2014年 5月 23-26日
参加者:ひではる、ゆじゅ、keiko、ステジイ、よしも
昨年のツアーでギンガメトルネードを体験した感動から、ツアー直後からのリクエスト。
この時期恒例となりつつあります。
毎年のことながら、GW直後のフェリーのドッグ入り──これがなければ、ずっと以前から計画できるのですが──のこともあり、「今後の予定」にはツアー開催日は、"5月下旬"と曖昧な日程で掲載。
昨年のあたりから「ツアーに行きたい」という希望者は10人以上。
これは、前回に増して参加人数増えるんちゃうの、と淡ーい期待。
予定表がなかなか出ないのでシビレを切らして、粟国村船舶課に2月下旬電話して「5月下旬に粟国島に行きたいのですが、5月のドッグ入りはいつぐらいでしょうか?」
担当の方「5月にドッグ入りするのは確かですが、ドッグ入りする日程は向こうがわの日程次第なので、まだはっきりわかりません。
3月中旬には分かると思います。」
結局3月中旬以降にしか日程が決められないことに変わりはありませんでした(>_<)。
そして気がついたら3月中旬の日曜日昼間、うっかり忘れていました──フェリーの運行情報。
すぐさま粟国村のホームページを見ると、出てます、5月の運行情報。
すると思っていたよりもドッグ入りが早い分、運行再開も早い。
ってことで、keikoさんに連絡。
日程を5/23ー26で決定。
早速「今後の予定」にアップ。
すると、夕方KAZUさんから電話。
KAZUさん「6/13-15で久米島ツアー、アップしておいて。
いや、久米島弾丸ツアーで。」
後にKAZUさんから聞いたところ、「串本ツアー中に粟国ツアーがアップされていて、串本からの帰りの車中でNIWAさんがその日程では参加できないから他でツアー組んでくれないか?」となったそうです。
いやはや、その日のうちに2本のビッグツアーが企画されました(^_^)v。
去年のツアーがのんびりモード全快だったので、ある程度人数が膨らんでから現地DSに連絡しようと高を括っていましたが、ツアー企画アップ後、1週間でほぼ参加予定者が出尽くしたカンジでした。
しかし、昨年からの流れ的には参加希望者は多かったはず?もうちょい粘ってからと思い、待てどそれ以降の追加はありませんでした。
ツアー開催1ヶ月前になってようやくDSにメール連絡。
するとすぐに返信で「24日午後2ダイブ、25日午前中2ダイブはOK、午後からは満席です。
宿の手配は各自にて予約ください。」とのこと。
うぉーーーーー、なんてこった。
すぐに去年泊まった宿に連絡するも、「満室です。」
ヤバイ。
一昨年泊まった民宿に連絡すると「相部屋でなら2部屋あいていますが、24日のみです。」
これまたちょっと大変なぁ。
とりあえず、1泊のみで宿は仮押さえて参加者全員に電話して事情を説明。
了承を得て、"24日午後2ダイブ、25日午前2ダイブ”でDS、"24日1泊のみ"で民宿に予約。
25日午前2ダイブしたあと、その足でフェリーで那覇に帰ることになりました。
翌日、追認してもらった、那覇での宿泊もとまりんの近所のビジネスホテルを人数分予約完了。
なんとかツアー自体、かたちあるものになりました(^_^;)。
いつもツアーに持っていくのは、重量のことを考え、古びたSプロ・アクセント(通常使っているドラゴンフライは重すぎて嵩ばるため)なのですが、今回はヤフオクで10円でも売れなかったシークエスト・スペクトラム3に。
それで使い終わったら、粟国に置いて帰るつもりで──去年のゆじゅさんのように──。
あと、最終日は皆夕方便の飛行機のはずだから、朝ホテルをチェックアウトした後どうするか?
