エントリー
ヒロさんから内浦リクエスト。
巷では一気に冷え込んで、インフルエンザも流行りだしてきた今日この頃。
1週間前のこの寒さにウェットはないなぁ、と車からウェットを降ろし、ドライのみに。
週間天気予報で雨。
これでウェットいく予定だったヒロさんにも「ドライでいくので、くるぶしまで隠れる靴下を用意してください。」とメール。
雨だったら、器材洗っても乾かせないので、すぐ帰るかと思いお弁当の注文はやめておきました。
前日の天気予報では、さらに悪い予報に。
お昼頃に雷を伴った大雨の見込み、って(>_<)。
これは早くダイビングを終わらせて、片付けねば、と。

ヒロさん
当日の朝、もちろん真っ暗な中始動です。
ヒロさんをピックアップして車を走りだし、順調に白浜を越えたあたりから、ポツポツと降り始め風も吹き出しました。
高速を下りて、海岸線に出たとたん、ありゃー串本はクローズだなぁ。
ってことは、須江はいっぱいなんちゃう?
DSに着くころには、嵐となっていました。
強風が吹き荒れ、雨も時折強く降って窓、扉がガタガタと軋んでいます。
まずは、腹拵えをしてドライの簡単な操作方法をレクチャーしてからインナーに着替え。
そしてビーチに下せるように器材の準備。
では、ドライの着用するため、外に。
廂の下で着用を試みるも先からの横殴りの雨。
しっとりと濡れました。
二人とも着終えたところで、器材を車に積み込んでビーチへ送ってもらいました。
ビーチに行くとさらに嵐が増していて、あまりの雨に記念写真も忘れるほど。
満潮もあってか、大波が打ち寄せてくると、波がエントリー口を翻弄。
排水路に被せてある板が浮き上がってしまうほど。
器材をセッティングしてプレダイブチェックです。

トゲカナガシラ
1本目は10時過ぎ。
ジャイアントスライドエントリーで、と言っても大きな波に身体を預けるだけでエントリーができました。
水面で待機しているつもりが大きな波のあと、引き潮であっという間に10m以上岸から離されています。
集合したところで、「潜降、オッケー、位置の確認、時間のチェック」ブッシュー。
水面で一番にみつけたのは、下で撮影しているダイバー。
前回のアジとはエラい違いです。
水底で集合して、移動開始。
前方からは、帰り道のダイバー。
カエルアンコウのスポットは人気が高く寄り付けそうにないので、諦めて砂地を下っていくと、ヒメジたちがヒゲで砂を穿っています。
フジツボのミジンを見つけたのですが、一瞬のうちに隠れられて、残念。
すると、トゲカナガシラを発見、ヒロさんに教えてる間に違うグループの人が上から被さってきて翼を広げてピューンと飛んで行かれました。
砂地に尖がったものを発見、ダイナンウミヘビです。
ハモと違って、砂に潜るスピードの速いコト。
あっという間に嘴の一部しかでていない。
砂地を浅場へ向かってると、横のほうからカンパチの群れが私たちを観察するかのように水底ギリギリで泳いでます。
その前方をみると、なあるほど、アジの群れ。
テーブルサンゴのほうにはネンブツダイの群れ。
少し白っぽくて幻想的です。
それから、砂地に降りて、ストーンサークルのエリアに。
いました、ヒレナガネジリンボウ。
エントリーエリアから10mほどの近場に。
ダイバー馴れしてるのか、背びれは立ててもらえませんでしたが、引っ込まずにモデルになってくれました。
このあと、近くで安全停止。
大きいカメラの人が多くてエキジットに手間取ってるようでそれ待ちをしてエキジット。

