串本日帰りツアー
車

2014年 6月14日

出港前に

参加者:ひではる、araki、misako、ゆうちん

データ

気温28℃ 水温22℃ 透明度5-10m

私、4月以来の串本です。
ちょうどKAZUさんたちが久米島ツアーに行ってる隙を狙っての企画。
しかしながら、春先ではみなさんの気持ちもノッてこないのか、まだ初夏になろうとかというのに寂しい、、、。
ようやく6月になって参加表明していただけました。
関西も梅雨入りした割には空梅状態。
ツアーとしては、そのほうがありがたい、ですけどね。
海況的にもここしばらく安定していて申し分ない、カンジです。
先週に引き続き、ゆうちんさんが参加──今まで和歌山で潜ったことのないそうでコレが和歌山という海をいろいろ体験してもらいたい。
週間天気予報も晴れ、波浪予報もそれほど問題なさそう。
前日の確認の電話でも問題なし、です。

ホタテツノハゼ
当日、今回は串本であり、ピックアップもあり、なので暗闇の中からのスタート。
外に出ると、Tシャツ一枚じゃ、寒い。
これから陽が昇ると暑くなると読んで少しガマン。
集合時間ぐらいには、朝焼けです。
お二人ほど前日ほとんど寝れていない、そうで「車でよく寝ておいてください。」
予定よりも少し早めに到着、朝食をかねて休憩です。
今回同船される方々が前日入りして今日3本潜るそうなので、少し早めのスタートです。
着替えを済ませ、メッシュバッグから器材を取り出して、要るものだけを纏めて車に。
ウェットで車に乗れるようシートカバーも準備OK。
そして港へGo。
器材を船に積み込んでセッティング──こなれたものでさっと出来上がり。
タンクを寝かせて転がらないようにウェイトでおさえて準備万端です。

アザハタの根
1本目「備前」
同船の方々が今日3本予定されてるので最初に深場のポイントで、ということでコチラに。
ブイ取りしてからの準備開始。
ゆうちんさんから「エントリーしたら、カメラもらえますか。」
私「了解」
で、ゆうちんさんがエントリーし、体勢を整えた瞬間、私「いってらっしゃい」
ちゃうがな、忘れていましたカメラを。
スミマセンm(_ _)m。
水中で集合して残圧チェック。
そしてアザハタの根を目指して出発。
手前の方から、魚の群を確認、まわりにはオオモンハタがけっこういてます。その奥にクロホシイシモチの群。
さらに進んでいくとお目当てのアザハタくんが見えてきました。
しばらく、このコロニーを遠巻きに観察。
皆四方に散らばって撮影会です。
砂地側にまわってみると、なにやら揺らめきながら動く藻のようなものを発見。
近づいてみると、オッと、ボロカサゴ。
ライトを当てるとキレイな赤紫色しています。
岩場にじっとして揺らめいているイメージでいましたが、案外よー動く、小走りしてるように。
このあとも、このコロニーでのんびり過ごしました。
そしてエントリーポイントに戻ろうと泳ぎだしましたが、アレ?根に当たらない。
水面に出て確認するとガーーン。
コンパスを180°逆に進んでいたことに。
皆様、かなり泳がせてしまっってスミマセンでしたm(_ _)m。

ボロカサゴ
港に戻って、タンクチェンジ。
トイレ休憩のため、DSに戻ります。
DSに着くとみなさん一目散にトイレへ──溜めてたんですねぇ。
そしてコーヒーブレイク。
arakiさんは、コーヒー1杯にシュガースティック2本注いで飲んでましたが、「まだ足りん」ともう1本追加──おそるべし。
時間になったので港へ移動。
前回のときは全くついていなかった、アオリイカの産卵床にもう卵がついてるってことで設置してある、サンビラもしくはイスズミ礁に行くことになりました。
今回の参加人数が4名──短い休憩でウェットを脱いでないので身体が冷えてるから、ってことで水中カイロの出番です。

カエルアンコウ
2本目「サンビラ」
ポイントが近いのでアッという間に到着です。
浅い方のブイを取ったので水中で集合してみると、射し込む陽の光で透明度が増したよう。
これだけ明るいと気分を良いものです。
産卵床の設置されている、砂地へゆっくり移動。
するとヒラタエイが私たちに驚いて右往左往──このあたりがテリトリーらしく逃げていきません。
そして、産卵床になっている木へ──水圧のせいか、木が少し縮まったような。
ライトを当てて卵を探すと一番奥の方に小さい二房ほどありました。
奥すぎて枝が邪魔で写真を大きく撮れません。
反対側にまわったarakiさんが何か見つけたのでそちらに行ってみるとドッジボール大のカエルアンコウ──船長曰く「だから、卵のつきがわるいのかぁ。
この間も木の中にウツボおってアオリイカが近づかんかったからなぁ。」
枝に挟まる格好で鎮座しています。
砂地のため、砂がまきあがってきたので移動。
途中、大きなスリバチカイメンにarakiさん、ゆうちんさんが殺到──あとで聞いたら、スリバチカイメンの中にカサゴが撮影するのにいい位置にいたそうです。
エントリーポイントまで戻ってあとは自由に撮影会。
水深も8m前後なので窒素抜きにはちょうど良い。
のんびりゆったりダイビングとなりました。

スリバチカイメンをスクープ
DSに戻って器材を洗って干すと、この陽射しとキツめの風──器材がよく乾きます。
私はお風呂行くのも面倒なので、外のシャワーをウェットごと浴びて塩を落として着替え。
そして昼食です。
朝のうちに頼んでいた焼き鯖弁当と冷麺、そしてトコブシ──これがうまい。
お腹いっぱいいただいたあとで、ログ付け。
自分で撮った写真を見ながらなので魚の名前も覚えやすい?
私もカメラからWi-fiでケイタイに飛ばしてFBにアップ。
ログつけも終わったところで、器材の片付け──この風でけっこう乾いています。
忘れ物がないよう確認してから車に積み込み完了。
車が出発して間もなく、後部座席のお二人は、睡眠不足と緊張からの開放で即落ち。
紀ノ川SAでの休憩までノンストップでいけました。
みなさーーん、ウェットシーズン到来です。
今の時期は道もすいてるし、人もすいてるし、ダイビングスキルの慣らしにもってこいですよぉ。
──2週続けてのコメントです──

その他の生物:オオモンカエルアンコウ、ボロカサゴ、アザハタ、アカハタ、ミノカサゴ、ヒラタエイ、オオモンハタ、ウツボ、トラウツボ、タカノハダイ、ミギマキ、カサゴ、ウミスズメ、シマウミスズメ、クマノミ、チョウチョウウオ、シラコダイ、キハッソク、ホタテツノハゼ、ダテハゼ、キンギョハナダイ、イサキ、ハタンポ、トラギス、エソ、キタマクラ、ノコギリハギ、イトヒキベラ、ブダイ、ソラスズメ、コンゴウフグ、ハコフグ、 イタチウオ、イシガキダイ、イシダイ、ニザダイ、カワハギ、コロダイ、コガネスズメダイ、クロホシイシモチ、コイボウミウシ、オトヒメエビ、サラサエビ、モンハナシャコ、ニシキテッポウエビ、アカシマシラヒゲエビ、サンゴガニ、ヒヅメコシオリエビ

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