11月に潜りにいけない事情がありまして、悶々としていあっところ、ピーチからのDM。
そういやぁ、2年前に石垣行ったなぁ。
12月の航空券の料金を検索すると往復15,000円程度。
ナビィダイビング石垣島のナベさんに会いたいなぁ、と思いWEBサイトで予約状況を確認。
おぉ、行けるやん。
前回は私一人だけでボートを出してもらってたので恐縮ものでしたので、ダイバーズ・ハイFBで告知
──どなたか一緒に行ける人いませんか?──
即、かめねーさんから「行きます」の連絡。
で、石垣ツアー開催決定!
航空券を手配して、ナビィダイビングに予約の連絡。
ナベさんから「OKです。」
あとは何人集まるやら?
結局、これ以上集まりませんでした。
そのうえ、かめねーさんも用事のために一日早く帰らないと行けなくなりました。
到着日2ダイブ、あと2日間3ダイブずつの予定でしたが、最終日私一人だけでしたら、ダイビングなくても良い旨連絡しました。
ツアー2日前になって、かめねーさんから「荷物どこへ送ったら良い?」の連絡。
今からじゃ間に合いませんよ、手荷物預けにしてください。
前日、かめねーさんが大阪に無事到着したか、確認のメールをすると、「今ミナミでイルミネーション満喫中。」
寝坊しないように、とだけお伝えして私は就寝。
始発電車に乗るため、AM3:30起床。
真っ暗な中、ゴロゴロとキャスターバッグを引っ張って駅へ。
関空行きの電車は、今日が休日のためかオールして爆睡の若者でいっぱい。
岸和田を過ぎるとようやく座れました。
第2ターミナルに着くと先着していたかめねーさんと合流し、ササッとチェックイン、のはずが。
手荷物預け入れで順番に並べでも、仙台、東京はスイスイ行くのに石垣便だけ遅々として進まず。
出発時間の15分前でようやく手荷物検査が済むのがやっと。
売店で朝食を買って、出発ギリギリで搭乗。
座席が後ろのほうでなくて良かった。
飛び立てば後は順調に到着、飛行機を降りて通路を歩くともう湿気がスゴイの何の──サウナ状態。
さすが南の島、寒い日本列島を離れてきた甲斐がある、っていうもの。
ロビーに出て早速ナベさんに電話。
ナベさん「あと30秒で着きます。」
荷物を載っけて私たちも。
港までの道程は、お互いの近況報告です。
港に到着後、着替えて即出港です。
器材もセッティング済み──ありがとうございます。
ナベさん「今、南風なんで、行けるところに行きますね。」
私たち「お願いします。」
ポイントに着くまでの間、かめねーさんとずっと喋りっぱなし──喉カラッカラに。
1本目「大崎ミノカサゴ宮殿」
ブリーフィングで「目指すポイントがちょっと深めなので中層を移動してから、ココというところで潜降します。」
エントリーすると本州とは別世界。
抜ける青さはバスクリン状態。
中層を移動していると左手より大きな魚が通り抜けていきます。
のんびりとした泳ぎでイソマグロです。
いきなりかよぉ
──良い風に言うと私たちを出迎えてくれているよう(^^)──
そしてポイントに着いたのでゆっくりと潜降。
根にはスカシテンジクダイの群。
この透明度だからこそ画になるなぁ。
ナベさんがスレートに「ミノカサゴに注意」
ポイントの名前の由来に相応しくホンマいっぱい居らしてます。
ミノカサゴのバックにテンジクダイ、良いねぇ。
そばにはハダカハオコゼ、ニシキフウライウオも。
少し移動すると、ハダカハオコゼのペアとフチドリカエルアンコウ。
そして、ナベさんがアッチアッチというほうには、コブシミ。
近寄ると、嘴から水を吐いてるのかパクパクさせて移動。
チェックダイブでいきなりのレアな出会いは、さすが石垣。
水温も26℃とちょうど良い塩梅でした。
昼食の休憩のため、少しボートを移動をさせてアンカリング。
お昼は、ナベさん特製の鰹昆布のダシの利いた関西風うどん。
コシもあって美味しかったぁ、出汁も飲み干しました。
休憩中もほぼ無言になることなく、しゃべりぱでした。
2本目「大崎龍宮」
ココはカメポイントだそうです。
エントリーすると枝サンゴが群生していて、ヘコアユがその枝に寄り添うようにじっとしています。
