田辺日帰りツアー
車

2014年 10月18日

参加者:ひではる、タロー、misako、ほか1名

データ

気温22℃ 水温25℃ 透明度3-7m

キンギョハナダイygの群れ
秋ですねぇ、強烈な台風19号が去って一気に冷え込んでまいりました。
いつぶりぐらいでしょう、大阪に台風が上陸したの、って。
おかげで海の中はスゴイ状態です。
前日の電話確認でも「船は出るけど、透明度は全然やよ。」
「はい、ログで拝見して覚悟しております。」
参加者に決行の連絡。
当日起きると冷え冷えとしております──今朝は今シーズン初の最低気温が11℃。
待ち合わせ時間が今日は30分おしてのスタートなので、さすがに車が多い。
湯浅PAでもいつもは少年野球チームなのですが、今日は普通に行楽客。
みなコンビニで買い物するためにレジは長蛇の列でした。
道のほうもみなべICの手前から、時速30km/hのノロノロ運転。
高速を下りようかどうしようか。
みなべを抜けるとさきほどの渋滞は何処へ。
DSに到着すると、講習の人たちでわんさか。
せっかく始めるならもう少し早い方が今シーズン楽しめるのに──そういう私もOW講習は秋でしたm(_ _)m。
講習の人たちとタイミングをずらして器材のセッティング。
出港までまだ時間があるので、小休憩です。
港には風物詩のひじきが天日干し。
大鍋で塩茹でされたひじきの香りが磯のにおいをひきたたせています。
時間になったのでウェットに着替えて港へ。
雲一つない晴天で朝の寒さが嘘のように照ってます。
この天気に透明度もあれば、良いのに....。
否、潜れるだけマシと思わないと。
先週、先々週は潜ることさえできなかったのですから。

初和歌山ダイブ
1本目「ショウガセ」
港の中はモスグリーンを通り越した海色。
沖に出ると悪いなりにも緑色がなくなってきました。
ポイントに着くと他の船も到着したててで、今から用意をしている模様。
エントリーしてみると、水に細かい茶色い砂が浮遊してるのがよくわかります。
根の上で集合して移動開始。
コンパスを北西にあわせて、ドロップオフを潜降。
すると20mほどで暗黒の世界。
壁に付いているムチヤギなどでなんとか方向がわかる程度。
水底にたどり着いたものの、それほど透明度が回復することもなかったので、あきらめて浮上サイン。
全員の位置を上ってくる気泡で確認しもって、根の上まで戻ってきました。
根の上はベビーブーム真っ直中──キンギョハナダイ、クマノミ、ソラスズメ、ゴンベ類などちっちゃい魚だらけ。
それとダイバーたち。
お互いのチームが交錯する度に間違えて付いていかないかガイドが確認しています。
平均水深が14mとほぼ根の上でのんびり過ごしました。
トライアル
港に戻ってる最中、濡れたウェットにじわじわキいてくる風。
日陰では寒すぎ、皆日向を求めて移動。
船首と船尾の両極にかたまっていました。
港に戻ってタンク交換を済ませてからの休憩です。
濡れたままだと冷えるのでウェットを脱いでからの昼食です。
ほとんどの方は、日向を求めて外で食べていました。
タローさんも食事後、甲羅干しに。
ウォームアップして戻ってこられました。
器材を持ってられない方がいたので、「まず買うなら3点セットですね。」
──メーカーのカタログを並べて、これはどうだとか、あーだとか。
あっという間に時間は過ぎ、次のボートの時間。

キンメモドキ
2本目「南部出し」
ポイントに着くとビミョーに根が見える程度。
器材を背負い準備のできた人(もちろん、タローさん)からエントリー。
下で集合するはずでしたが、到着するとライトと指示棒であっちあっち~。
見るとウチのチームのダイバーが他のチームについて行ってます。
その人を追っかけ追いついて、「違いますよ~。」
ようやく揃ったところで移動開始。
根をぐるり回って砂地へ出てネジリンボウ探し。
しかっ~し、台風過で砂地の方はさらにボワ~っと。
ココは諦め、根のほうへ。
するとキンメモドキの群。
めちゃくちゃ、キレイんですが、如何せん、この透明度。
せっかくのベストショットも台無しです。
あとは、安全停止かねて根の上に。
今日はまたちっちゃめのマツバギンポ。
それらを見ているとパチパチ音がするので水面を見ると川状態のキビナゴ。
それを狙ってカンパチが捕食しに──もう魚の坩堝状態。
あとはぐーるぐると根を回ったら、1時間超え。
透明度はイマイチなものの、楽しめたダイビングとなりました。

水温はまだまだウェットで大丈夫です。
台風が来なくなった今が一番ダイビングに適してますよ。
皆さまのご参加、お待ちしておりまーす。


その他の生物:カンパチ、キビナゴ、マツバギンポ、タテジマキンチャクダイ、レンテンヤッコ、ツノダシ、タカベ、タカサゴ、カサゴ、ツユベラ、ニザダイ、タカノハダイ、イソカサゴ、チョウチョウウオ、ソラスズメダイ、スズメダイ、イナセギンポ、キンチャクダイ、オオモンハタ、ハコググ、ブダイ、シラコダイ、クマノミ、ミツボシクロスズメ、オキゴンベ、サラサゴンベ、ホシゴンベ、キタマクラ、キンメモドキ、ハタンポ、アカマツカサ、ヘラヤガラ、コイボウミウシ、キイロウミウシ

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