マトウダイ
のりさん撮影
私自身、リクエストによる今年初ツアー。
当初、のりさんと二人ぼっちだと諦めかけたころに、まみおさんの参加表明、ありがとうございますm(_ _)m。
三日前には小春日和かというぐらいポカポカ陽気だったのに前日からの寒波──日中、雪がちらつく霙模様──。
天気予報では朝方まで積雪注意って。
当日、交通渋滞もあり、少し遅めの出発です──ビーチなので慌てず行きましょ。
この時期、和歌山方面への車が少ないからか、スイスイと行けて現地DSに到着。
器材を降ろしてまずは休憩。
遅めの到着なので1本目潜りに行ってるようでDS内は静まり返っています。
最新の内浦のポイントマップをいただいて、今日のルート決め。
10時を目途に用意を開始。
最近のBCは良くできたものでウェイトのほとんどを内蔵出来るんでしょねぇ。
私のもいちおう6kgほど出来るのですが、もとから重いのでやってません──ウェイトベルト派です。
しかしそのウェイト入れるバッグもボロボロで買い替えせんとなぁ。
のりさん撮影
準備が出来たのでドライスーツに着替え、ビーチまで軽バンで送ってもらいました。
ビーチに着くと、前方は先客でいっぱいだったので手前のタンク置き場の近所でセッティング。
「さぁお好きなタンク選んでください。」
皆黙って、10Lタンクをチョイス。
私のレギュはドック入り中なのでサークルのレンタル器材──レギュはMKX/G250、G251とプロアラジンのレトロ感たっぷりセット──で。
セッティングができたところでお互いのドライのファスナーを閉め合って、器材装着♪
順序よくエントリー。
全員が揃ったところで「潜降」のサイン。
「OK」サインで確認しあって移動開始。
さすがにエントリーポイントはニゴニゴでしたが、少し進むと落ち着いてきました。
目の前には出た出た、マトウ。
去年4月の日高以来です。
おぉ、というのも束の間。
あたりには大小さまざまなマトウたち。
こんだけいると有り難みないっちゅうねん(^_^;)。
その上、大きめの親方みたいなのが、ずっと付いてくる始末。
砂地の彼方此方でハナアナゴやダイナンウミヘビがちょっこら顔をのぞかせています。
スナイソギンチャクにはピョンピョンはねるカクレエビが被写体になってくれてました。
気がつくといい時間。
真っ直ぐにテトラの浅場へ。
最初にクロホシイシモチの群が見え、その下にはアジの群と。
クロホシイシモチの群には陽の光が射し込んで透明な体が赤みを帯びて金色がかって見えます。
しばらくこのほのぼの空間を味わってエキジット。
サカナに囲まれてボーっとできるってのは癒し系ですね。
のりさん撮影
器材をおろして、タンクを外して次のダイビングのために交換しようかと思いましたが、目の前に送迎車が停まっていたので即、DSへ退散です。
冷えた手に恵みの温水シャワーで気持ちよかぁ。
ドライを脱いで昼食です。
昼前ということもあり、お弁当を食べるのは私たちが一番です。
口の周りの塩分も相まって程良い塩加減。
教室に日差しが差し込んで気持ち良い。
ずっと休憩していたいぐらいに。
13時をまわったところで2本目の準備にとりかかりました。

のりさん撮影
ドライに着替えて、ビーチまで送ってもらってから気づきました──ライト忘れたぁ。
水槽につけっ放しに。
仕方なくサブのLEDライトで。
器材のセッティングをしてドライのファスナーを閉めて装着。
いざエントリー、という段になって団体さんがエキジット──内浦ではエキジット優先です──、そのあいだに記念撮影パシャ。 
エントリーして下で集合してからの移動開始。
またもやカワカギか?っちゅうぐらいのマトウたち。
的の丸が白色のものもいててそれぞれユニークさを表現しています。
今回はブロック塊群を散策。
ウミウシがようついています。
上にはオキゴンベがちょこんと愛嬌だして佇んでます。
沖の方に視線を感じたので寄ってみると、丸々としたコウイカ。
威嚇しながらも離れるわけでなくその場で被写体になってくれました。
浅場に戻る際に、黒い岩かと思うほどのまん丸になったアメフラシ。
アジが隊列よく動いてカーテンのよう。
各々安全停止をしてエキジットしました。

のりさん撮影
あがると、風が強くなっていてグローブを先に外したのを後悔。
尿意と戦いながら、片づけをしてDSへ。
器材洗い場の水に手を浸けると目覚ましにはちょうど良いぐらい。
器材を干して、温水シャワーで塩と冷気を洗い流してログ付け。
干していた器材を片づけて帰途に。
紀ノ川SAでちょうど小腹が減ったのでついついがっつり定食食ったものでいつものソッフンが食べれず残念。
毎年内浦は複数回行っていますが、今シーズンはこのままで行くと今回の1回のみになりそう、です。
内浦は3月いっぱいでクローズですので早めにリクエストお待ちしております。
ほか見た生物:クマノミ、キンギョハナダイ、トラギス、ヒメジ、アカヒメジ、カワハギ、ウミスズメ、キタマクラ、ノコギリハギ、マゴチ、イシヨウジ、ダテハゼ、オオモンハタ、チョウチョウウオ、スズメダイ、シラコダイ、ゴンズイ、ブダイ、コロダイ、カサゴ、キンチャクダイ、オドリカクレエビ、イソギンチャクモエビ、コマチコシオリエビ、コノハミドリガイ、ほか。

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