念撮影。
移動開始したところで須江名物、マトウダイのお出迎え。
海藻の塊のところに3cm大のマツカサウオちゃん、ほとんど動かず写真を撮らしてくれました。
この時期にしては透明度が悪い──といっても、海況考えれば潜れているだけマシ──ので、浅場でカマス、アジの群れのほうへ。
クロホシイシモチの群れがのんびりとかたまっているまわりをカマスが右左に、そしてアジが時たまパァーと通るような具合でいてくれています。
透明度は悪いものの浅いぶん陽も入りちょっと暖色系な光景です。
のんびり水中ポカポカ気分を味わっての安全停止となりました。
最後に13年間当サークルを支え続けてくれたダイバーズ・ハイ号が今回のツアーをもって引退することになり、記念撮影。
このあとも忘れ物続出したとは言えません。
みなさーん、パラオ、ニューカレ楽しんできてくださいね。

ほか見た生物:ボラ、ハナミノカサゴ、ヒメジ、キンギョハナダイ、ハタタテダイ、ミノカサゴ、マエソ、ダイナンウミヘビ、ウミスズメ、クマノミ、ソラスズメダイ、カワハギ、イラ、ホンソメワケベラ、
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