白浜日帰りツアー
車

2014年 7月21日

三段壁を海から臨む

参加者:ひではる、なかむー、ほか1名

データ

気温28℃ 水温25-26℃ 透明度10-15m

海の日企画ということで、7/19-20で串本泊まりツアーを企画しておりました。
ところが、毎年のことですが、この連休中は人が集まらない。
まぁそれも折り込みつきで、参加者が一人二人でも開催するつもりでした。
が、6月が終わっても誰一人手を挙げてくれる人もいず、企画はボツ。
そのかわり、日にちは違いますが、連休最終日で白浜のリクエストをいただきました(^_^)v。
といっても、リクエストしてくれた二人のみ。
もちろん、行くんですが、もう一人ぐらい欲しいなぁ思っていたところ、一人が参加表明。
そのとき前日の20日もリクエストをいただいて、田辺ツアーをアップ。
それを見て「21日の参加のぶん、20日に振り替えできますか?」で結局、私含め3名のみとなりました。
なかむーさん
前日の田辺ツアーが思いのほか、帰ってくるのに手間取りコイン洗車場の営業時間を超えて洗車できずに帰宅したのが、午前様まであと30分。
クタクタ感有りまくりの中、明日の用意(着替え)と目覚ましだけセットして当日になった時点で就寝。
徒労感たっぷりの朝を迎えました──なんとか4時間の睡眠だけは確保。
身体がやたら重く感じるのは、太ったせい?
昨日パン屋さんで買ったパンが朝食です。
普段は前日のうちにレンタルの器材を積みこみをしてるのですが、今日は今から──予定時刻を15分ほど過ぎましたがなんとか出発。
連休最終日とあって、往き道は混まず、かなり余裕をもってDSに到着しました。
今回お二人ともココが初めてなので施設の案内。
それから2回目の朝食と長めの休憩です。
お二人の希望は「沈船」だったのですが、あいにく私たちの乗るボートは1本目「三段壁」2本目「千石」か「北の根」の予定。
いつも「沈船」ばかりなのですが、こういうこともあるんです。
そのかわり、普段行けてない「三段壁」。
ちょっとレア感あり──人数が少ないときほど海況が良かったり、大物に出会えたり、するんですよね(^_-)。
器材を軽トラックに積み込み、ウェットに着替え港までてくてく。
港でセッティングをして積み込みです。
忘れ物がないか確認して出港です。
波はなく湖のよう──おネエちゃんたちを乗せたジェットスキーの爆音だけが響いています。
途中、観光客がいっぱいの千畳敷を通過して三段壁へ。
アンカリングされ、順次エントリーしていきます。
私たちは少人数なので一番最後に行くことに。
遺跡っぽい
1本目「三段壁」
エントリーすると水が澄んでいてチョー、キレイ。ダイナミックな地形がくっきりはっきり見えています。
アンカーのところには、ルリスズメの群がチラホラと舞っています。
全員揃ったところで移動開始。
まずは、一段高くなったところを乗り越え、一つ目の壁をおりようとしたところ、私たちに気づいて慌てて壁を降りていった物体を発見。
近づいてみると丸まると太った、ハナミノカサゴ。壁にベッタリひっついて動こうとしません。
あまりの微動だにしないため、あきらめてさらに降下。
水深15mのところで水平移動。
いくつもの大きな岩場の奥は何となく少し違った水中空間。
奥のほうにライトを照らしてみるものの、行く勇気はございませんm(_ _)m。
水路のようになった巨岩のあいだを抜けていくと大きめのイサキの群──ストライプがもう抜けきって成魚の大きさ。
そこから根を登り、最上段へ。
このあとは、窒素抜きをかねて水中浮揚。
あったかいし、明るい水中でのんびりできました。
港に戻って器材を桟橋に降ろしてタンクをバラして今回も器材をまとめて置いて、休憩へ。
DSに戻ってウェットを脱いで昼食です。
暑い外は避けて空調のきいた休憩室でお弁当を食べました。
2本目の用意をしてると松久保さんから「次、どこ行くか聞きました?」
私「いいえ」
松久保さん「北の根です。」
おっと、ってことは、沈船行けるなぁ。
港に早めに行き、器材をセッティングしボートに載せてから軽くブリーフィング。
「少し泳ぎますけど、沈船いきましょか?」
沈船
2本目「北の根」
少人数なので今回は先にエントリー。
まずはせっかくなので、北の根へ。
砂地ポイントだけに先に行っておかないと透明度ガタ落ちになるので。
アーチにはコロダイたちがのんびり過ごしています。
ぐるり回って南の根へ。
定置ブイのあたりは団体さんが降りてこられてて、かなりの煙幕状態。
そこを抜けて南の根から延びるガイドロープを伝って、沈船へ。
メジャーポイントだけに人濁りのせいかかなり透明度が落ちて、なかなか沈船が視認できません。
ようやく船体らしきものが見えたのは、船を固定している鎖のあたりで。
クエストに「沈船」と書いて指さし。
右舷側から近づいていくと、船橋のあたりに雲のごとき塊。
前回いなかった、キンメモドキの大群です。
その塊はダイバーの動きにあわせて右往左往。
陽の光に照らされて揺らめく金色のカーテン状態。
しばらくはこの金色のカーテンに見とれていました。
遠征したきたので船を軽く一周して、エントリーポイントまで戻ることに。
途中、ゴンズイたちがなにやら砂地の中を吻でまさぐりながら編隊が動いています。
1本目よりも2本目の方が深くなったので、少し早めに安全停止。
しっかり窒素を抜いてダイビング終了。
上がってから地形派のなかむー君は沈船に感動したのか、気分アゲアゲでした。
DSに戻って器材を洗って水切り。
サービスの温泉に浸かって疲れを落としログ付け。
多少水気の切れた器材を片付けてDSをあとに。
ゴンズイ
近道やと思って通った道がハズレ、合流する交差点の信号が短くて遅々として進まない。
なんとかとれとれ市場で買い物をして、帰途に。
高速道路に近づいたとき、電光掲示板に「みなべIC-広川IC 事故渋滞20Km
ガーーーン、昨日にも増して20kmかよぉ。
高速に乗るのは諦め、国道42号でいくことに。
御坊を越えたところで高速の渋滞を嫌った車が増えてきたので、久々に原谷で。
有田ICで高速に入ったらツーツーでした。
最後の和歌山北IC-阪南ICの試練を乗り切って無事帰宅。
とれとれ市場で買った刺身をあてに今日の労いの一杯で撃沈でした。

ほか見た生物:イサキ、アジ、ネンブツダイ、オキゴンベ、キンギョハナダイ、カサゴ、エソ、トラギス、コロダイ、チョウチョウウオ、ミノカサゴ、ハナミノカサゴ、タカノハダイ、ミギマキ、ブダイ、イシダイ、イラ、ホンソメワケベラ、キタマクラ、ゴンズイ、カワハギ、イシダイ、キンメモドキ、ニザダイ、イワシ、シマウミスズメ、ウミスズメ、シラコダイ、オオモンハタ
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