はじまりは、4月のオフ会です。
そのときに、むーさんから「GWに白浜行こうかと思ってます。」
私「奇遇ですね、そのへん、手伝いで白浜居てると思います。」
大ちゃんからも「GWあたりで慣らしで潜っときたいです。」
私「二人も集まれば、ツアー企画します。
GWなので、宿がもう空いていないと思うので、普通と違ったツアーになりますが、よろしいですか?」
お二人「ハイ!(^^)!」
ってことでツアー成立です。
DSは問題なかったのですが、宿は何処ともいっぱい。
仕方なく、いつもの定宿になりました。
急なお願いにも関わらず、いつもいつもありがとうございます^_^。
ツアーの前にBBQがあり、むーさんと大ちゃんには大方のツアーの内容をお伝えしたところ、
むーさん「せっかくの泊りやし、1日目は3本潜りましょか?」
お二人ともエンリッチドエアSPを取得されているので、もちろん3本目はナトロックスに決定。
あとは当日を待つのみ。
前日のTVでは、GWの交通渋滞を模様をニュースで流しています。
知り合いのショップのfacebookページには、阪和道の事故で現地到着がかなり遅れてしまった、と。
GWって事故多いよね。
去年も白浜に向かう途中、反対車線で事故があり、通行止になってたなぁ。
そんなこともあり、今回の集合時間はAM5時にしましたぁ。
当日の朝、時間前にはお二人とも集合いただけて、ありがたい限りです。
荷物を私の車に積み替えて、出発です。
さすが、GW──出発間なしから、結構な交通量。
SAも駐車場に車がいっぱい、行楽シーズンらしくキャンピングカーを何台も見られました。
途中、コンビニによって、昼食が遅めになるので朝飯を調達。
無事、DSに8時前に到着──さすがGW、思ってたよりも時間がかかりました。
私たちが到着してまもなく、阪和道が事故渋滞になったそうです。
早めに出発していて正解でした。
器材を車から降ろして、港に持っていけるように纏めて軽トラックに積み込み完了。
施設案内をしてから、昼食兼休憩です。
日差しが施設内に差し込んでいてキモチいい~。
お腹がいっぱいになると、睡魔が...。
ヤバイヤバイ、そろそろ時間なので着替えねば。
そのころには、少し風も出てきて薄曇りに。
なんとなく、ドライがちょうど良さげなカンジ。
時間になったので、港へ移動開始。
桟橋に並べられた器材を持ってボートのそばでセッティング。
残圧チェックして、積み込みました。
1本目「北の根」
ポイントにつくと、アンカー投錨。
2年前の台風で外れてからブイがないそうです──知らなかったぁ。
人数の少ない私たちから、お先にエントリー。
南の根に投錨されたアンカーラインを使って潜降。
水底で集合して移動開始、もちろん北の根へ。
朝一なので透明度もまあまあです。
ゆっくりアーチに行ってみるとありゃ、何もいないし。
ミナミハコフグygはいましたが、撮れず仕舞。
キンメの群れを期待してただけに残念。
ゆーっくりと北の根を一周。
根の上に小さなタカサゴの群れ。
もう一周しようかと思いましたが、ちょうどほかのグループが向かってきたので、南の根のほうへ。
砂地に小さなマハゼが見れる程度でした。
南の根に到着すると手前で講習をしてるグループがいらっしゃたので邪魔にならないように遠巻きにやり過ごして、オーバーハングになってるところまで来ると何か大きな物体発見。
近づいてみると、貝の部分だけでも50㎝ほどある、大きなホラ貝。
売り物になってるものは見たことありましたが、生きてるものは初めて。
デッカイ身もあり、黄色と黒の縞模様の長い触手もあって見るからにカタツムリのバケモノ。
いやはや、驚きました。
そのあと、南の根を散策。
これといって、何とも出くわさずに終了。
出だしは、のんびりめにしときましょう。
港に戻って、タンクを交換して、トイレ休憩。
近くのトイレで用を足して、足湯。
ウェット派のむーさんは、足湯に寝そべって暖を取られていました。
続けて2本目「色津」
1本目ほどはボートも混雑しておらず、半分ぐらい。
しかし、ポイントに着くと他のボートもこれから、状態。
結局は水中は多め、です。
用意できた人からエントリー。
アンカーで集合して移動開始。
アーチに行こうかとしましたが、対面から来られていたのであきらめて大回りして根を回遊することに。
水路に来ると、他のダイバーたちで煙幕状態。
近づかないようにして少し中層を泳ぎながら、移動。
透明度もイマイチなので、岩場の中に何かいないか探すも全く。
いつものクリーニングステーションに行くとトラウツボを発見。
クリアクリーナーシュリップでも探そかいなとしてみたが、他のグループと合致。
あえなく撤収。
根から離れ、砂地へ。
砂地もそれほど何かいることもなく、アーチに戻ることに。
アーチには、コロダイ、チョウチョウウオ、ハタタテダイ、ミノカサゴ、ウツボと一番魚がいたような。
