潜降
2週間ぶりの田辺。
今回もOW講習を終えたダイバーなりたてホヤホヤの方が参加です。
当サークルはそういった方々にも不安なく参加できるよう、インストラクター及びダイブマスターが同行しますのでご安心ください。
天候的には良さげでしたが、前日の電話確認でDS「午後から風が吹きそう。」
「では午前に2本続けて、ですね。」
続けて2本潜ることを書いて決行メールを送信。
当日の朝起きてみると、3日前の内浦の時に比べれば、まだ温い。
風がキツイことも予想されるため、カイロとインナーに加え、ボートコートも準備──防寒対策は抜かりなく。
集合場所に時間前に到着し、お二人をピックアップ。
渋滞もなく順調に行けましたが、いつも朝食を調達してる湯浅PAのコンビニに立ち寄ると おにぎりがないっ。 仕方なく、高速を下りたところでコンビニに寄りました。
現地に到着し、先に港へ。
午前中に立て続けにダイビングをすることと、初ファンダイブの方もいっらっしゃることから、器材のセッティングだけ済ましておきました
それから、お店のほうによって、ソフト器材、荷物を降ろして車を港に駐車。
お店で朝食を食べたら、用意開始です。
ウェットを着ると日差しのせいで暑い、汗をかくほど。
時間になったんで港へてくてく。

アーチ
1本目「クラック」
風があるので、ショウガセ方面は時間がかかるということで、いつぶりだろ?
港内では、無風だしたが、出港してみると風がけっこう吹いている。
風で若干白波が立っています。
ポイントに着くまでにチヒロさんが初ボートなので、EN、EX方法や圧平衡の頻度、安全停止などをブリーフィング。
ポイントに着いたので用意開始です。
マスクを濯いで、器材を装着、準備ができた人からエントリー。
アンカーロープまで水面移動して、揃ったところで潜降。
今までに経験したことのない水深に向かって、ゆっくり時間をかけながら自分のペースで根の上に到着。
移動を開始したところ、ハリセンボン。
ちょこまかちょこまか泳いでます。
イソギンチャクには、1cmほどのクマノミとミツボシクロスズメが陣地を守っています。
根の上を移動して、ポッカリ開いた穴を下りて、横に移動し、アーチへ。
本来、中に日差しが差し込んでキレイなのですが、陽が翳っているせいか、陽の光が少し弱め。
なかなか、これだけ長いアーチもないので、中性浮力の練習にはもってこい、です。

ソラスズメ
アーチを抜けて根の上に上がって、ドロップオフのほうへ。
ソラスズメたちが乱舞していてキレイです。
そこからドロップオフを下りようかと思いましたが、残圧チェックして今回は見送り。
アンカーのほうへボチボチ戻りながら 散策。
アンカーまで戻ったところで安全停止です。
じゅうぶんに窒素を抜いてからエキジットしようとしましたが、先のグループがドライスーツの人が多くフィンがなかなか脱げず、少し待ってのエキジットです。
風がきついので、ボートコートを着てもらって防寒です。
私は風の中、ウェットで仁王立ち。
堪えました~ぁ。
港に戻って、タンク交換をしてから、トイレへダッシュ!
そのあと、シャワーを浴びてウェット内に温水を注入。
なるべく日向に居てヒートチャージ。
そして、短い休憩も終わり、出港です。

キンギョハナダイ
2本目「南部出しアーチ」
この風なので出しか、アーチかブイの空いてる方、ってことで出港。
で空いてるほうのブイを取って係留。
用意を始める前にやることを。
水中カイロの準備です、パウチの金属片をパッチとして化学反応スタート。
インナーとウェットの間に入れてお腹のあたりに挿入。
じんわりと温かみが出てきました。
ウェットを着てさ~準備スタート。
器材を背負い、フィン、マスク、手袋を装着し、準備のできた人からエントリー。
波もあることから、エントリー後、BCから空気を抜いて水深を下げながらブイのロープまで。
ゆっくりと潜降して下で集合。
まずは、水路へ。
ニザダイが群れていましたが、私たちが来てかくれんぼのように退散していきます。
そのあと、先ほどとは長さの違う、アーチへ。
アーチを抜けると魚たちが、とはいかず少し寂しめ。
なので出しのほうへ。

チヒロさん
しかし、根に当たるも魚はコロダイ程度。
それよりもダイバーの数ハンパない。
行くとこ行くとこダイバーだらけ。
徐々に透明度も人濁りのせいか、かなりボンヤリ気味。
たぶんカエルアンコウを撮影してるのか、人だかりがすごくてわかりません。
その集団の後ろにクエが居てましたが、誰も気づかず。
私たちに驚いて、逃げました。
落ち着いて見れる場所がないので、アーチに戻って、根の上に。
根の上は底と違い、にぎやか。
ソフトコーラルにソラスズメ、キンギョハナダイなどが群れていて色鮮やかです。
インターバルが短かったので、根の窪みの部分がちょうど5mだったのでそこでじーっとして。
すると一面にシラス?稚魚が湧いていました。
エキジットしたら、風が堪える~。
器材をパタパタと片付けてました。

シラスの群れ
港に戻って器材を洗い、ウェットを脱いだらお風呂へ。
冷えた身体にはありがたや~。
温まると次は食欲、DSに戻って昼食です。
そのあと、ログ付け──チヒロさんが1本目が初ファン&初ボート&初ディープダイビングの初もの尽くし。 おめでとうございます、パチパチ。
これからいろいろなダイビングをしていただいて未来に続く素晴らしい体験をしていってください。
 
早めに帰路につきましたが、アドベンチャーのパンダの赤ちゃんにやられました。
この時期に「印南IC-広川南IC 渋滞17Km」
広川まで海沿いを走ることになり、その代わりにキレイな夕陽を見ることができました。
いつもと変わらない時間になりました。

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