ヒレナガネジリンボウ
器材を降ろして、タンク交換。
残圧チェックをしてバルブを閉めて邪魔にならないように端に寄せて軽器材は波に持っていかれないよう、一段高い岩場に置いて休憩です。
嵐の影響でドコとも海クローズのようで他のDSの方々も来られていました。
DSに戻って、頭からシャワーを浴びて塩を落としました。
温かいお茶を、と口つけたらアッチィ~ぐらい。
ちょっとずつ啜りながらお茶を飲みました。
DSが混雑してるので、お茶を汲みに行った隙にウッドテラスの席を離れた瞬間に他の人が座るというほど。
仕方なく立ってることにしました。
幸いなことに、天気がマシになってきて、日差しもチラホラ見えてきました。
「到着したときに、この天気だったら良かったですがねぇ。」と言ったほど。
水面休息時間が1時間を超えたので、ビーチへ。
海のほうは少し落ち着いたものの、透明度が.....。
そこらじゅうにダイバーがいらっしゃって用意するのも声掛けしもって。
タンクのバルブを開いて、器材を背負い、プレダイブセーフティチェック、よーしっ。
エントリー口はエントリー、エキジットが重なって混雑。
行列に並んで順番待ちです。

ちっちゃくミジン
階段を下りて、1段手前でフィンを履いてマスクをつけて、レギュを手繰り寄せて。
エントリー、ザッバーーン。
邪魔にならないように少し沖に出て待機。
水面越しに水中を見やると、1本目よりもさらに真っ白。
ダイバーの吐く泡だけが見えます。
揃ったところで、ファイブポイント。
潜降してしばし、目が慣れるまで停止。
すると目の前にはダイバーのグループがここかしこに。
このグループに近寄らないように、沖へ移動開始。
最初は1本目と同じコースどりで行くと、前に先客がいて通せんぼ。
仕方なく、近くを散策。
見るのは、ヒメジとハゼたち。
満を持して先客が放れたところへ行くと、アレ?
ビンがなくなってるぅ。
あたりを探しましたが、見当たらない。
諦めて移動、すると近くで
グォグォグォグォグォグォーーーーーーーーーーーーーーーッ。
大きな轟音が鳴り響いていました。
エラい近いとこ船が通るんやなぁ、と思っていました。
その時はそう思っていました。
沖に出るのはやめて、違うミジンのビンのほうへ。
すると、ビンの外で見張りをしてるかのようにミジン君。
正面に回ってみると中にももう一尾。
両方を撮ろうとしても、片方が隠れてうまいことツーショットになってくれませんでした。
さすがにインターバルが短いのでDECOが出てしまい、長い窒素抜きをしてエキジットしました。
器材をまとめてDSに送迎の車で戻る際、倉田さんから「さっき、地震あったやろ?」
車内は、「あの轟音は地震やったんやぁ」と各々話合いました。
DSに戻って、器材を洗って水気切り。
本来ならこのまま干しておくのですが、朝の時点ですぐに片付けて昼飯に移動する予定なので、
ドライを着たままシャワーを浴びていっしょに塩抜き。
着替えて、器材を片付けして、車に積みこみ。
そして、串本駅前へ。

カツオ茶漬け満腹定食
そう、今日はカツオ茶漬けを食べに行くんです。
駅前はわかっていたのですが、見落としてあたり一周。
ようやく見つけて店内へ。
2人なのでカウンター席へ。
メニューを見て、「カツオ茶漬け満腹定食二つ」注文。
お盆いっぱいに載せられて、やってきました。
店員さんより、食べ方のレクチャーを受け、「いっただきま~す。」
まずは丼ぶりでいただくと、温かいご飯に濃いめのたれに滲んだカツオはよく合う。
二杯目はもちろん、茶漬け。
すごく懐かしいお味です。
そして3杯目。
ご飯が少したりなかったので、御櫃を出して「ちょっとだけ」と頼んだら、 御櫃いっぱいのご飯。
せっかくなので全部茶碗に装いで、玉子かけ。
もうお腹いっぱい(^_^.)
これ以上は食べれません。
それからすさみの道の駅でコーヒーブレイクしながらログ付け。
さすがにこのときにソッフンは無理でした。
帰りも混むことなく、無事帰阪。
ヒロさん、おつかれさまでした。

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