2018年7月15日

西日本各地での大雨で被災された皆さまならびにそのご家族に心よりお見舞い申し上げます。
皆さまの安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 
大雨で海況も大変心配でしたが、徐々にですが回復傾向のようです。
海の日の連休、ってなかなか集まらないもので、結局トライアル参加のおひとりのみとなりました。
弊サークルは、おひとりでもダイビングに行きたい人がツアーを開催しております。
──ダイビング難民にならないよう、ダイビングできる機会を提供します。──
梅雨明けした途端の炎天下。
台風8号が発生しましたが、関西には3日ほどうねりの余波があった程度。
この長雨、うねりで透明度は期待できないものの、潜れます。
今回は梅田待ち合わせなので少しゆっくりめの出発です。
時間通りにピックアップをして高速へ。
連休にもかかわらず、朝は空いてました。
時間通りにDSに到着。
器材、荷物を降ろして、先にセッティング。
残圧チェックして問題ないことを確認してから、お店に入って休憩です。
2便からダイビングなので小一時間余裕があります。
その間に朝食──おにぎり3個は少し多かった。
出港がおしてて、午前11時になる模様。
ウェットスーツも着て用意をしていると、他のグループが港へ行くのでその序でに港へ。
すると、私たちのボートがちょうど帰ってきたところで、まだ出港しない、とのこと。
DSに戻るか、ボートに留まるか、でボートで出港まで待つことに。
幌があって日陰のうえ潮風が吹いて涼しい。

1本目「備前」
ポイントが近いので出港と同時にウェットスーツを全部着込んで準備。
私たち二人だけなので、のんびり準備。
船尾からジャイアントで。
　　　まだまだ大雨の影響からか、少し白っぽい。
ブイロープを目がけて潜降して集合。
　　　アザハタのほうへ。
しかし、アザハタが中層に散っていたので諦めて、ゆっくりエントリーポイントまで。
途中、アカヤギに棲ガラスハゼを発見、ライトで照らしてるところと違うところでガラスハゼを見つけたようで、撮影のために安定させようとそのヤギを左手でホールド。
アチャ(~_~)、捕まらないよう、ガラスハゼは下のほうへ逃げていきました。
アカヒメジではなくオジサンの群れ。
根に戻って散策、ウミスズメが枝サンゴにこっそり隠れています。
根の周りをゆっくり2周してエキジット。

DSに戻って休憩です。
さあお弁当食べましょうか、という段になって、船長から「続けて行きますか？」
ウェットを脱いでからだったので、「あいだ置きます。」
昼ご飯を食べてたら、デザートにスイカ──甘くておいしかった。
次のダイビングまで小一時間以上あるので、お昼寝タイム。
ウッドテラスで大の字に。
陽射しはキツイですが、潮風が心地よい。
30分ほどのんびりして、ウェットに着替え。
ポイント選びでどこにするか？となって今一番熱いポイントに、となりました。

2本目「グラスワールド」
ポイントに着きましたが、深いほうのブイは2艘ほどボートが付いていたので浅いほうへ。
係留してまもなく、他のボートも数珠繋ぎ──さすが人気ポイント。
ボートの数でも水中のダイバーの多さを見てとれます。
エントリーすると、やはり水面は白っぽいまま。
下で集合して、深いほうの根を目指して出発。
やはりそこらじゅうにダイバーグループが散見できます。
その根の手前のイソギンチャクにクマノミがあまり活発に出入りしていないようなので覗きこむと無数の卵。
しかも卵の中で目ん玉が光っていてカワイイ。
親クマノミが盛んに胸鰭を仰いで新鮮な海水を送り込んでいます。 しばらくじーーっと観察。
私のデジカメではキラキラ感は出ても卵の中の様子を撮影できない。
こういう時は一眼かTG-5が欲しい、と思う今日この頃でした。
このあとカエルアンコウさんにお会いできて真正面から撮影させていただきました。
ちょうどベビーブームなんでしょうね、 タテスジヘビギンポもお腹をパンパンに孕んでいました。
決して食べ過ぎではない、と思います。
案外、エアが残っているのでカメ探しにシロコロサンゴのほうへ。
カゴカキダイの群れはいたものの、残念。
近くのイソギンチャクで今度はまだ産み立てクマノミの卵──オレンジ色。
こちらも親がけんめいに胸鰭で仰いでいました。
ちょうどエキジット時間が重なったため、長めの安全停止。
上がってみるとけっこう冷えました。

DSに戻って器材を水洗いして水切りです。
水切りのあいだにシャワー浴びて塩気をおとして、着替えて軽くログ付け。
このときに初おろしのデジカメで撮った写真で見た生物を確認。
トライアルの方はこれをやりたかったそうです。
そのあと器材を片付けて車に積み込んで帰途へ。
その時点で17時を回っていました。
すさみの道の駅でソッフンを食べるつもりがもう閉店してたΣ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ。
このあとは連休の洗礼を浴びて帰宅したのは午前様。
おつかれさまでした。

ほかに見た生物：ナガサキスズメダイ、ミギマキ、 タカノハダイ、アオブダイ、オジサン、シマウミスズメ、コロダイ、チョウチョウウオ、ルリスズメ、アカマツカサ、オトヒメエビ、サラサエビ、アオウミウシ