ショウガセの根の上
先週に続いての田辺。
土曜日開催予定でしたが、私の都合で日曜日に振り替えです。
今週は和歌山方面にうねりが到達していて、海況も芳しくなかったそうです。
台風がないのに、自然は不思議です。
で、前日の電話確認でDS「船は出るけど、午後から風が出てきそうなので、昼からボート出さない予定です。他のショップさんは午前に続けて2本潜るけど、ちょっとだけ出港早めて。」
私「早めても9時、9時半ぐらいですよね。」
DS「それぐらいかなぁ」
私「行きます。」
10時出港の予定で集合時間決めていましたが、今回は2人だけだし、行けるだろう。
決行メールを送信──心の準備あるので少し出港が早くなる旨を連絡。
当日の朝、予定通り集合して、高速も順調、DSに無事到着。
行きがてら、「先に港によって器材セッティングしましょう」と話してましたが、
他のショップさんも早めの到着されていてセッティングされてたため、港に車をおけず、仕方なく器材洗い場へ。
こちらで器材をまとめて軽トラックに積み込み。
DSで朝食用におにぎり食べて着替え。
いつものんびりスタートが信条ですが、1時間早めの出港はさすがにバタバタ。
忘れ物ないか確認して、港へ。
船に港に運んでもらった器材を持ち込んでセッティング。
そして出港。
ふーーっ。
	クダゴンベ
1本目「ショウガセ」
港では無風だったのが、出港して沖に出るに従い、風が。
早めに出港する理由がわかります。
次第に波も立ち始めてきました。
ポイントに到着、先に他の船のダイバーが海中にいることからアンカーの投錨はじっくりと安全に位置決め。
ボートのエンジンが止まってから、用意スタート。
初参加のヒロさんは今回、初ファン&初ボート&初ディープの三つ巴ダイブです。
なので落ち着いてスタートするために、私たちは一番最後に入ることに。
慌てても何の徳にもなりませんから、ね。
エントリーしてみると先週よりは抜けてます。
アンカーラインを使って圧平衡に時間をかけてゆ&あっくり潜降。
ちょうどイソギンチャクにちっちゃなミツボシクロスズメがいたので「撮影どうぞ」と指示すると エラい長いことさつえいしてるなぁと思ったら、イソギンチャクモエビを撮っていたそうです。
このあいだのOW講習の際、イソギンチャクモエビを撮り損ねたんで、今回はキッチリ撮りたかったそうです。
クダゴンベを探しにウミカラマツのほうへ。
前回いた一番大きなのを探すも居らず。
その1m下にあるウミカラマツにライトを当てるといました~。
撮影の間じゅう 、向きを変えてただけでじっとしてくれました──ありがとう。
残圧をチェックして、フリソデは今回あきらめて、根の上に移動。
OW講習ではありえない、このサカナ天国状態を満喫してもらいました。
残圧50を切ったので安全停止のため、アンカーラインに掴まってゆっくり浮上し、5mで停止。
イワシの群れが横切ってくれましたが、あまりの速さにカメラ構えるヒマなく通過していきました。
きっちりディープストップ1分を含む4分間安全停止をしてエキジットしました。
港に戻るまでの間に社長のご好意でボートに積んである予備タンクで先にタンク交換。
港に戻って小休止です。
私はトイレが近いのでお先に用足し。
15分ほどの休憩ののち、出港です。
2本目は南部出し、もしくはアーチでブイの空いてるほう、に行くことに。
ヒロさん
2本目「南部出し」
ブイが空いていたのでこちら。
ブイのロープをかけてアンカーも投錨。
ダブルアンカーでこれで安心。
今回も後からエントリー。
ブイのラインは斜めに落ちていきますが、流れがないためアンカーロープは垂直に水底に。
OW講習さながらの潜降ラインとなっているのでコチラを使って潜降。
根の脇に到着し、時計回りに移動開始。
他のチームと交錯しながらの移動なので後ろを気にしながら。(今回二人だけなのでそれほど気を遣わずに済みました。)
先週ツバメウオのいたあたりを隈なく探しましたが、これだけの人数が散らかしまくりしてたら、どっか隠れるわね。
岩場にはハタンポもチラホラいましたが、群れを成すまでには至らず。
小ぶりながらもクエもダイバーから身を潜めるように奥のほうに隠れていました。
そろそろ、残圧のこと考えて根の上でギンポさがし。
今日は至って、あんまり見つけられませんでした。
大人数のエキジットを待ってからのエキジットだったので 安全停止は8分以上もして終了。
クマノミ
港に戻って、器材を軽トラックにいつもなら載せるのですが、今日は他のショップさんの器材がいっぱいなので器材洗い場まで運びました。
そうすることで、皆より早く器材を洗えました(^^♪
器材の水切りしてる間に、お風呂へ。
露天風呂のお湯がまた温め、長居してまうがなぁ。
塩と疲れを落として、DSへ。
お昼ご飯のあと、ログつけ──ヒロさんのログに初めてのファンダイブが記入されました。
「初」尽くめのファンダイビング経験おめでとうございます。
片づけをしてDSを出たのが、15:30。
途中、SAでソフトクリーム休憩をして帰阪が18:00。
さすがに午前2本だと早いです──日が沈むのが早くなりましたが、まだまだ明るいです。
気温はさすがに秋めいてきましたが、水中はまだまだホット。
ウェットで潜れます。

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