他のグループと交錯する形になったので、アーチを出て透明度のマシな根の根の上に移動。
すると、キビナゴの群れがキラキラ光って右往左往。
小さなタカベも見れました。
安全停止のため浮上を開始、アンカーラインには他のグループが群がっていたのでボートに吊り下げられた安全停止バーまで泳いで窒素抜き。
エキジットして他の方の邪魔にならないようにボートの前のほうへ器材を移動。
港に戻って、器材を下ろして、タンク交換です。
3本目は奮発して、エンリッチ。
安全潜水のため、DCの設定はエアーのままで。
器材をまとめて桟橋の端に移動させて、DSへ。
ドライスーツ越しに塩を落として、休憩です。
むーさんはウェットのままお風呂へ直行。
先に私たちは昼食をもらいに、番屋へ。
さすがGW、人がいっぱいでてんやわんや状態。
刺身を切ってそのまま盛られる、海鮮丼。
あとは、みそ汁をセルフで入れて、休憩室へ。
むーさんも見栄えの良い海鮮丼を携えて、着席。
むーさん「大盛りにしてもらった。
ご飯ついでもらうときに、大盛りお願いできますか?頼んだら、やってくれた。」
なるほど、そういう手もあったんだぁ。
いっただきまーす。
さすが獲れたてのことだけあって、身もプリプリ。
おいしゅうございました!(^^)!
お腹がいっぱいになると、やはり眠気。
お二人には、ちょっと失礼して甲羅干し。
ほどよい日差しの中で潮風が心地よく、15分間寝落ちしていました。
休憩時間もそろそろ、なので着替えて用意開始。
ぞろぞろと港を歩いてボート停泊場所へ。
ちょうど前の便が帰ったところで、荷物の積み下ろしをお手伝い。
ボートが空になったところで、私たちの器材を船首のほうへ積み込み完了。
3本目「沈船」
ポイントに到着も一発でブイを引っ掛けきれず、ヾ(:3ノシヾ)ノシ。
ようやく、係留できたところで用意開始。
準備のできた人からエントリー。
さすがこの時間にもなると人濁りが。
10mほど潜ってようやく沈船が確認できました。
全員集合したところで移動開始。
ヨスジフエダイが小さな群れでいましたが、右舷側からとくにカエルアンコウを探すつもりで行くも、ウミウシばかり。
船内はハタンポ、クロホシイシモチがちらほら程度。
船室の下のほうを覗くとクエがいてたんですが、入れないし、外から撮ってもハレーションでなにやらわからんのでやめました。
気が付けば、大ちゃんが船内探索されていました。
左舷側にはマアジ、シマアジがちらちらみられましたが、ハマチは全然。
船尾下には、コロダイが何匹もいました。
沈船を2周ほどして、そろそろいい時間。
せっかく濃いO2なので安全停止中、ばかばかと吸って窒素抜き~。
エキジットすると薄曇りだった天気も日差しが出てきて良いカンジ。
先に上がった特典、タンクをバラして片付け。
港に戻って、軽トラックに器材を積み込み、先にDSへ。
ドライスーツの塩抜きをして、手っ取り早く脱いで水切り。
器材も明日使うのでそのままシャンシャン。
DSのご厚意により、器材倉庫に置かせていただけました、ありがとうございます。
温泉につかって今日一日の疲れを流して、さぁどうしましょ?
ログ付けは明日纏めて、ということで宿へ。
荷解きはほどほどに繁忙期を考慮して早めに夕飯をしようと、
焼き肉屋さんへ。
扉を開けると、マスターが「営業まだなんです。」
18時営業開始だそうで、テーブル席はもう予約でいっぱい、だそうでカウンターならOKもらえたので、
私「カウンター席で3名お願いします。」
1時間近く間が空くことになり、散歩するにしては殺風景なところなのでスーパーに寄ってビール買って宿で時間調整することに。
もちろん、なぎさビールを購入。
──宿になら、ビンの蓋オープナーぐらいあるだろうと
思っていましたが、ちょうど女将さんがお出かけ中で、家探しするわけにいかず──
車からこの日のために買っておいたネジザウルスの登場です。
なんなく、蓋をあけて、カンパーイ。
スーパーで買ったアテを摘んで、2本目へ。
ダイビングの後のビールは格別です。
そうしてる間に18時になったので、お店へ。
開店したばかりのお店に入ってまずは、「生ビール3つ」
そして、改めてカンパーイ。
焼き肉はもちろんのこと、サイドメニューも美味しいものばかり。
大ちゃんが「ウツボ食べたことないです。」でウツボ料理2品注文。
ウツボの美味さに堪能されておりました。
じゅうぶんお腹いっぱいになったところで、地元のスナックで飲み足し。
白浜の夜は盛り上がりました。
翌朝、まだまだアルコールの分解してる最中、起床。
そして、朝食──ココの朝食はボリューム満点です。
全部は食べきれず、残してしまいました<(_ _)>。
荷物を片付けて、DSへ出発。
海岸沿いに車を走らすと、ジョギングをしてる人はいるものの、まだ静か。
どことなくドコとも昨日は遅めだったのかしら?