けっこうな時間なのでスーツケースが邪魔でロッカーに預けるのもなんなんで、ロッカー代わりにレンタカーを借りて美ら海水族館に行くことを提案、とりあえずそれでいいんじゃない、と同意いただけました。
そして迎えた当日。
朝の薄曇りの中、日差しのそれほどキツくないのに駅までキャリーケースを引っ張っていくだけで汗ビッショリ。
行きは期間限定の赤ラピ。
色が青から赤になるだけでこんなに凛々しくなるんですね。
その上、ジオン軍の紋章まであると尚更。
せっかくなのでスーパーシートで記念撮影。
──ほかの乗客のほとんどが一眼で撮影、本格的です。──
このロマンなひとときはあっという間、関空駅に到着です。
フライトが11時20分ということもあり、第2ターミナルに行く前に早めに昼食を摂ることに。
ちょうどあの「すき家」があったのでココで。
久々に牛並たのんでみましたが、何となく味が変わったような。
腹ごしらえ済ませて、第2ターミナルへ。
チェックインカウンターには、もうステジイさんが到着されていて、超過分の荷物を仕分け中。
セキュリティチェックを終えて、まだ空いている待合室へ。今日は潜らないし運転もしないので、ブッシュッ。
定刻通りに出発です。
1時間半の空旅なのでとりあえず読書──ライトなものだったのであっという間に読み終えちゃった。
那覇空港に到着すると、アレレ?雨降ってるじゃん。
ひとまず、荷物を受け取って、チェックインには早いものの、ホテルへ。
チェックインには30分ほど早く着きましたが、快く受付してくださいました。
雨宿りがてら、しばし休憩です。
雨もやんだみたいなので散歩がてら、国際通りまでお出かけ。
ひと通り端から端まで歩いて、雪塩アイスを食べて歩きだしたところ、先着して、レンタカーでドライブされてた、ゆじゅさんと合流。
私「夕飯、何します?」
ゆじゅさん「今日は刺身の気分です。」
ってことで牧志市場へ。
去年の美人3姉妹のお店がお休みだったので、一番最初に声かけてきたお店で1人500円の舟盛りをオーダー。
2階の居酒屋さんの席に通され、まずはカンパーイ。
舟盛りが出てくるのが少し遅れたこともあって、ゆじゅさんはいいカンジに。
酔い冷ましにスタバへ。
ここまでは良かったのですが、皆注文のあと、私のお会計中にそれは起きました。
お釣りの1円を床に落としてしまい、拾おうとしゃがんだ瞬間、バリッ。
ジーンズの内股の生地が破れてしまいました──太ったせいで──。
私はすぐに替えのズボンを買いに行きたかったのですが、小一時間ほど話が盛り上がってたところ、ふと、ゆじゅさんのジーンズの破れを見つけられたので、あっさり白状。
みんなでズボンを買いに行くことに。
国際通って普通の服屋ってないんですよねぇ。
ウロウロするも見当たらず、たまたまゆじゅさんに声をかけてきたアクセサリー店の美人店員さんに「この辺で男ものの服売ってるトコない?」
美人店員さん「国際通りはお土産屋さんばかり、ですから。
.....ちょっと聞いてきますね。」
わざわざ近くのお店に聞いてきてくれて「ドンキだったら売っていると思います。」
早速ドン・キホーテに行くとありました、男もののズボン。
試着室借りて買ったズボンに履きかえ。
買い物のアドバイスくれた店員さんにお礼を言いに行くことに。
「無事ズボン買えました、ありがとうございます。」
ゆじゅさん「教えてもらったんやから、なんか買ってあげたら?」
美人店員さん「ブレスレットを3つ買っていただくと1つプレゼントします。」
ステジイさん「なら、オレ買うわ。」
ゆじゅさん「さすがステジイさん、プレイボーイですなぁ。」
ゆじゅさんも体調を整えるブレスレットをチョイス。
店員さんと記念撮影してお別れ。
