2014年 4月26日

GWの時期は、車ダダ混みでエゲない思いをした経験から、GW直前のほうが海況も安定してる、私の経験則よりこの日に決定。
毎年のことですが、この時期は皆さん海外行かれる頃でして、今年もその例に洩れず、地元愛のある、少人数制です。
4月に入ったとたんの初夏を思わせるような、この暑さ。
いいですねぇ。
1週間前には寒の戻りがありましたが、徐々に上がっていってます。
天候も安定してきており、あとは透明度のみ。
当日、最初何の問題もなく通通でしたが、高速を下りたとたん、始まりました──建設用ダンプの車列。
GWの行楽ピークの代わりにコレです。
着いてから船長に聞いたら、串本まで高速が延びるそうで、その工事が始まったそうです。
完成は6年後、それまで平日（土曜日も）の42号線は大変そうだ(^_^;)。
それはさておき、今回は何の問題もない、ベテラン二人と。
いつものごとく、器材をまとめて車に積んでいると、船長「濡れたまま乗ってもらってもいいよ。」とDSの車で行くことに。
器材を積み替えて港へ出発です。
港に着いて、船長から「ポイントはどこします？」
やまちゃん「住崎、グラス以外で。」
ってことで備前に決定。

1本目「備前」
ハダカハオコゼがいるそうでそれを目当てに行きましたが、残念。
見つけられませんでしたm(_ _)m。
そこから少し移動したところに根に沿うようなかたちでテングダイが3尾。
大きさがあるので迫力あります。
それから、ブイのある根までゆっくり戻って散策することに。
根のまわりにはカゴカキダイ、コロダイが群れています。
斜め上に向かってまぁまぁ大き目のラインがどんよりしたイサキたちが右往左往。
型の良いイシガキダイと食卓用の魚が見られ、岩場にはムラサキコチョウがこれでもか、というほどにいました。
根を2周ほどゆっくり回ってダイビングを終了。

DSに戻ってのんびりトイレ休憩です。
良い天気なのでやまちゃんのロクハンもすっかり乾いています。
1時間ほどの休憩ののち、港へ。
船長から「次どこします？」
やまちゃん「グラス、住崎以外で。」
「じゃあ、サンビラにする？このあいだココにアオリイカの産卵床に木入れたニュースやってたから。でもこのあいだ入った時はまだ卵なかったそうや。」
ということでアオリイカの産卵を期待して。

2本目「サンビラ」
有田港からだと近い。
あっという間に着いてブイに係留。
さっきよりも少しだけ碧さがきてる。
器材を背負って順番にエントリー。
下で集合して、まず沖に設置してある、産卵床のほうへ。
あった、あった、けっこう大きめの木が置いてあります。
ゆーーっくり卵がないか、見て回りましたが.....残念(*^_^*)。
仕方なく、テーブルサンゴの群生を散策することに。
ちょうど黄色い物体が動くのが見えたので近づくとミナミハコググygがサンゴの隙間に隠れてトコでした。
しばらく出てくるのを待とうかと思いましたが、コヤツなかなか出てきてもらえず、根負けして諦めました。

そこから、砂地を這うように進むとハゼ天国。
ニシキテッポウエビの柄がよう観察できました。
すると魚種も確認できないほどの稚魚の群。
さすがに砂地のほうは深場のうえ、2本目ということもあり、残圧はじゅうぶん残っていますが、ダイコンには「DECO」点灯。
水深をあげて長めの安全停止をして上がりました。

DSに戻って器材を洗い干してから、昼食です。
やっしーさんと私はドライなので洗髪して終了ですが、やまちゃんも外のシャワーで済ませてしまい、せっかくお風呂を沸かしてくれていたのに申し訳ないです。
お昼はいつものお弁当と煮麺、それと船長からの差し入れのトコブシ。
食べきれないほどの量出してももらって、ありがとうございますm(_ _)m。
このあと軽くログ付けをして器材を片づけて帰路へ。
いつもやっしーさんに送り出ししていただいてるので今回は私たちの番で。
休憩で立ち寄った紀ノ川SAではいつもの通りソフトクリーム。
今日は新メニュー、とちおとめ苺を食べました。

ほか見た生物：アブラヤッコ、レンテンヤッコ、カワハギ、ウミスズメ、チョウチョウウオ、クマノミ、ハタタテダイ、キンギョハナダイ、カサゴ、ウツボ、ゴンズイ、ﾍﾗﾔｶﾞﾗ、ミノカサゴ、ホウライヒメジ、アザハタ、ブダイ、コロダイ、シラコダイ、タカノハダイ、ミツボシクロスズメ、ホンソメワケベラ、サラサエビ、オトヒメエビ、イセエビ、ニシキウミウシ