2本目ということでのんびりパターンかと思った矢先、ナベさんが指さすほうを見ると、マンタ。
少し遠目ながら、ゆうゆう泳いでいく姿を確認。私たちの脇のほうから、コバンザメが「置いてかないでぇ~」とマンタに向かって必死に泳いで行きました。
今日はツイてます。
このあと、睡眠中のアオウミガメに会いちょっとした写真を撮ろうとしたため、驚かしたようで泳ぎだしてしましました。
──かめねーさん、仲間との2ショット写真を撮れなくて申し訳ございませんm(_ _)m──
水面まで呼吸しに行ったカメが戻ってきたところには、ちょうど体験ダイビングされているグループだったので、そちらに譲って移動。
砂地にはガーデンイールがいーる。
メーリークリスマスの文字板を出してそれ越しに写真を。
流れがあって文字板がゆ~らゆ~ら、なかなか撮れません。
じゅうぶん堪能させてもらったので、長旅の疲れもあるだろうから、安全停止でもすっかぁ。
エキジットして温かいお湯で塩を軽く流して着替え。
器材は明日も使うので、お任せ、です。
港に戻って、そのままホテルまで送ってもらい、チェックイン。
本日のお目当てである、居酒屋ひとしに電話すると、「ご予約でいっぱいです。お客さまが帰られたらでよろしければ、こちらから連絡します。」
お願いします。
ということで、かめねーさんに夕飯の時間が少し遅くなるかも?ということで散歩兼ねて商店街で時間を潰す約束をして、それまでの間にシャワータイム。
あがって、集合時間までまだまだあるので、することは一つ。
自販機に行って、ビール2缶買って部屋飲みー。
ダイビングのあとのビール、サイコー。
石垣バンザイ。
あっちゅー間に時間(ビール2缶ぶん)は過ぎ、お出かけです。
歩きだして2年ぶりに歩く商店街の景色の変わりよう。
いつも通っていたTシャツ屋さんはファミマに、そこかしこに知らないコジャレたお店(BAR)も増えてるし。
もう少々かかるかと思っていたら、トゥルルル。
店員さん「お席が空きましたのでどうぞ。今どのあたりですか?」
私「ハイ、商店街なので15分以内にいきます。」
行くと店前には、他の団体さんが出てきたところでイイ雰囲気です。
早速入店してカウンターへ。
まずは鉄板メニューを注文。
石垣牛すしはもちろん、塩、たれともどちらも絶品。
マグロすしも12年ぶりのかめねーさんも絶賛しきりでした。
腹一杯食べて、飲んでこの値段ですから、居酒屋ひとしは外せません。
このあとはコンビニに寄ってビールを仕入れてホテルへ。
私は部屋飲み再開して、長嶋茂雄さんのドキュメンタリー番組を見ながら就寝。
2日目、起きてカーテンを開くと7時だというのにまだ真っ暗。
さすが西のほう、まだ日の出してない。
それから1Fに下りて朝食。
今回はおいしくいただきました。──2年前は、全く食べられず味噌汁を啜るのがやっと、でした。
2杯目のコーヒーをテイクアウトして部屋で海行きの準備。
ピックアップ時間少し前に下りて、ロビーでネットニュースを拾い読み──シリアで日本人が拉致やらなんやら──。
そうこうするうちにナベさんが到着。
かめねーさんも下りてこられて港まで。
ボートに乗り込んでウェットを着込んだところで出発です。
昨日よりも北風が吹く予想なので、竹富方面へ。
まずは、最近出来立てホヤホヤの新しいポイントに。
1本目「竹富南ビタローの根」
今日のミッション──本日クリスマスイブということでクリスマス、正月用の写真を撮ること──昨日もクリスマスバージョンを少しトライしましたが、イマイチだったので。
用意してきた、メリークリスマスの飾りとミニチュア門松をメッシュポーチにつめてエントリー。
ココは撮影するにはイメージどおり。
ゆっくりと移動してハナヒゲのいる根に。
ナベさんが撮影してる間に門松を準備。
白砂の広がる絶好ポイントに門松を置くとヒュ~と浮き上がる。
台座に砂、サンゴの欠片では全く。
仕方なく、ウェイトベルトからウェイトを1kgはずして、台座に被せるようにしてようやく。
デジカメで撮りましたが、もっとワイドに撮っても良かったかなぁ。
そのあとハナヒゲを観察。
次にキンメモドキ、カマスが群れているところにクリスマスリース(プラ製)を立て掛けてみると、良いカンジ。