私はすっかり酔いが醒めてしまったのでホテルに戻ってからビールを飲んで就寝。
翌朝、起きてみると窓越しにけっこうな日差し。
朝食をいただきに1Fへ。
するとフロントの人が「お客さん、今日はお仕事ですか?」
私「いいえ、ダイビングです。今日粟国に渡ります。」
フロント「昼から晴れるって言ってたけどもう晴れてるね。こんなに晴れるなんの、
2週間ぶりよ。」
それは良いカンジ。
部屋に戻ってデジカメをハウジングにセットして、荷物を片づけホテルをチェックアウト。
ステジイさんとキャスターをゴロゴロ転がしながら、フェリー出港1時間前までにとまりんに到着。
乗船券売り場にはゆじゅさんもちょうど来られたので早速3人分の乗船券を購入。
いち早く荷物をコンテナに預けました。
これで身軽になって乗船券売場に戻ると、去年とは比べられないほどの人、人、人。
特に外人さんの数がハンパねぇ。
売場をみると座間味行きに長蛇の列。
──今年3月に慶良間諸島が国立公園に指定された影響みたい。──
よしもさんはメッシュバッグに手提げカバンのみで集合──「翌日那覇で同じホテルに泊まるのでスーツケース、ホテルに預けてきました。」──それは良いアイデア(^^)。
全員揃ったところでフェリーに乗船。
その目的は雑魚寝部屋をゲットすること。
なんとかスペー
スを確保できました。
これでのんびり船旅ができます。
そして定刻通りの出港です。
2時間の航海中に各自昼食を摂って、準備万端。
粟国に着くと天気は快晴、しかし風がかなりキツめ──少しいやーな予感。
港には民宿の方が迎えに来てくれて、荷物を車で運んでもらい、私たちは徒歩で民宿へ──港の目の前にあるロケーションなのです。
宿に着いてスーツケースから器材をメッシュバッグに移し変えて残りの荷物を部屋へ運んで集合時間までしばし休憩。
窓から外を見ると、白波がけっこう出てきているのと幟の旗がビュンビュン靡いています。
ゆじゅさん「こりゃあ、ダイビング無理かもしれませんねぇ。」
その言葉通りになるとは、このあと現実になることに。
民宿前で待ち合わせだったので、ウェットを腰まで着て待っていると、私「アレ?純さん?」
身体が大きくなった純さん──ラッシュの上からベストを着てるのでまるで中世の騎士のような胸板になってます──です。
純さん「お久しぶりです。ホントは仕事で台湾行っている予定だったんですが、仕事延期になちゃっいまして。」
なるほどぉ。
器材を車に載せて港までテクテク1分。
港で器材のセッティング。新城さんから「この風は、カーチバイ(夏至南風)ゆうて、梅雨明けの風。この風が吹くと筆ん崎は潜れない。とりあえず、出港してみるが潜れるかどうかわからない。」
致しかたない、自然相手ですから。
とりあえずボートに器材を積み込んで忘れものがないか、チェックして出港です。
1本目「クシレージ」
ちょうどフェリーの出港時間と重なったため、フェリーに従って港を出ました。
出た瞬間はそれほど波がないように見えましたが、進むにつれ大きな波が。
なんとか筆ん崎のポイントまできましたが、ブイを取れたとしても船が係留できそうにない、との判断でポイント変更。
島陰にまわるとさっきまでの波がウソのような凪。
ボートがアンカリングされたところで純さんからこのポイントのブリーフィング──クレバスがたくさんあるところ──。
いよいよ、粟国でのダイビング開始です。
用意できた人からエントリー。
全員が揃ったところで移動開始。
するといきなり遠いながらイソマグロが通過。
そのあと近くをカスミアジも。
水中で映える薄紫のハナタカサゴの群が右往左往。
すると、純さんが、水底近くにいたコブシメを誘導して皆の元へ。
