柏島ツアー

2014年 9/13-14 

参加者:ひではる、ワッキー、ゆうちん、タロー、きょうこ、かめねー

参加のみなさん
今年も昨年に引き続き、やりました。
前回は申し込み開始すぐに定員一杯になりましたが、今年は遅め。
8月初旬あたりからちらほら増え、締め切り間際でようやく一杯──ツアー企画者的には冷や冷やものでした。
ツアー締め切ってから、そや、かめねーさんのこと忘れてたぁ。
6月に柏島なら現地合流もありやね、という話をしてたことを。
いちおう、お誘いのメールをしてみると「考えてみます。」
数日後、「一人で運転すると現地合流だと初日に間に合うかわからないので、夕方からの参加で。」
てことで、かめねーさんの参加決定── パラオツアー以来の参加になるので、9年ぶりのダイビングになります──。
それから、9年ぶりに器材を引っ張りだしてきたところ、かめねーさん「ウェットが入らないので、レンタル希望」のメール。
私「ウェット用意しますので、サイズ教えてください。」
かめねーさん「身長161cm、体重は少なく見積もっても○kgです。」
私「少なく見積もったら、レンタルも入りませんよ。」
と漫才チックな会話でやりとりしました。
アザハタ
週間天気予報も波浪予報もまずまず、あとは当日を迎えるのみという段階で参加者のお一人がキャンセル。
ってことは、車にもう一人乗れる。
そこで、かめねーさんに連絡「ピックアップできますが、いかがですか?」
かめねーさん「わざわざ松山まわりだと遠回りだから」と最初は遠慮されていましたが、前日に同乗決定。
それから、全員に集合及びピックアップのメール送信。
そんなバタバタ状態だったので天気予報を確認せずにいました。
当日、用事もあり睡眠時間20分(多めに見積もって)で起床。
集合場所でタローさん、きょうこさんを乗せてそのあと、ゆうちんさんをピックアップ──ここまでは順調──。
ワッキーさんをピックアップしに行ったところ、ワッキーさんから「今通り過ぎましたよ。」
アレ?いつのまに。
ナビではもう少し先のはず。
そこから、その界隈を30分もぐーるぐる。
ワッキーさんから再び電話「そっちむかいましょか?」
私「今ドコにいらっしゃいますか?」
ワッキーさん「国道沿いです。」
ガーーーン(*_*)、ピックアップ場所間違えてた。
すぐに国道まで戻り、ワッキーさんと出会えました──長丁場の運転、このさき思いやられるわぁ。
そこから中国道、山陽道を経由して瀬戸大橋。
ライトアップされてるんですが、しょっぼー。
明石大橋のように鮮やかじゃない、やはり古いから?
4時間かけて松山に到着、かめねーさんをピックアップしてさぁ柏島へ。
高速に乗った頃から、雨が。
かめねーさんとは、8年ぶりの再会だったので積もりすぎて掘り起こせないほどの話であっと言う間に大月町に入っていました。
途中、コンビニに寄って朝食を仕入れて道の駅で時間調整。
ずっと降り続く雨に、かめねーさん「今日ダイビングやめとく?ダイビング代払うから、このへんの観光しようよ。」
9年のブランクから不安で不安でつい弱音が。
そういった意見はスルーして、一切の展望台へ。
天気が良ければ九州が見渡せるそうですが、この空模様では。
たまたま犬の散歩に通りかかったオジさんが「昼ぐらいには晴れる」の言葉を信じてDSへ。
車から荷物を降ろして、昼食をかねた休憩です。
私たちは9時出発なのでゆっくりめです。
さすがシーズン真っ直中の連休、荷物置きの棚も決められています。
あたりを見渡すと見覚えのあるお名前が──Gonzouさんトコだぁ。
しばらくすると、岩田さんが現れ「串本では会いますがココでは初めてですね。」
Gonzouさんとこは今年はもう3回目だそうです。
先発のグループが港へ出発してから、器材をまとめトラックに積みこみ、ウェットを着ました。
港に出発する頃にはオジさんの言うとおり、雨もやみました。
器材と伴にトラックの荷台で運ばれて、港に到着。
桟橋を渡ってボートへ。
器材のセッティング──9年ぶりとあってかめねーさんは昔を思い出しつつのセッティング。