どう?とかめねーさんに問いかけるとミニクエストに「自画自賛やなぁ」って。
(今月の一コマ参照)かめねーさん放たっらかしで、いろいろ遊ばせていただきました。
2本目「竹富南ジャガイモサンゴの根」
次のポイントのターゲットは、ギンガハゼ。
エントリーして、エダサンゴを見下ろしながら中層移動。
砂地が広がったところで潜降。
ナベさんが「そことそこ」と指さし。
体勢を前のめりにしながら、前進。
いました、黄色いボディのまぶしいヤツ。
けっこう寄っても隠れない良い子です。
こんなときにデジカメ使えないなんて──バッテリーの向きが逆に挿したため起動せず──。
かめねーさんはギンガハゼには興味はなくその後ろをチョコまか動くテッポウエビに感動してました。
砂地を移動中、ゆらゆら漂うカミソリウオ。
砂地でそんなに見たことがなかったのでゆっくり観察できました。
案外、身が詰まってそう。
次にヨスジフエダイの根に。
途中、大きなエダサンゴにサンタダイバーが二人撮影中──一人がエダサンゴ越しにライトを照射、もう一人がミニチュアサイズの家を撮影。
なるほど、エダサンゴを森に、白砂を雪に見立ててのクリスマスモードやね。
これは考えつかんかった。
このあとヨスジフエダイの群を観察。
緑のサンゴに黄色のストライプが映えます。
そろそろ上がろうかというころに上を見ると水面にいくつもの輪っか。
スコール並の雨。
雨降りしきる中、エキジット。
雨も小雨になったところで昼食タイム。
今日は八重山そば。
冷えた身体に温かいそばは生き返ります。
今日も出汁も残さずいただきました。
次に何するかというと、2016年は私、年男でして、facebookの新年あいさつに一枚撮りたくて、もう一つ持ち込みしました、サルのお面。
自撮りも考えましたが、せっかくなのでマスク、レギュを外して直接お面を被ることに。
すると、コンタクトしてる手前、眼を開けられないのでバディにお願いして撮ってもらうためのレクチャー。
普段撮られる立場なので撮ったことないから、保険でナベさんにもお願い。
これでなんとかなりそう。
3本目「竹富南サブマリン」
1,2本が解放感あるところだったので、次はアーチ、ケーブなどの地形ポイント。
エントリーするといくつもの根が乱立して狭い水路を形成しています。
少し泳いだところに、ポイント名由来のサンゴ群。
後ろから見ても前から見ても、潜水艦っぽい。
魚はほぼ見られないから、よけいにそう見えるのかも?
ここから、アーチの連続です。
いくつものアーチをくぐり抜けながら明暗のコントラストが良いですねぇ。
ある程度移動したところで、打ち合わせしていたことを実行。
まずかめねーさんにカメラを起動させて渡してから、マスクを外しお面をオデコまで被ってからレギュを外して、お面装着。
コンタクトを流さないように半目しか開けれないのでどう撮れてるか確認できず、息の続く限りポーズをキメてましたが、限界。
お面を外してレギュ、マスクをつけて撮ってもらった写真をモニタで確認。
ちょっとあっち向いてるしぃ。
仕方なく、ナベさんに撮り直してもらいました。
これで石垣ツアーのミッションは達成。
やりたかったことを全てさせていただきましたm(_ _)m。
かめねーさんが今日で最後の夜になるので、私たちだけにボートを出してもらったナベさんにお礼の意味で夕飯を誘ったところ、快諾いただきました。
今日の片付けとかあるので、18:00に連絡いただくまでは、ホテルに戻って休憩です。
ホテルに到着したのが15:00ちょうど。
かめねーさんに「夕飯まで3時間あるのでゆっくりしてください。」
私は部屋に戻って部屋飲み。
夕飯までの3時間は長いですねぇ、気がつけばビール6缶。
18時前になってかめねーさんから「アイス食べに行きたい。」
私「今頃ですか?もうすぐナベさんから連絡ありますよ。」
夕飯の後にしましょう、ってことで落ち着きました。
それからナベさんからピックアップに来てくれるということでロビーに下りるとロビーに「ウェルカムアイス」が。
二人ともいただきました。
食べ終わる頃にはナベさんが到着。
そして焼き肉屋さんでメリークリスマス!