しばらくホバリングしているんで絶好の撮影タイムです。
はじめは根のを散策していたあと、無数にあるクレバスへ。
入り組んだ地形は探検そのもの。
たいがいダイバー一人が通れるほどなので、中性浮力の練習にはもってこい。
私もBCから空気を抜こうと蛇腹ホースを力いっぱい引っ張ったのですが、エアが抜けた音がしない──そのときは、BCに空気入れていないから、そりゃ抜けはしないか、と思っていました。
どれぐらいクレバスを潜ったか分からないほどウロチョロ。
水中空間を楽しみました。
ボートに上がって器材を下ろしてビックリ。
BCの蛇腹ホースがBC取付部の根元から剥がれているぅ。
それを見た純さんが「粗大ゴミばかり置いて帰らんとてね。」
BC破損ということでBCを粟国に置いて帰る計画は頓挫いたしました(*_*)。
港まで帰るボートは荒波の中、顔を海水を被りまくりで往きの倍以上の時間をかけて帰港。
トイレ休憩のあと、外洋は難しいということで港そばの「ハンガー」に。
ここはテトラポッドを間近に潜れるポイントでよければ、ギンガメも来ることもあるそうです。
出港してホンマ、すぐ到着。
防波堤にテトラポッドが積み重なっている前でアンカリング。
準備のできた人からエントリー。
根の上で集合して移動開始した途端、純さんが左の方角を指さしました。
するとkeikoさんが猛ダッシュ。
なるほどウミガメです。
keikoさんに追っかけられてウミガメは集団の最後方の私のほうへ。
粟国は鳴り物禁止なので皆には教えてあげれませんでした。
そこから根をひとつ越えると出てきました~、テトラ群。
近づき過ぎると単なる壁、やや退きながら見るとやっぱりデカイ。
なかなか水中でテトラポッドを見ることはないのでいいカンジ。
テトラとダイバーの対比で写真をおさえようとしてもデカすぎるから、テトラをまるまる入れるとダイバーが米粒状態だし、ダイバーを大きくすると単なるコンクリートの壁、ムズカシイ。
テトラの間を抜けたりしながら、威風堂々な空間を楽しみました。
ダイビングを終え、港に帰ったころには、日差しも和らいできました。
今回は、今日しか粟国の夕日を拝めないということで新城さん「展望台にいきますか?」
私「ハイ」
器材はボートに置きっぱにして宿に戻って簡単にシャワーを浴びて着替えです。
30分後に新城さんら車2台でお迎え。
途中、ビール、ジュースを仕入れてマナハ展望台へ。
着いたところ、良いカンジのカップルがたそがれています。
そこに分け入るカタチで賑やかし、です<(_ _)>。
空高い夕日は見応えアリ、です。
まずは、この夕日と明日のダイビング祈願を込めてカンパーイ。
美南海さんのFB用、私たち用と何枚も撮らせていただきました。
あとは、各自FB用の写真撮影タイム。
風がキツくTシャツ1枚じゃ寒ーっ。
夕日が雲に隠れたところでお開き。
宿に戻って夕食を食べてログ付けにDSへ。
各自席に着いたところで、粟国名物ログ付けのお供、夜光貝の刺身──コリコリして旨し。
それとシャコ貝の薫製──こちらもほどよい薫りがたまんねぇ。
明日ギンガメ爆発祈願を願って皆でギンガメ様にお祈り。
愉しい時はあっという間に過ぎるものです。
宿までの帰り、夜空には満点の星。
よしもさん曰く「星が見えすぎるとキモチ悪くまりません?」
それには皆「エェー」
北斗七星がやけに近くカンジられました。
部屋に戻り布団を敷き、寝る場所が決まった途端、ステジイさんは(爆)睡モード。
それにつられるように就寝しました。<
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翌朝起きると、少し風がマシになったような?
