今回は3つの台風もようやく去り、やっと落ち着いてダイビングできる、と思った矢先の台風12号。
和歌山に直撃はないものの、位置がよくないし、台風の影響で東風~。
前日に確認の電話を入れると
上田さん「明日は問題なくボート出港します。」
心強いお言葉。
そのあとに、「ただ~、明日ダムが放水することがアナウンスされたので、川水がどっと入ってきて表層は濁ると思います。」
透明度が悪いのは、古座では当たり前なので、良しとしましょう。
ということで、やっしーさんに「予定通り開催します。」とメール。
当日の朝、起きるとさすがに陽がなかなか上ってきてないので真っ暗。
出かける段になってほんのり薄明りがさしてきました。
9月になるとこんななの~、ってぐらい現地までスイスイ。
DSに到着すると、常連さんたちがチラホラ。
挨拶をしもって器材、荷物を運びこんで、朝飯タイム。
今日は9月3日、93(クーザ)の日らしく、DSではイベントが目白押し──ボーダーを来て来たら割引やストリームトレイルの商品を持って来たらダイビング料金タダ、
この日にダイビングの予約の際、「ゴーゴークーザ」と叫べばダイビング料金割引等々。
エラい日に来てしまったぁ。
まぁ、皆に迷惑にならないよう参加させていただこう。
すると、村上商事の方も来られ、モニター会開催です。
ストリームトレイルの直売会、ジャグジーや今人気のエアーソファーなどが陳列されていました。
1本目「下の島」
東風で沖のポイントへは足を伸ばせないので、近場のポイントです。
出来立てのポイントらしく、上田さん「ポイントマップはないです。」
マグネットボードに簡単な絵を描いてブリーフィング。
上田さん「水温は27℃、流れもうねりもないです。それと透明度は気にしないで。」
そして、ポイントへ向け出港。
東風で波はありますが、ゆっくり進めば問題なし。
ポイントについて定置ブイを取って、係留すると風、波で船が左右によく揺れるぅ。
これは、早いことエントリーするのに限る。
エントリーしてみると、けっこう見えてる。
そのまま、下降してそれから根まで移動。
全員が揃ったところで移動開始。
少し振って水路へ。
ダイバーが並ぶと通れないぐらい狭さ。
少しオーバーハングになったところを隈なく探索。
なにかの卵やミナミハコフグyg、キンチャクダイyg、ウミウシなど写真派にはたまらないほどの被写体が。
流れもなく安定して写真をじっくり撮れるのも良いカンジ。
根の上に戻ってくると、かわいらしいソラスズメたちがソフトコーラルに群がっていて画になります。
そこにウミスズメやハコフグたちが近づいてきたりと水中に居ながらにして、水族館の水槽を眺めてるような錯覚に感じるよう。
それを眺めて窒素抜きをしてあがりました。
港に戻ってタンクを交換。
目の前のDSに戻って、シャワーで塩をおとしてウェットも脱いで着替え。
すると、先にDSに戻っていた人たちがキモチよさげにジャグジーに浸かってらっしゃいました。
バスオイルが入ってるのか、ほのかな香りと真ん中に泡立っています。
入っていた人の弁「いったん入ると出られない」
その気持ち、良くわかるので入るのはやめておきました。
弁当を食べてのんびり休憩です。
途中とおり雨が降ってきましたが、風がキツく横殴りな雨。
雨量的には少量だったのですが、ほどよくしっとりしました。
風も強くなってきたので少し早めの出港することに。
2本目「上の島」
1本目よりも横風がキツくボートが左右によく揺れます。
すると、上田さんが「ハンマー!」
指さす方を見ると、サメ特有の背ビレが。
さすがは古座。
これを海の中で見たい....。
そして慎重に歩を進め、ポイントに到着。
揺れる船上で器材の装着、エントリー。
中に入ってしまうと静かなもの。
全員が揃ったところで移動開始。
ガラスハゼやモズクショイなどじっとしているものを中心に撮影会。
根を下りていくと少し透明度もマシになり、各々の位置関係を広げて獲物探し。
マツカサウオやミナミハコフグygなど人気ものも登場。
じっくりと潜れました。
2本目のほうが水深が深かったので、長めの安全停止してエキジット。
港に戻るまでに器材をバラしておいて、先にDSへ。
軽く塩をシャワーで落としてるうちに器材も戻ってきたので塩抜きして水気切り。
手早く着替えてログつけです。
ログづけが終わって寛いだところにまたもや雨。
せっかく水切りした意味がなくなるので、器材を片付け。
やっしーさんとはココでお別れして帰阪。
帰りは一人だったので、もしかしたら岸和田SAまで18時までに着けるか、と思いましたが
残念。
18時に15分過ぎてたので屋台は店じまい。
ソッフンはあきらめざるを得ませんでした。
また次にお預け、です。
今回は風がキツく外洋に行けませんでしたが、次は外洋へ。
ハンマーに出会えるか?!
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