クダゴンベ
1本目「後浜No.2」
朝のうちのほうが空いてる、ってことでコチラに。
後浜に着くと並んだボンテンには船がついています。
ちょうどNo.2に係留していたボートがエキジットを完了したところです。
ブイを外し離れたところで私のボートを係留。
さぁエントリーってころに別のボートも串本方式で数珠つなぎ。
準備のできたタローさんから順番にエントリー。
エントリーしてみると、おっとメチャ抜けとるぅ~。
曇り空でこの抜けは、大したもの。
さすが柏島。
緊張からか、圧平衡に苦戦しているかめねーさんに沿ってゆっくり潜降。
全員が揃ったところで移動開始。
するといきなり出ました、クダゴンベ。
和歌山じゃ、見つけるのにも一苦労なのにココでは普通。
その近くにはオオモンカエルアンコウ。
も少し沖にハナヒゲと柏島ワールド全開です。
この透明度と魚たちにブランクで緊張していたかめねーさんもリラックス──もう後ろからフォローする必要もなし。
リハビリにはちょうど良いコンディションです。
このあとは各自撮影会をしてのんびり過ごしました。
全員が安全停止をしてあがっるはずが、おひとりアカカマスの群を追っかけている。
エキジットを促すため、水底に降りてとりあえず群を撮影。
私に気づいてくれたところで、「安全停止」のサイン。1本目からロングダイビングとなりました。
DSに戻って小休止。
のどの渇きと小腹が減ってきたので飴ちゃんにて補給。
朝早く?から起きてるのでお腹の減りも早いようです──私は20分しか寝てないのでさらにそうです。
そして2本目。

カエルアンコウ
2本目「センジハマ」
1本目でだいたい見尽くした感があったのでさらにのんびりモードで。
エントリーして、全員が集合しところで移動開始。
魚礁として、大きな鉄枠が設置してありそこに珊瑚が定着し、サカナたちのパラダイスに。
ウミシダにキッチリな隙間しか開けていないニシキフウラウオ。
いくらカメラが寄ってもビクともしません。
皆挙ってカメラの被写体として獲物捜し。
少し沖ではきょうこさんが水中バク転を繰り返されています。
各自思い思いの寛ぎ方で過ごしました。
あがってきて、かめねーさん開口一番「いやぁー、今日ダイビング3本潜れるなんてサイコー。」
私「おいおい、さっきまでダイビング止めとこ言うてたんちゃいますん?」(笑)
DSに戻って昼食です。
お弁当を食べました──去年は人数が少なかったので温かい中華丼でしたが、さすがにこの人数作ってられないですよね。
小一時間ほど昔話やら今日のダイビングの感想言ったりして過ごしました。
3本目「一切サルガウドNo.2」
本日3本目ということで、浅場でギンポ観察ダイブです。
岩場にはペアのハタタテハゼがけっこう居てて引っ込みません。
いい位置で写真の中に収まってくれます。
水面にはキビナゴの群がバンバン通っていてそれを狙ってカンパチが目の前を通っていきました。
あとは岩場に開いた穴に居住するトウシマコケギンポやマツバギンポを観察して過ごしました。
港に戻って器材を片づけ、明日も同じボートに乗るのでそのまま器材を置いたままで。

今晩の食材
ウェットを脱いでお泊まりセットのみ積んでベルリーフ大月の銭湯へ。
男風呂は空いてましたが、女風呂は混んでたようです。
女性陣が上がってくるまでに待合室にマッサージ機があったので、それを。
マッサージ15分中ほとんどで完オチしてました。
クラブイハウスまでの帰り道にコンビニに寄って飲物、つまみを仕入れて戻りました。
夕飯までもう少しあったので、さきにつまみでカンパーイ!!
この瞬間がたまらない、労働のあとの爽快感。
あっという間に2缶目に突入──こんなことならもうちょいビール買い足しとけば良かった。
そうこうしてるうちに夕飯の支度が出来たということで、ウッドデッキへ。
私たちも自分たちのテーブルにつくと大皿にBBQ用の肉、野菜。
あとから大皿に盛られた刺身も登場。
早速、仕切直しのカンパーイ。
刺身が口の中でとろける旨さに、あっという間に平らげました。
続いて、BBQ。
お肉も美味しくいただきましたぁ。
2Fのリビングで飲み直し、となりましたが、私は日本酒一口飲んだ時点で沈。
皆に促されるまま、ベッドんい入るや(爆)睡。
翌日まで意識が戻りませんでした。
翌朝、意識を取り戻した瞬間、ココはどこ?状態。
ちょうど物音で目が覚め状況把握。
すると皆さんお目覚めのようで「おはようございます。」
たぶん私が一番よく寝たのでしょう。
ワッキーさんから「ひではるさん、昨日テーブルで落ちてましたね。」
お恥ずかしい、その通りでございまする>(_ _<。
まもなくリビングで朝食をいただき、出港がAM7時30分なので荷物を片付けて出発です。
DSに着いて半乾きのウェットに手を通す勇気。
今日はイケメンの昇さんがガイド。
私たちと山口のショップの合同です。
車2台に乗り分けて港へ。
ボートにはもうタンクが置いてあります。
ボートに移ってセッティング開始。
器材からフナムシが飛び出してくるも動じる人はいません。

