田辺日帰りツアー
車

2014年 7月20日

参加者:ひではる、yummy、たぁ、NIWA、shiro、araki

データ

気温29℃ 水温25℃ 透明度8-15m

海の日に泊まりツアーを企画しました──正確には、海の日を絡めない、土日開催でした。
しかしながら、6月が終わりを迎えようとする中、誰一人参加表明してくださいませんでした(T_T)。
海の日にわざわざ和歌山くんだりで潜ってられるか、的なのがあるみたい。
過去何度も海の日企画を画策しましたが、ほぼ集まらない、のが常。
今年も同様、企画がポシャリました。
6月にリクエストで21日に白浜に行きたい、というリクエストがありましたので、21日白浜日帰りツアーをアップ。
3連休はそれだけで終わる予定でした。
ところが、1週間前にyummyさんより「予定にあった串本ツアーって、なくなったのですか?」
私「はい、集まらず21日のみのツアーに振り替えました。」yummyさん「21日は参加できないので19、20日どちらかでツアー開催してもらえないですか?」
私、串本ツアーを潰した瞬間、18日に飲み会を組み込んだため、19日はツアー開催できない身──ツアー前日は安全運転のためアルコールを一滴も飲まないことに決めております。
ってことは、ツアー企画できるのは必然20日のみ──翌日に白浜ツアーが控えているため、串本まで運転する元気がない。
私「20日に田辺ツアーはいかがですか?」
yummyさん「はい、OKです。ツアー開催には何人以上で開催できますか?」
私「2名以上です。」
早速、「今後の予定」に[7月20日田辺日帰りツアー]をアップ。
するとさっそく、21日参加予定だった、たぁさんが参加日変更依頼。
それからパラパラと増え最終6名になりました(^^)。
心配された台風9号は大陸方面に行ってくれて、海況的には大丈夫そう。
天気のほうはくもり一時雨(降水確率60%)とまだ梅雨だからしょうがないか。
ツアー開催一週間前には、南九州で梅雨明けしていて、大阪も梅雨明けしてんちゃうの?というぐらいの蒸し暑さが続きました。
すると、週間天気予報ではくもりマークだったのが、晴れマークに。
当日、ほぼ定刻通りにピックアップ完了し、紀ノ川SAにはいつもなら大型トラックが多数留まっているのですが、今日は乗用車ばかり──連休の中日だけに当たり前っちゃ、当たり前の光景ですが。
このまま何事もなく到着できるかと思いきや、やっぱり。
海南東を抜けた途端、「有田IC─湯浅IC 事故渋滞3Km
やっちまったなぁ~。
なんで行楽シーズンになるとこうも事故するんだ!
それでなくとも混みあうのにぃ(T_T)。
そうしてる間に渋滞に巻き込まれ、パトカーや高速隊がサイレンを鳴らして追い越していきました。
いつもトイレ休憩する湯浅SAをスルーしてすぐのところでやっちゃってました、車3台の玉突き事故。
運転にはじゅうぶん気をつけましょう。
そこを抜けて印南SAでようやくトイレ休憩。
久々にココに立ち寄りましたが、駐車スペースの割にトイレ施設の少ないこと──男性トイレでさえ、行列ができるほど。
ここから先は順調に進みDSには、いつもよりも30分遅れで到着。
たいがい私たちが一番目の到着なのですが、遅れたぶん器材をおろす場所はもう人集り、器材でいっぱい。
車から器材をおろすのも、いつもの場所ではなく、空タンク置き場になっている端っこで。
いつもよりロングドライブ(距離ではなく時間)だったので爪先が上がらず、自分のサンダルでズッコケそうに──見事、yummyさんに目撃されてしまった(^_^;)。
お店に入って朝食をかねた休憩。

休憩中、たぁさんが「私のFacebookで○○さんのニュースフィードが出てこないんです。わざわざその人のページに見に行かないと見れないんです。」
たぁさんのスマホを借りてFacebookアプリを起動させると『インターネット接続がありません』と出て更新ボタンを押してもいっしょ。
接続もできないので調べようもない、ってことになりました。
ボチボチ用意しましょうか?ということで器材のセッティング。
たぁさんは、水温25℃ぐらい、っちゅことでインナー着るか、フード被るか考えた末、フードに。
器材を軽トラックに各自載せてウェットスーツに着替え。
私は第一便から帰ってきたボートの荷物の積み卸し──ちょっと動いただけで一気に汗だく。
用意をして、港へ。
ボートに乗り込み、「みなさん、忘れ物ないですか?」
たぁさん「あっ、フードがない。」
私「軽トラックに積みましたか?」
たぁさん「いえ、積んでません。」
ってことでたぁさんはダッシュでフードを取りに。
これで忘れ物なし、です。
キンギョハナダイ
1本目「クラック」
第一便からの一報でショウガセの下のほうに冷水が入ってきて水温18℃、ってことで深場のポイントはやめておこうということになり、コチラへ。
ボートはほぼ満杯状態で出港。
ボートの進行方向からクラックだとわかります。
ポイントに着くまでにブリーフィング。
アンカリングされて、曇り止めしたマスクを海面で濯いで準備開始です。
準備のできた人からエントリー。
エントリーしてみると、水がキレイ。
エントリーした位置からアンカーラインが じゅうぶん見えてます。
自由潜降をして集合場所まで移動。
全員が揃ったことを確認して移動開始。
目の前に団体さんがいたので、壁伝いは後回しにして、アーチへ。
アーチにダイバー一人だけ確認できましたが、行けるだろうと判断し、中に降り立つとガーーン。
前が詰まってるぅ、しかも前方からもダイバーが。
一気に透明度が落ちて収集つかないため、浮上しやすい場所を見つけ、後続に「浮上」サイン。
狭いトコにこんだけのダイバーが入ってはどうにもなりませぬ。
全員が根の上に集まったところでドロップオフのほうへ。
ドロップオフを下りるとちょっと、サカナ少なすぎませんか?ってぐらい静か。
いつもいるハタンポの群もこじんまり。
壁の穴をライトを照らしながらいくと、深い亀裂にイタチウオやイセエビ、アカマツカサなど定番さんたちはいました。
そこから沖に出てぐるっとまわると、なま温かい場所とヒヤってする場所が混在しサーモクラインができています。
あとは根の上を散策。
アンカーまで帰ってきたところでのんびり。
安全停止のため、水深を上げると10m前後で西に向かって流れがあり、すーーっと流されています。
5mぐらいになると逆にピタッととまっていました。
安全停止を終えてエキジットしました。

