ショウガセ
misakoさん撮影
8ヶ月ぶりとなる、田辺ツアー。
それまでに幾度か企画しましたが、海況や企画倒れのためようやく、です。
梅雨時のため、天候はしょうがないにしても前線の影響で海況もなかなかビミューな具合。
毎日波浪予想とニラメッコ。
ようやく当日の予報が出て、「行けそうかも?」
それにしてよう降りますわぁ──当日の天気も曇りマーク。
前日、確認の電話を入れると
DS「とりあえずボートはでるけど、海の状況はわからへんけど」
私「ハイ、行かせていただきます。」
即、FBにて決行連絡──今までは、お一人お一人メール連絡していましたが、最近はダイバーズ・ハイFBで一発。
あとは寝るだけのはずが、ちょうどその日にKAZUさんから久米島ツアーの写真をいただいたのでこれをメンバーさんがダウンロードできるようにあくせく。
気がつけば23時、キビシィ~。
作業終了後、即就寝Zzz。
やはり真っ暗闇の中、起床。
神戸方面(R43号)はつかれるぅ、信号ひっかかってばかり。
予定時刻よりも10分ほどオーバーしてピックアップをして出発。
和歌山方面は何の問題もなく現地DSに到着。
器材を降ろして休憩、と思っていたのですが、みなさん器材のセッティングを先に。
それからの1時間ほどのんびり。

オオカワリ
keikoさん撮影
1本目「ショウガセ」
keikoさんがクダゴンベを撮りたいということでリクエスト。
波があったら他のポイントに変更ということで出発。
するとそれほどでもなく、イケます。
ただ水の色が、緑色。
梅雨時期だけに期待はしないほうが良さげ。
アンカリングされ、準備のできた人からエントリー。
中に入ってみると真っ白。
アンカーラインが全く見えねぇ。
仕方なく水面を船首の方に向かって泳ぎアンカーラインに1mほどに近づいたところでようやく発見。
ずっと伸びるアンカーラインはどこまで続くのだろうか?というぐらい底が見えない。
アンカーラインを目視できる距離を保ちながら潜降。
オトヒメエビ
misakoさん撮影
5mを超えたところでようやく根が見えダイバーを確認できました。
根に降り立つと透明度はまあまあ、横方向には見通しが利きます。
集合したところで移動開始、すぐさま潜降のサイン。
ドロップオフを両手を広げてダイブ。
35mほどきた時点でオオカワリが見えてきました。
皆にライトで「ココですよ」──今は小さく円を描くだけです。
各自思い思いのショットで撮影。
水深を上げる時間になったので壁伝えに浮上。
ジグザグとクダゴンベ探しましたが、残念ながら見つからず(-_-)。
根の上にあがってのんびり撮影大会です。
キンギョハナダイやクロホシフエダイなど群むれ。
アジぐらいデカいゴンズイ玉は気色悪かった。
安全停止をじゅうぶん取ってアンカーラインの先をみると全く船影を確認できないほどの白濁ぶり。
そのため、ステジイさんがいつエキジットしたかわかりませんでした。

ショウガセ
keikoさん撮影
港に戻る頃からシトシトと雨。
港に戻ってタンクを交換し残圧チェックしてから、休憩です。
日差しがないぶん、体感温度も低いのでウェットを脱いでしまったほうが気持ち良い。
着替えて昼飯です。
今回ミュー(フィン)をモニタしたステジイさんが「良いですわぁ。コレ買います。」
でしょー、フルフット履くとやめられないんです。
時間になったので雨でしっとりのウェットに着替え──気温も上がってないので堪えます。

ショウガセ
misakoさん撮影
2本目「ミサチ」
1本目で表層があれほど白濁していたので浅場のポイントはどこもいっしょだろう、ってことで深場のポイントへ。
朝よりも少しうねりがでてきたようです。
準備のできた人からエントリー。
降り出した雨のせいで表層は朝よりも更に白濁しとります。
全員が揃ったところで移動開始。
根の裾野をゆっくり下っていきますが、ムチカラマツが生い茂ってるだけでこれといって何もいない。
仕方なく水深を上げていくとギンポ類がそこらじゅうに。
ライトを当てても隠れることなく写真を撮らせてくれました。
スジアラのコロニーもようやく見つかりお腹をプックリとさせているのが何尾もいました。
安全停止中には辺り一面にキビナゴの大群。
そのあとに続くであろう、大物を見ずにエキジットしました。
ショウガセ
keikoさん撮影
港に戻って器材を洗いそのままメッシュバッグに。
そして車に積み込んでそのままお風呂へ。
冷えた身体には温泉は堪らない。
露天風呂は雨のせいか少しぬるめ──ずっと入ってると寝てしまいそう。
ロビーでログ付けして、KAWAで今晩と明朝のパンを買って帰りました。
早め早めにしたおかげで18時には神戸、私自身も20時半には帰宅できました。
ほか見た生物:クマノミ、キンギョハナダイ、カワハギ、ウミスズメ、ノコギリヨウジ、オオモンハタ、チョウチョウウオ、スズメダイ、キハッソク、ブダイ、コロダイ、ヘラヤガラ、アオヤガラ、ハコフグ、キンセンイシモチ、キヌベラ、コガネスズメダイ、ナガサキスズメダイ、ニラミギンポ、イタチウオ、アオサハギ、オニカサゴ、キンチャクダイ、サラサエビ、イセエビほか。

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