アケボノハゼ
撮影:ワッキーさん
1本目「ヒラバイ」
もちろん、アケボノハゼ狙いです。
水深が30mと深めなのであまりソコに滞在しないように注意を受けて出発です。
雲一つない晴天で朝が早いので空気が清々しい。
すぐにポイントについてエントリーの準備。
まだどこのダイビングボートも見受けられません。
エントリーして全員が揃ったところで、中層を移動。
ガイドがピンポイントで水底に降り、アケボノと指示するも??
また移動して次のところでココ、ココ。
いました、アケボノ。
一気に皆が近づいたのでへっこんでしまいました。
もうこれ以上近づくのはカメラ班(ワッキーさん、ゆうちんさん)に任せて浅場へ。
お二人は撮影ガンバってます。
数分が経ち、ガイドがハンマーヘッドで浅場へ移動するように合図。
誰一人動かないので仕方なくお迎えに──ワッキーさん「上がってこいというのはわかってるけど、もうちょっとなんだなぁ」──。
水面ギリギリにはキビナゴの群がバンバン通っていてそれが陽を浴びて銀色のカーテンとなってキレイ。
ラッパウニのゼブラガニが大きくて遠くからでも確認できるほど。
あとは安全停止が必要なくなるぐらいの浅場で散策して上がりました。

ニシキフウライウオ
港に戻って器材をバラしてタンク置きの下に隠すように押し込んで休憩です。
今回は私たちと入れ替え制で他のグループが出港するので休憩時間が長め。
ウェットを脱いで日差しを浴びながら日光浴。
そろそろ次のダイビングにむけてウェット着て準備完了。
ちょっと前便が遅れていてるということで少し手待ちに。
そこにアブ?が飛んできたので追い払おうと持っていたSCSタッパーを振り降ろしたら、ちょうどかめねーさんにバッシッ!。
一瞬、かめねーさんがブヨヨヨ~ン。
アニメを見てるかのような動きに一同ドッカーン。
と和んだ後、 ツアー最終ダイブに出発。
港に着いてタンクを運んで、タンク置きの下から器材を引き出して、セッティング。
2本目「センジハマ」
エントリーして全員集合したところで出発です。
まずは、ヒメユリハゼに始まり、ニシキフウライウオと定番を見てから、各自捜索隊です。
マクロワールド全開ですが、私のデジカメはマクロに弱いので中層を右往左往している、キビナゴの群がターゲット。
最終ダイブということもあり余裕をもってエキジット。

DS前で
DSに戻って器材を洗って干してる隙にシャワーを浴びて着替え、昼食です。
朝食が早かったので皆お腹減りまくり、です。
そのあとはたまったログ付け。
そのときにかめねーさん「ロボコップ見たよね。」
ちょうどそれを聞きつけた昇さんが「ロボコンです。アマモリチュウホシオリエビのことです。(笑)」──ゆうちんさん以外はロボコン世代のはず?
皆若く見積もってもダメですから。
と、ログ付けも楽しく終了。
器材を片付け、帰りの準備をして若者ふうに記念撮影。
DSスタッフにまた来年来ることを約束して帰途へ。
いつもならば、窪川まで走って休憩といくのですが、今回松山経由。
どこに道の駅があるや、わからないので大月でさきに休憩。
ココの産直売場がハンパないほど安かった。
ゴーヤ6本入りで80円って。
大阪じゃ1本でも100円以上もするのにぃ。
4時間かかってかめねーさんを送り届け、無事家にたどり着いたのは、出発から11時間後でした。
長距離をおして行くだけのことがあります、さすが柏島。
いろんな魚を見れて美味しいもの食べて柏島サイコー。
また来年もちろんツアー開催いたします。
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