朝食7時でダイビングの集合が9時──この待ち時間がもどかしい。
宿のチェックアウトが10時なので荷物をまとめて先に食堂へ。
今日の午後のフェリーで帰るのにまだダイビングする私たちのため、ダイビング後に1Fのシャワーを使わせていただけることに。
集合時間まで待ちきれず、外をウロチョロしていると、照りつける日差しにドンドン風が強くなってくるような気が。
すると純さんたちが港にタンクを届けに着たついでに高台へ──海況を確認しに。
DSに戻る車中の純さんの顔に笑顔はなく神妙そう。
ようやく集合時間になったので、港へてくてく。
男性陣でボートにタンクリレー。
自分の器材を確認してセッティング。
するとよしもさん「アレ?マスクがない!!」
私「確か、昨日宿の水槽で見かけましたけど。」
よしもさん、ダッシュでマスクを取りに行って無事持ってこられました。
コレで準備万端。
そして船長が来られ、船長の海況判断で筆ん崎へ行けることに。
イエ~イ。
皆でギンガメヒット祈願にギンガメ踊り~。
1本目「筆ん崎」
港を出るとキター、波の歓迎。
船長の的確な操船で無事ポイントに到着。
時に押し寄せる3m級の波に「これでドリフトしたらピックアップ難しいやろうなぁ」
少し流れもあるのでカレントラインを用意。
まず純さん、そして準備のできた人からエントリー。
水中に揃ったところで、移動開始。
ダイビングの鉄則、
泳ぎ始めは流れの向かって。
いつもマグロの通り道になってるあたりまで泳いで待機です。
すると1尾のカスミアジが私たちを観察するかのようにスルーしていきました。
アカモンガラの群が通るものの、何も現れる気配がないので場所を移動。
するとナポレオンが左手から現れてクリーニングポイントでしばらくのらりくらりして去っていきました。
このあとギンガメの群を探し回りましたが、次のダイブを期待して安全停止。
その間にゆじゅさん、ステジイさんがギンガメ踊りを披露。
ボートに上がってみると、だいぶ波もおさまってきました。
エキジットしてきた新城さん「ありゃ、水温2℃も下がってしもた。これではギンガメ出てこない」
港に戻って、トイレ休憩です。
ボートも燃料がスッカラカンなので給油。
その合間にエアチャージされたタンクも到着。
またして、タンクリレーで船へ。
セッティングを済ませ、いよいよ粟国最後のダイビングです。
2本目「筆ん崎」
時間の経過とともに風も収まってきて、あとはギンガメのみ。
快調にポイントまで到着。
流れも収まってきて、順番にエントリー。
集合できたところで移動開始。
水路をひとつ越え、次の水路に向かってると根の上の方にアカカマスの群。
それほど大きくはないですが、去年カマスの群を見たあとにギンガメが出てるだけに期待大。
しばらくカマスを遠巻きに撮影したのち、根をのコーナーをぐるり回ったところで黒っぽい大きな物体。
ロウニンアジがなにやら獲物を待っているかのように一定間隔で行ったり来たり。
その水路の水底近くをイソマグロが通っていきました。
このあと、方々ギンガメ求めて回りましたが、ついぞ見当たらず、時間切れ。
安全停止をして浮上しました。
時刻は12:00ジャスト──ヤバッ、フェリーがもう到着する頃やん。
案の上、フェリーの入港を待っての帰港。
器材もろとも直接民宿へ。
女性陣からシャワーを浴びてもらって、その間に器材を軽く水で濯ぐ程度。
道沿いに器材を並べてちょうど、日差しがキツく風も吹いているので多少の水切りに。
荷物の片づけをある程度しもって、昼食──事前に民宿で昼食頼んでおいて正解──こういうときのカレーライスは助かります。
フェリーの座席の件、ダイビング後だけに仮眠がとれるよう雑魚寝部屋確保のため、早めにフェリー乗船手続きをしようということで、民宿の方に荷物を車で送ってもらい私たちは、トボトボ港まで。
民宿の方にお礼を言って、乗船です。
早めの乗船のおかげで、雑魚寝部屋の一角を確保。
やっと落ち着いた、ってカンジです。
そして、フェリー出港です。
フェリーのお見送りに間に合わなかったため、港では、純さんがギンガメ踊り~。
