今年こそは必ず、、、。
人生には3つの坂があります──上り坂、下り坂、まさか。
昨年はその、まさかまさか、の荒天のため中止──それもその日だけ、って。
リピーター率の高い人気ツアーだけに今年もほぼ去年の参加者予定の方々が早速の参加表明。
今年もGW明けには満員御礼。
即行、DSに予約です。
ツアー開催直前でのキャンセルが出ましたが、人気ツアーだけに募集かけた翌日には参加表明いただける具合。
昨年10月以来のサードシートの活用です。
先週の串本ツアー明けの車内清掃でシートアレンジ変更しました。
梅雨が明けた途端の酷暑。
何の心配もない気圧配置です。
前日にDSのWEBサイトで明日の出港予定を見るともちろん、出港です。
早速、facebookグループに投稿。
グループに入っていない人には、メールで決行メールを送信。
夕方になって、グループに入っているお二人から、ピックアップ、開催の有無についての問いあわせが。
周知しているつもりができていなかった事実。
──今後は、メンバー全員が見れるメンバー掲示板に投稿するようにします<m(__)m>。
当日は2時起きということもあり、21時に就寝。
当日の朝(真っ暗闇の中)、起床。
ほぼ予定通りに出発し、まずはきょうこさんをピックアップして集合場所で待つarakiさんのもとへ。
このときに思いの外、遅れてしまい、全てが心太方式で遅れてしましました。
待ちわせの時間に行けなくて申し訳ございませんでした。
ただ今回は、30分ほど余裕をみたコース取りだったので、予定時間までには到着。
もちろん、やっしーさんは先に到着されていました。
車を駐車して、器材を降ろして軽トラックに積み替え。
DSの大西さんから「今日はダイバーズ・ハイさん、ボート貸し切りじゃけぇ。」
ありがとうございます。
今回、初めての人にボートの説明をして器材を積み込み。
出港まえに器材のセッティングして忘れ物がないかの確認も。
そして出港です。
大西さんから、この前の大雨で港が大変な被害だったことの写真を見せてもらいながら説明を受けました。
港を出るころに自衛隊の艦船──サマーフェスタで見学客を乗せて港湾内遊覧中──1隻は見られましたが、残念ながら潜水艦はみられませんでした。
40分ほどで冠島に到着。
そこから海況の良いポイントをリサーチ。
そしてポイントが決定しました。
1本目「チョウベイグリ」
近くには釣り船が3隻ほど停泊してるところを見ると、期待できます。
大西さんより「上級ポイントなので、絶対に潜降ロープを離さないように」指示を受け、皆に徹底。
大西さんが先にポイントの状況を確認しに水中へ。
私たちはその間に器材を装着。
準備のできた人からエントリー。
皆指示に従って、潜降ロープで降りていきます。
私も一番最後にエントリー。
軽く流れていますが、ほどよいカンジ。
根の上で集合して、移動開始。
のはずが、ガイドが大きくこっちこっち、と合図をするものの、誰もガイドのほうを見ず団体がまとまっておらず、しばし無法状態。
一人ずつあっちと振り向かせてようやく。
──まるでロープをもって潜降することに目的を達成したかのようで、これからなんですよ。
スロープ状に下ってすぐに水路にでるとイサキの群れの先に出ました。
カンパチの群れ。
10数回、目の前を右往左往して離れていきました。
水路に沿って移動。
辺り一面のスズメダイ。
そこにときどきイサキの群れが通っています。
もう一度、カンパチの出たところに戻ってみると、また現れました、カンパチ。
このあと、エントリーポイントに戻って、自由時間。
それぞれにウミウシやコケギンポを観察したりして過ごしました。
私は先に上がる人のフォローで一旦水面まで上がると、温泉状態。
気持ちよくて下には下がれません。
全員が上がってから、最後にエキジット。
休憩のためいつもの宮前に。
着くなり、サミーさんが即ザバーン。
あまりの暑さにクールダウンしに皆、海へ。
スノーケリングです。
クールダウンできた人から上がって昼食です。
差し入れでシロイカを捌いていただいて、美味しく頂きました。
このあともスノーケリング。
ストラップフィン使用者の☆サミー☆さんが「フルフットを試してみたい」ということで足サイズがいっしょだったこともあり、即席フルフットフィンモニタ会開催。
いろんなフィンを使えるのはこういう機会だからこそ。
気に入ったフィン、ありました?