DSの駐車場に到着、荷物を更衣室に運んで器材庫におかせてもらっていた器材を運び出して軽トラックに。
スーツは少しでも乾くように日向にあてて干しておきます。
時間までまったりと過ごしてる間なく、準備開始。
今日は南風がキツく海にうねりが入ってきてるそうで、沖のポイントは行けないそうです。
自然相手に遊ばせてもらっている以上、それも仕方ありません。
謙虚さが必要です──映画「ダーク・タイド」参照──
港に着いて、自分の器材を取ってボート際でセッティング。
残圧チェックして、積み込み。
今日もボートは満載です。
少人数な私たちは昨日同様、船首側です。
1本目「千石」
他のチームがAOW講習(ディープSP)するようで、水深の取れるコチラに。
千畳敷の手前でアンカリング。
上から見ると、キレイに根の形がハッキリクッキリ。
準備のできた人からエントリー。
入ってみると、ドロップオフの水底もキレイに見えてます。
何にもいない、のが確認できてしまってます。
アンカーで集合して移動開始。
まずはドロップオフを潜降しているとキビナゴの群れが右往左往、少しは期待できるかな。
水底をゆっくり進むも何も。
30mほど行って折り返しです。
ジグザグに戻るも何も出てきませんでした。
根まで帰ってくると壁伝いに移動。
このころになると、他のグループとも交錯。
魚よりダイバーのほうが多いんじゃない?
根の上に移動して、散策。
イシガキフグが表層を泳いでいましたが、一定距離しか近づけないのであきらめました。
そのあとも、私たちと等間隔を維持するようにいてましたが。
キンギョハナダイやソラスズメの小さめの魚がいてて、彩を与えてくれています。
キビナゴがずっと湧いていて日の光で銀のカーテンのようでした。
エキジットのピークに遇わないように早めにエキジット。
ボートに上がると、日差しが眩しい。
港に戻ってトイレ休憩のあと、続けて2本目です。
2本目「沈船」
他のグループは記念ダイブされるということで、私たちは先ににエントリー。
入ると明らかに冷たいし、濁ってる。
うねりの影響で浮遊物が巻きあがり、潮の入れ替えがないようです。
薄ボンヤリした海中を行くと、ようやく沈船に到着。
昨日のパターンで行動開始するも、アレ?
ウミウシも魚も少ないし。
船内に入ると1m近いヘラヤガラがじっとしていてこれぐらいデカいとダイバーなんて我関せず、状態です。
2周半ほどしたものの、目ぼしいものもなく浮上することに。
安全停止していると、アカクラゲが稚魚を引き連れてゆ~らゆら。
この時期らしく、フォトジェニックにお目にかかれました。
エキジットして器材をバラしてまとめても時間がありまあまるほど、記念ダイブのチームが上がってこられました。
さすがエンリッチ、長いわぁ。
これで2日間のダイビング終了です。
DSに戻って、器材の塩抜きして水切。
ドライスーツもシャワーを浴びて塩を落として、やっとこ脱げます。
冷えたようで、湯を足して温泉に長めにつかりました。
あとはお待ちかねのお昼ご飯。
昨日同様、番屋で食券を渡して新鮮な海鮮丼──むーさんと大ちゃんはご飯を大盛りにしてもらっていました。
今日は鯛のアラ煮つき。
これがまた、美味かったぁ。
そのあと、ログ付けをして、器材を片付けて撤収。
帰りにとれとれ市場に寄りましたが、こんなにも人いるんだというぐらい混雑。
ゆっくり食材選びできず断念し、むーさんと私は外でペプシコーラ飲んで時間つぶし。
買い物を済まされた、大ちゃんと合流し、帰途に。
高速まではほぼ順調、しかしここからがGW。
途中、印南―広川までは国道42号線に下りましたが、阪和道でまたしても、、、。
それでも早く出発したので、洗車して帰っても22時でした。
書ききれないこともたくさんあって、それは参加された胸の内に(笑)
とっても楽しいツアーとなりました。
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