それに応えてゆじゅさんも~。
新城さんも私たちが見えなくなるまで手を振ってくださいました<(_ _)>。
ダイバーさんちは、さすが皆疲れてるのかZzz。
那覇に着くまでに翌日のレンタカーも確保。
とまりんに到着しましたが、今回はのんびり。
皆で今日宿泊のホテルへ。
チェックインを済ませ、まずは濡れ濡れの器材を風呂場に干して──部屋に入りたてのためエアコンが効いてなくて汗ビッショリ。
シャワーで汗流したいけど器材が....。
1時間後、ロビーで集合して国際通へ。
夕食に牧志市場でしようか、となって歩いていくとシャッターが閉まってる──今日は月一の休業日──。
仕方なく、どこ行こうか考えながら歩いていると、2日前のあのお店。
しかし、美人店員さんはいないみたい。
聞いたところ、今日はお休みだそうで、ゆじゅさん、ステジイさんが残念がっていました。
もう夕方のいい時刻なので、沖縄らしい美味しいお店にしよう、ってことで去年shiroさんに連れていってもらったお店に電話で予約。
タクシーで行こうかという案もありましたが、何せ5名──タクシー2台じゃ高いということに。
それならゾロゾロと歩いて到着。
お店の佇まいがまたいいカンジです。
まずは、無事粟国でのダイビングが終了したことを祝してカンパーイ。
shiroさんオススメのドゥル天やよしもさんが気になった島豚ソーキの塩焼きなど、おいしくいただきました。
このあとステジイさんの美声を聴こうとカラオケボックスを探しているうちに、目的が私が一昨日食べた雪塩ソフトに。
「トッピングはご自由に」のポスターを見て皆カップタイプを選択。
9種類のトッピングを楽しみましたが、結局トッピングなしが一番美味しかった。
国際通りからホテルに向けて歩いていると、ラーメン屋には長蛇の列──沖縄なのにソーキそばじゃなくてラーメン屋なんだ?。
せっかくの沖縄で海ものを食していない、ってことで居酒屋さんへ。
此処で海の幸にチョー冷えたビール、サイコー。
ネジが切れかけのステジイさんは先に部屋へ。
残りで私の部屋に集まって女子サッカー日本代表の試合観戦。
0時を回ったところで解散。
即落ちてしまいました。
翌朝暑苦しくて目覚めると、風呂の換気扇がとまってるぅ──器材は全くぬれぬれ。
何のため風呂場に器材を干していたのか意味ないじゃん。
仕方なく、水切れるだけ切ってキャスターバッグに片付け。
一気に部屋中、蒸れ蒸れ状態で汗ビッショリ。
風呂場に器材がなくなったことでシャワーを浴びました。
AM6時になったので朝食に1Fへ。
もうすでにゆじゅさんが、来られていました──早っ。
他のテーブル全て空いているんですが、厚かましくも同席させていただきました。
するとステジイさんも下りてこられ、男性陣揃い踏み──年寄りやからとは、言いません。
このあと、ステジイさんは毎日の日課のウォーキングに出かけられました。
私も8時キッカリにレンタカー屋に着くよう、20分前に出発。
すると、前から見覚えのある人が歩いてくる....。
あっ、ステジイさん。
ちょうどウォーキングの帰りだったそうで、パッキングのほうも済んでいるっちゅーことで、私とともにレンタカー屋に行くことに。
昨日予約センターのおねぇさんが言われたとおりの時間でレンタカー屋に到着。
開店準備の間待って、すぐに契約。
係りの人に美ら海水族館をナビに登録してもらって、ホテルまで。
ゆじゅさん、keikoさんにレンタカーでホテルに向かっていることを伝えました。
さすが、朝の通勤時間帯──ほんの2kmが遠いこと。
ホテル前に到着するとゆじゅさんがスタンバってくれたはったので車の番をお願いしてホテルに戻ってチェックアウト。
今日昼便で帰阪するよしもさんを除く4名で美ら海に向けて出発です。
往き帰りの運転を誰がするか?となって、帰りはネムなるので私が担当、往きはゆじゅさんと決まりました。
途中、ファミマで水族館の割引券を買っていよいよ、市外へ。
高速に入る寸前でアクセルを踏むとエンジン内でカラカラカラカラ.....。
ゆじゅさん「ボクもこれと同じ車種乗ってるけど、こんな音するんかなぁ??