石垣牛はうっまーし。
おいしくいただきました。
店を出たところでナベさんと分かれて商店街を抜けてソッフン探し。
ところが、残念──もう閉店しておりました。
雰囲気の良さげなバーに入り一杯。
イブだけにカップルばっか、でした。
ホテルに戻って地ビール飲んで就寝
3日目の朝。
今日の便で帰られるかねねーさんと最後の朝食。
今朝もおいしくいただきました。
私はダイビングで先に出かけるのでココでお別れ。
私はダイビングの用意をして1Fロビーに。
すぐにナベさんが迎えに来てくれて港へ。
今日は私一人だけなのと波が高くなることもあって大きな船をもつDSに乗り合い──4店ほど──です。
乗り合いなのでいつも操船で気を配るナベさんとは違い、のんびりボード。
1本目「竹富南トカキンの根」
前回入ったことのあるポイントでイソマグロねらいです。
イソマグロを驚かさないようにラダーからそっとエントリー。
移動を開始すると前回同様、イソマグロがクリーニング中。
ちょっと遠いので近づいていくと中層を5尾程度の編隊にクリーニング中のマグロも入り移動を開始。
それを他のダイバーが深追いしてどっかに。
少し待っていると、右手のほうから編隊が現れましたが直ぐに消散。
このあと、イソマグロの通りそうなところを泳ぐも見るのはカスミチョウチョウウオ、ハナゴイ──誰も見向きもしません。
このあとは残念ながら、見れませんでした。
2本目「竹富南ビッグドロップオフ」
名前の通りのポイント、大きな根に深ーい水路。
入る前に「ヘルフリッチがどうたらこうたら~」ってのが聞こえて少しイヤーな予感。
エントリーすると目の前にはカスミチョウチョウウオの群れ。
これだけでじゅうぶんでしたが、大きな根の壁際を移動しながら徐々に水深を落として、別にこれと言ってないのでもう上がろうかと思った矢先、ナベさんがさらに深いほうへ。
どうしようかなぁと思ったが、こっち向いてくれそうにないので付いていくことに。
そこにはアケボノ。
期待していなかっただけにビックリです。
上がり際にはホワイトチップも見れました。
お昼ご飯休憩の後、3本目「竹富南ジャガイモサンゴの根」
昨日も入ったところなのでルートを変えて。
砂地に点々とあるサンゴ群をじっくり観察しながら移動。
今一番ホットな話題の「ファインディング・ドーリー」の主役にも会えました。
最終ダイブということもあり、早々に水深を上げて窒素抜き。
ごちそうさまでした。
港に戻って、ナベさんのお店へ。
器材を洗って干して、着払いで送ってもらうための伝票を書いて、あとはナベさんにお任せ──ありがとうございます。
ホテルまで送っていただいて、3日間のガイドにお礼を言って「次こそはちゃんとしたツアー組んできます。」
シャワーを浴びて石垣最後の夜、ってことで名残なきよう、雪塩ソッフン。
そして、寿司屋さんへ──もちろん、マグロ、石垣牛すしも。
これでやり残したこともなく、最後の部屋飲み。
今回のツアーが一番ビール飲んだかなぁ。
コンビニで買ったビールでは足りず、最後の2本はホテルの自販機で買いにいくぐらいでした。
帰りの便もピーチ。
早めに空港に着いたので、まずはジェラート食べてチェックインできる時間を待ってチックイン。
一人でヒマなので早々に手荷物検査受けて待合室へ。
見事、ピーチらしく延着。
朝なのでガマンしてた緒が切れてビール飲み。
ホンマ、ビール漬け。
飛行機に乗れば、昼過ぎには帰阪。
おつかれさまでした。
今回、少人数にも関わらず、快く対応していただきました、ナビィダイビング石垣島のナベさん、ありがとうございました。
また必ず行きますので宜しくお願いします。
2015年粟国ツアースライドショー
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