ほどほど泳ぎまわったことでボートに戻って、次のダイビングのポイントへ。
大西さん「次はゆっくりできるトコにしよか。」
2本目「トドグリ」
エントリーすると、すぐにアーチへ。
その手前でサーモクライン。
勇気をふりしぼって、進入。
そこを抜けると広い広場のようになっていて右手には階段状の海中遺跡。
なだらかに水深が落ちていく手前で全員待機。
回遊魚狙いです。
目の前には一面にスズメダイ、手前にイサキの群れと動画を撮っていると、来ました。
ブリの群れ。
大きなスクリーンに広がる大パノラマ状態。
一旦、沖のほうへ行ってしまいましたが、イサキを撮ってる私の背後からまた出現。
今回は長いこと癒してくれました。
このあと、地形を楽しみにながら、散策。
しかし水温22℃についつい水深は皆より5mほどあげて移動。
エントリー場所まで戻ってきて自由行動になったので一気に安全停止ならぬ、避寒のため水深5mまで。
暖かい。
網についたサザエを観察したり、ウミウシを撮影したり、浮遊感を楽しんだりと各自過ごされました。
全員がエキジットしたのを確認して私も最後にエキジット。
そして第一声「いやぁー、群れスゴかったですね。」
器材を片付けてメッシュバッグに放り込んでウェットも脱いで、帰りましょう。
港に戻ってすぐ近くの舞鶴かき小屋「美味星(おいすたぁ)」さんでかき氷を食べてのどに潤いを。
お一人だけ渋くタコ串焼きにハイボールを注文。
美味しくいただきました。
このあと男性陣にお手伝いいただいて、濡れたメッシュバッグにビニールを被せて車に積み込み。
塩まみれの火照った身体をリフレッシュするため、恒例の温泉へ。
「それじゃあ、風呂上りに軽くログ付けするので、ログブックを持っていってください。」と言って皆が温泉のほうへ。
私は座席のシートを外してから遅れていくところでした。
arakiさんが「財布がない!」
カバンの中を何度探してもないらしく、「もしかしたらボートに忘れてきたかも?」
DSに電話をして港に残っているスタッフを確認してもらうにお願いしました。
有る無しどっちにしても港に行かないことにはならないのでarakiさんと車で港に向かいました。
するとDSから着信、「スタッフにボートとお立ち寄りのお店も探させましたが、ありませんでした。」との連絡。
arakiさんががっくり頭を落として、ふと座席の隙間に目がいったとき。
「財布あった~っ!」
なんと燈台下暗し、こんなトコにあったなんて。
直ぐにDSに電話をかけて財布が見つかったこと、不注意でご迷惑をかけたことをお詫びしました。
そこからUターンして温泉へ。
往復30分ほどかかったので、私はシャワーだけ浴びて塩を落として出ました。
もう4名ほど飲食コーナーで寛いでいらしたので、さきに券売機で買われた家族連れに倣って、私は今日2杯目のかき氷(ブルーハワイ)を注文。
このあと軽くログ付けをして、さっきの話で盛り上がりました。
大きいタンクでいっぱい吸ったから窒素溜まってるのが原因、ということで落ち着きました。
温泉を出たところでやっしーさんとお別れをして帰途へ。
このあともいくつかのハプニングがあったものの、無事送り届けて帰宅。
色んな意味で思い出に残るツアーとなりました。
来年も冠島行くぞー。
ほかに見た生物チョウチョウウオ、ブダイ、カサゴ、アナハゼ、キイロウミウシ、ミノウミウシ、シロウミウシ、ミノウミウシ亜種
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