港に戻って連続して潜らない私たちは、器材を一度港へ。
そしてタンク交換、次に積みやすいようボートの係留場所近くにかためて並べときます。
今日は冷たいシャワーを浴びてクールダウン。
そして昼食です。
次のダイビングが遅れているので少し長めの休憩となりました。

サラサゴンベ
2本目「南部出し」
定番中の定番。
先ほどの便でだいぶ潮が収まったようです。
「みなさん、忘れ物ないですね?出港します。」
ボートが港を離れたとたん、arakiさん「あ”っ、カメラ忘れた。」
私「カゴを水槽から引き上げたとき入っていませんでしたよ。」
そう、私のカゴに入っているものと思っていたらしくボートが出港するまで気がつきませんでした。
注:ご自分のカメラはご自身の手で管理してくださいm(_ _)m。
ポイントにつき、カメラのないarakiさんを先頭に用意ができた人から順番にエントリー。
エントリーした瞬間、根の全体像が見渡せるほど。
全員が揃ったところで、移動開始。
まず水路に行くと、いつものキンメモドキやハタンポがいなくて、イシモチのみ。
いつもウジョウジョいてるところにさびしい光景。
そこから、ネジリンボウ探しに砂地へ。
けっこう探索しましたが、いるのは、ダテハゼ、ハチマキ、オニ。
あとはキタマクラ、ウミスズメ、トラギス等々。
残念ながらあきらめて、根のほうへ。
根のまわりには、アジ、イワシ、イサキが群をなして湧いています。
イワシの体に陽があたり、銀のカーテン状態。
そのあとを狙って大物が来るかと思いましたが、残念ながら見あたらず。
根を一周して、根の上でまったり。
マツバギンポがうろちょろしてもぐらたたきゲームの様相。
安全停止がいらないほどのんびりダイビングとなりました。

マツバギンポ
港に戻って器材を洗い、水気切り。
このあと、恒例の温泉です。
ホテルの宿泊客もまだ少なくて湯加減もちょうどよく、露天日和でした。
帰りの渋滞を見越して、ログ付けは後回しにしてパン屋さんで買い物をしてからの帰途へ。
高速に乗る間際で「御坊南IC─湯浅IC 渋滞7Km」反転して
和歌山北IC─阪南IC 渋滞12Km」って。
そして高速に入った瞬間、ピタッ。
高速乗らなけりゃ良かった(*_*)。
なんとか、印南まで走りましたが、そこで完全に数珠状態。
高速はあきらめ、地道で。
国道42号線で走りましたが、スースーと行けました。
有田ICで再び高速へ。
しばらくは順調に行けましたが、紀ノ川SAでまたもや渋滞。
ちょうどお腹が減ったのとログ付けをかねてSAへ。
駐車場はほぼ満杯状態──あと数分遅れていたら、留めるところが見つからず右往左往するトコでした。
もちろんSAの施設はどこもいっぱい、スナックコーナーはもちろん、ソフトクリーム売場も長蛇の列。
ここは、レストランの方が早く空くだろうということで順番待ち──前に9組のお客さんがいました──子供連れの団体さんが出て行かれて思ったよりも早く中に入れました。
たらふく食べて、このあとの渋滞を考慮して手短なログ付け。
そして渋滞の真っ直中へ。
ここを切り抜け、すったもんだのすえ、家にたどり着いたのは午後11時半。
明日、白浜なのになぁ~。

その他の生物:アカハタ、ユタカハタ、キンチャクダイ、レンテンヤッコ、カゴカキダイ、マツバギンポ、ニザダイ、カワハギ、カサゴ、ミノカサゴ、ダテハゼ、クビアカダテハゼ、オニハゼ、ニシキテッポウエビ、イタチウオ、キンギョハナダイ、ミナミハコフグ、キタマクラ、イトヒキベラ、ハタンポ、マアジ、イワシ、イサキ、ウツボ、トラウツボ、エソ、トラギス、アカマツカサ、イシダイ、イラ、ブダイ、アオブダイ、コロダイ、イソカサゴ、カモハラギンポ、ホンソメワケベラ、イシダイ、コガネスズメダイ、オオスジイシモチ、スズメダイ、ヘラヤガラ、シラコダイ、チョウチョウウオ、オキゴンベ、ナガサキスズメダイ、ルリスズメダイ、アナハゼ、イセエビ、イソギンチャクモエビ、サンゴガニ、オトヒメエビ、サラサエビ

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