ミノカサゴ
misakoさん撮影
昨年11月以来ですから、7か月ぶりの田辺です。
間が開いて申し訳ございません<(_ _)>。
6月に入りいよいよ、ダイビングシーズン突入です。
慣れ親しんだ田辺で、しかも参加者が少ないこともあり、おNewなウェットの初おろしをしようかと。
先週、と言っても月曜日ですから6日前には粟国で潜っていたのでじゅうぶんウェットで、という気持ちでした。
ところがところが、です。
今週のステイドリームさんのブログを見てしまうと、その気持ちも q(゚д゚ )↓sage↓。
ガマンしてウェットで潜って風邪ひいたら、元も子もないのでいちおう、ドライも海に持っていくことにしました。
もちろん、低水温でも耐えれるように、セミドライ風ウェットなので、その試用にはもってこい、のはず?
天気予報では梅雨入りしたものの、当日は雨のち曇りの予報で少し楽観。
2日前にmisakoさんからメールで「メンテナンスに出してたんですが、インフレーターが壊れてます。BCレンタルお願いします。」
内容に?でしたが、とりあえずレンタルBCも積み込んで準備OK。

ニシキウミウシyg
misakoさん撮影
当日の朝、曇り空とあって朝日は見られませんでしたが、薄曇り状態で明るめ。
misakoさんをピックアップして現地へ。
道中、件のBCのお話を聞いて、「そんなことあるんですねぇ。」
今回レンタルBCは、misakoさんのBCとタイプの似たものをご用意しましたので。
行程はスイスイと──前回の車でのツアーはGWだったので、雲泥の差でした。
しかし、高速道路が新料金になって、初のツアーですがホンマ値上がり具合ハンパないねぇ──交通費見直しせねば(・´з`・)。
いよいよ、現地到着のころには、にわか雨というよりも、シトシト雨。
「今降ってても、ダイビングの時に上がれば、良いですね。」と自身鼓舞しもって。
雨の中、セッティングはツライので、先に港へ行って、車のバックドアを雨除けにしてセッティング。
それからお店に荷物を持っていくため、DS前に車を停めると、見慣れた風景が一変。
ちょうど社長がお店から出迎えていただいて、「車、ココとめて良いよ」と。
お店前にあった家がなくなり、砂利とコンクリート舗装に。
社長「ちょうどもともと借りていた土地の契約更新やったのでそれを機会に店前の土地買うてん。コッチのほうが便利やし。」
駐車場と器材洗い場がお店前に移動してより便利!!
台数は限定されますが、港に駐車しなくても近くに車が置けるのは良いです。
そして、私も新調したウェットを試すことに決定。
今日のボートに乗られる方の集合が早かったので出港も30分早めて出発です。

ピカチュウ
misakoさん撮影
1本目「ショウガセ」
今日は人数も少なく凪なので、小さいほうで。
ほぼ波のない水面を進んでいくと、ポイントには、釣り船のみ。
良いカンジじゃん。
アンカーを投錨して、用意開始です。
misakoさんにとって、ショウガセはちょっとトラウマがあるので、カメラを入念にBCに取付て、 エントリー。
着水後、体勢を整えて、OK──しっかりしたハンドシグナルは模範的。
水中で集合して、移動開始。
根の上は、キンギョハナダイ、ソラスズメが乱舞していて華やか。
まずは、暗闇へ。
水深を落とすと水温が下がり、上腕部に冷たさが染み入ります。
体幹部はインナー付きでほぼ水の侵入がないため、堪えれます。
水底に着底し、辺りを二人で捜索するも当てにしていたものが見当たらず。
ニシキウミウシyg
misakoさん撮影
仕方なく、壁沿いに移動しながら、根の上に。
コガネヤッコが産卵期にはいってるためにやたら、威嚇してきます。
それが面白いようでmisakoさんはシャッターを切ってました。
イソギンチャクの群生には、小さなクマノミがいっぱい。
イソギンチャクの触手の太さと同じぐらいなのですぐに隠れられる。
そうこうするうちに、根の上にダイバーがチラホラ増えてきたので、ボチボチ戻ろうとしたところ、社長にピカチューを教えてもらいました。
その前に撮影していた人がエラい熱心に撮影しているので覗くと、ピカチューに本物のピカチュウのガチャポンを並べて撮ってました。
なるほど、おもろい。
深場に行ったので長めの窒素抜きをしてエキジット。
すると、私たちが入ったときは居なかったダイビングボートが3隻も。
いつのまにやらこんなに来てたのね。

ミノカサゴ
misakoさん撮影
港に戻ってタンクを交換し、引き潮で水位の下がったため横の大きいボートに移っての乗り降りです。
温かいシャワーは浴びて塩を落として着替え。
昼食です。──チキンカツ弁当が意外に人気で私は焼き肉弁当をチョイス。
お腹いっぱいになるとウトウトしがち。
あっという間に次のダイビングです。
着替えを済ませるころには、しとしと雨。
どっちみち濡れるから良いや、とは思えません。
「この調子なら器材洗って干す意味ないからそのまま片付けましょか」と。
1本目同様に早めに出発です。

ミミックオクトパス
misakoさん撮影
2本目「南部出し」
てっぱんポイントです。
このごろ砂地にツバクロエイやカスザメが出没してるそうです。
なので、それ狙いで。
時間が早いせいか、今回も私たちのみです。
ブイをとり、準備開始。
エントリーして、下で集合し、移動開始。
まずは水路を抜けてまっすぐ砂地方面へ。
砂地といってもホンダワラが繁茂していて野原といったカンジ。
けっこう直進しましたが、エイやサメの姿なく諦め、根のほうへリターンしかけたら、穴ぼこから目がふたつ、私と目が会いました。
ライトを当ててみると、おっと、擬態が得意なミミックオクトパス。
さらに穴に沈み込もうとしたので、差し棒でちょんちょんとしたら、怒って泳ぎ始めました。
スルメの一夜干しかというぐらい平たくなって泳いでもう少し大きい砂穴に逃げられてしまいました。
ふと周りを見渡すとホンダワラを住処に稚魚がわんさか。
小さすぎて何の稚魚か判別できないほど。
そのうえを獲物を狙ハンター、マダイがウロチョロ。
イサキの群れも現れて、稚魚を食ってるようです。
生態系の縮図ですねぇ。
マツバギンポ
misakoさん撮影
このあと、根に戻り安全停止がてら、マツバギンポを探し。
上がり際には、タカベが右往左往。
後から聞いたら、その後ろにブリが追い回していたそうです。
エキジットしてみると、またもやボートだらけ。
そりゃ、水中でダイバーばかりのはずや。
そして、青空。
今頃かぁ~い。
ってことで港に戻って、器材を洗い水切、できるんかぁーい。
そのあいだに温泉。
冷えた身体には効く温かさ──気持ちイー。
このあとログ付けをして器材を片付けて帰途へ。
おつかれさまでした。
水中はベビーブーム真っ只中、賑わってますよ。


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