ハイブリッドやからかなぁ」
このときは、ときどき音がする程度で全く気にかけていませんでした。
このあと、こんなことになろうとは.......。
予定通りに美ら海水族館に到着。
平日にもかかわらず、修学旅行生や慰安旅行の人たち、海外旅行者などでいっぱいです、さすが美ら海。
私たちも童心にかえって伊江島をバックを記念撮影。
エントランスにはmariさん向け顔ハメ──いろんなパターンで撮ろうとしましたが、他の方々に譲らないと、ネ。
まずはイルカショー。
早めに入っていて正解──超満員でした。
このあと流れに従って水族館内部へ。
関西に住んでいるので海遊館とついつい比べてしまいますが、大水槽の見せ方はやはり美ら海ですね。
他の展示物は大差ないですが。
楽しい1時間半となりました。
ちょうど昼すぎ。
昼ご飯はどこにしようか?となって、せっかくココまで来たんだからゆじゅさんオススメの海鮮丼を食べに行くことに。
30分のドライブの先に見えてきました、古宇利島。
よくカレンダーとか風景写真で使われる絶景です。
長い橋を渡って古宇利島に入る直前に橋の袂でなにやら撮影中です。
そしてその近くが目的のお店──3階建てのバラックです。
お店の3階までくると、ココに建てた理由がわかりました。
古宇利大橋が望めるロケーション。
店員さんから、前列から一段上がった後列のカウンターに行くように指示され、各々注文。
どこにも厨房らしいものが見えないので、料理をどこで作っているんだろう?とあたりを見回したら、店員さんのいる壁に簾が開いて、そこから手が。
なるほどその奥に厨房があるんだぁ。
風光明媚な場所で昼食を美味しくいただきましたぁ。
帰りは、私が運転。
いよいよ、楽しかった沖縄に別れを告げて帰阪のため、那覇空港目指します。
私が運転してからは、アクセルを踏むと鳴っていたカラカラ音は常時しだしいて、耳障りなほど。
そして高速に入って音にめげずに運転していたら、急に上り坂でアクセル踏んでもスピードがでない。
いよいよ高速じゃなく低速運転になってきたんで、追い越し車線から走行車線に車線変更したところ、路肩に高速隊の車が停車していました。
あまりの低速の私たちの車に気づいて、すぐに私たちの後を伴走してくれていました。
ついに、速度20km/hもでなくなってきたので、一度エンジンを切って再起動しようということで、路肩に止めてエンジンを切りエンジンをかけてみましたが、かからない。
何度やってもかからないので、高速隊の人たちが車を降りてきて「路肩止めるにしても危ないから、白線からはみ出さないように」ってことで、わざわざ車をおして完全に路肩に移動させてくださいました。
あとカラーコーンを一つ置いて「道路救急ダイアルに電話するように」言いおいて去っていきました。
その間にゆじゅさんが、レンタカー屋に状況と「今日の夕方の便で大阪に帰るので、早急に代車を用意するように」連絡と道路救急ダイアルに連絡してくれました。
エンジンのかからない車内は蒸し暑いので車外へ退散。
ゆじゅさん「なんか起こりますねぇ。」
私とステジイさんが一番早い便(18時20分発)なのですが、空港まであと60kmの地点で現在14:20。
帰りの飛行機に間に合うか、ハラハラドキドキの長い待ち時間です。
なんとか、16時すぎに代車が到着、荷物を載せ替えて再出発。
なんとか17時前に空港に到着。
レンタカーの返却をゆじゅさんにお願いして、帰りの便の早い私とステジイさんは、搭乗手続きのため先にチェックインカウンターへ。
着いてみると、腰砕けの文字が。
告知板に私たちの乗る予定便が「40分遅延」。
少し余裕ができたのでターミナルビルに戻って夕食を摂ることに。
レンタカーを返し終えたゆじゅさんと合流して、軽く夕食を食べて搭乗口へ。
するとまた告知板には、出発がさらに20分延期に。
ありゃー、一番早く那覇を飛び立つ予定が、一番最後になりそう(^^;)。
仕方なく、オリオンビールを3缶ほど飲み干して、ようやくの搭乗です。
フライト自体は問題なく、関空に着陸したのが、ちょうど22時。
それから、荷物を受け取り第一ターミナルへバスで移動中に、FBのニュースフィードにゆじゅさんが赤ラピに乗車との記事が。
うらやましい。
まぁ、なんとか私もステジイさんも帰宅することができました。
ピーチ、おそるべし。
今年もいろいろあった、粟国ツアー。
今年の反省から、来年のツアー日程を早々に決めました。
来年こそはギンガメ、のんびりツアーでいきましょう。
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